仕事に学歴は必要?7人に1人が中学受験に挑む現実。教育費は500万円増

学歴、教育費pexels-photo-324129

1都3県の子どもの7人に1人が中学受験に挑んでいる。

※1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)

購読している日経ヴェリタスに「中学受験、費用と効果は」という記事がありました(日経電子版無料会員に登録すると購読できます)。

以前もテレビで見たことがあったのですが、学歴があることに対する親の思いはとっても強いと思います。

それでも、中学受験の費用を考えると、目が飛び出る金額というのにもビックリしました。

中学受験をさせて、高い学歴を手に入れる。

スポンサーリンク

私立中学高校で+500万円の教育費準備が必要

文部科学省の調査によると、高校卒業までの15年間の教育費は、

●中高が私立の場合、平均955万円

●小学校のみ効率の場合、1,040万円

となっており、すべて公立の場合は500万円程度と考えると、

私立中学・高校に行かせることで、500万円+アルファの教育費がかかることがわかります。

500万円となると、中学までの生まれてからの12年間で換算すると、年間約42万円、月35,000円を余分に積み立てる必要がある計算です。

た・・・高いっ・・・・!!

最低でもMARCH

記事によると、最低でもMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)に進学させるには、公立の中高に行くよりも、私立の中高にハードルが低いのだそうです。

関西で言えば、関関同立でしょうか。

確かに、全員がとは言えませんが、高学歴のほうが大企業への就職がしやすいですし、生涯の賃金水準も高いようです。

厚生労働省の統計によると、大卒・大学院卒の給料が圧倒的に高いことが分かります。

H28賃金構造基本統計調査2

H28賃金構造基本統計調査より作成

先日、日経の電子版「マネー経済所」の記事『「学歴なんて関係ない」の真実 生涯賃金これだけ違う』がとっても興味深い分析をしています。

大卒の生涯賃金は他と比べて4000万円高く、東大卒は大卒平均と比較して2億円近い生涯賃金の差があるというものでした。

ひょえ~。

仕事に学歴は必要か

仕事をしていくのに学歴が必要かという当然ながらそうではないですね。学歴で仕事ができるほど甘くはありません。

ただ、学歴はあるほうがいいと思います。

私の会社にも、東大卒、京大卒、MARCHなど超高学歴の人もいます。感じるのは、やはり基本的能力の高さはスゴイと思います。

また、一流と言われるコンサルティングの人たちと仕事をすることもありますが、みな高学歴です。

「頭でっかち」「挫折に弱い」という世間のイメージもあるかもしれませんが、そんなことありません。

また、努力することのできる人たちです。自然と良い仕事を術、努力する方向を肌で感じることができるので、無駄がないんです。

話はそれますが、私は仕事は気持ちだと思っています。やる気です。気持ちを持って、気持ちを入れて仕事をすることが大事です。

つまるところ、人を動かし、組織を動かすのは熱意なんですよね。

ま、やっぱり学歴はあるほうがなにかといいですね。仕事だけでなく、人脈、基礎知識など社会に出てからも役立つことがたくさんあります。

中学受験費用を捻出できるのか

学歴はあったほうがいいですが、それがすべてではありません。

もし、中学受験をしたいと子どもが言い出したら、それは全力で応援したいと思いますが、収入には限りがあります。

子どもには選択肢を用意したうえで、状況も説明し、自分で優先順位をつけてもらいたいと思っています(まだ我が子は3歳なので、しばらく先の話で今は妄想しているだけですが)。

30代~40代の賃金カーブを見てみると、10年前よりも収入が減っているんです。

青線が2016年、オレンジ線が2006年です。2016年の青線が下に来ていますね。

H28賃金構造基本統計調査

賃金構造基本統計調査より作成

子どもの教育費、レジャー費、マイホーム購入など人生の転換期に給料が減っているのは、それだけ貯金余力がないってことですからね。

こう見ると、中学受験を仮にさせるとしても、どれだけの人がお金を用意できるのか?というのを知りたいところです。

ちなみに、日経ヴェリタスの記事を見せて、家族と話し合ってみました。

日経ヴェリタス 中学受験

すると、「中学受験させることができるならさせたい」という意外な意見が出ていました。

むむむ。これはとっても意外な意見でした。

+月35,000円以上の貯金余力がない我が家ですので、いざ中学受験となったときにはお金で頭を悩ましそうです。

早い時期から資産形成はしていくべき

このデータを10年前に知っておくと良かったですが、こう振り返ると、若いときからコツコツ積み立てておくことの重要性がひしひしと分かります。

もし、この記事を読んでくれている20代の人がいれば、なかなか想像できないとは思いますが、10年後のライフプランを見据えて、積立貯金をしておくべきです。

自分たちの選択肢、子どもの選択肢を作っていくための準備と言えます。

20代の頃にしか経験できないこともいっぱいありますので、いっぱい仕事をして、いっぱい遊んでください。

でも、手取り金額の10%~20%は積立貯金をしておくだけで、将来の選択肢が広がるのは間違いありません。

まだ先のことと思っても、時間を味方にした資産形成に勝るものはないと思います。

我が家も「今楽しむこと」を忘れずに、できるだけ貯金を増やすための努力はしていきたいと改めて思いました。

学歴志向が高い親は多いんだなぁ。

ではでは。

≫ 子どもの教育費500万円に向けて運用開始。預金だけではなく時間と資産を活用していく。

≫ 初任給からの後悔。積立投資は「早く始める」「継続する」で資産が増える