35歳で住宅ローンを組んだ場合、定年時にいくら貯金がいる?750万円の貯金をめざしていく

moerschy / Pixabay

20代で住宅ローンを借りていれば、35年で借りても定年のときには完済できる見込みが高いですよね。一方、我が家のように30歳を超えて住宅ローンを組んだ場合、定年を超えても住宅ローンを返済していく必要があります。

でも、定年を超えるとガグンと収入が減ってしまいますよね。

その減った収入で住宅ローンを返していくのは、家計的にも結構厳しいことが予想されます。

今は低金利なので、マイホームを購入するには金利面では適した時期であるとは思いますが、実際定年を超えて住宅ローンがある場合の具体的な金額を知っておきましょう。

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60歳時の住宅ローン残高を確認しよう

60歳を定年とすれば、今35歳の人は残り25年ですね。今から住宅ローンを借りようとすれば、完済時は70歳です。

10年間、しんどい時期があるわけです。

できれば、定年後は住宅ローンを気にせず過ごしたいもの。

ここで退職金を利用して完済というのは選択肢として捨てておきましょう。出るかどうかもわからない退職金をあてにすべきではありません。

シミュレーションツールを使おう

60歳時の残高の確認方法ですが、フラット35が提供しているシミュレーションツールが便利です。

借入金額や金利などの条件を入力すると、試算結果が出てきます。ちなみに、35歳のときに住宅ローンを借りた場合で計算しました。

フラット35(比較)2

プラン1はフラット35S(Aプラン)を利用した場合。プラン2は、変動金利の金利が35年間変わらない場合。最後にプラン3は変動金利で10年後に0.5%金利上昇、さらに10年後に0.5%の金利が上昇した場合です。

最大3つのプランを比較することができるので、単純な比較をしたい時には便利です。また、住宅ローンの諸費用で最も大きい借入金額に対する事務手数料も考慮することができます。

試算結果から資金計画を考えよう

条件を入力して、試算をしてみるとこんな感じです。

フラット35(比較)3

やはり、プラン2変動金利が35年間変わらない場合が総支払額も一番低いですね。当たり前の結果と言えば、当たり前ですが。

金利上昇が今後どのくらいあるかは誰にも分かりません。ただ、35年間金利が変わらないというのは少し楽観的な気がしますね。変わる前提で考えたほうがいいんでしょうね。

プラン3が金利上昇を見込んだ場合ですが、フラット35とあまり変わりません。でも、プラン3の金利上昇を見込んだと言っても、いつ、いくら金利が上がるかは分かりませんし、上がった後に下がることもあるでしょうから何とも言えないですね。

この場合は、例えば、金利が3%上がっても住宅ローンを返していけるという家計であれば、変動金利がいいと思います。

金利上昇のことは分からない、資金計画を安定させたい!という方は、35年間固定金利のフラット35を選択したほうがいいでしょう。

60歳のときの住宅ローン残高はこの金額

このシミュレーションツールの優れている点は、60歳のときの住宅ローン残高を算出してくれることです。

フラット35(比較)4

60歳のときに、プラン1(フラット35S)からプラン2,3(変動金利)であっても、大体750万円前後の住宅ローンが残っているということが分かりますね。

定年の時に必要な最低貯金額が750万円(※)

ということです。

※分かりやすいように、切りのいい数字にしています

これをもっと具体的に考えてみましょう。

35歳で住宅ローンを借りた場合、定年までは25年間あります。この25年間の間で最低でも住宅ローン返済資金として750万円を貯める必要があります。

  • 750万円÷25年=年間30万円
  • 年間30万円÷12か月=月額2万5,000円

月額2万5,000円。これが、定年時に住宅ローンを完済するために必要な毎月の貯金額です。

※試算結果により異なります。変動金利、フラット35でも異なります。

今回の試算は、

  • 35歳で住宅ローンを借りた
  • 定年60歳
  • 借入金額2,650万円
  • 元利均等払

住宅ローンを返しながらも、最低でも月額2万5,000円の貯金をしていく家計を作っていく必要がありますね。

フラット35は、フラット35は金利・手数料が一番安い「優良住宅ローン」、変動金利は住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンを想定して試算しました。この住宅ローンに興味を持った方は、資料請求をしてみましょう。

また、メガバンクでは、三菱東京UFJ銀行(カブドットコム証券経由)で0.58%の変動金利を打ち出しています。

マイナス金利になって、住宅ローン金利は低下しています。借り換えの大チャンス到来です。まず、事前審査を受けておきましょう。

変動金利であれば ➡ 住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンイオン銀行

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時間を味方につけよう

月額2万5,000円はあくまで定期預金もしない場合の想定額です。

25年間という時間を味方につけることで、複利の効果を利用することができますね。この複利というのがお金を増やしていく場合に必要な知識だと思っています。

元金に対して金利(金利①)はつきますが、その次の金利をもらえるときに、元金+金利①を合わせた金額に対する金利(金利②)がつくことですね。

複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。

引用-ウィキペディア

目標金額ははっきりしています。

  • 25年後に750万円

これが貯めるのに必要な金額です。

これも便利な積立シミュレーションツールがありますので、これを活用してみます。

セゾン投信の積立シミュレーションツールを使ってみます。

金利0.2%で25年後に750万円貯める場合

セゾン投信2

今の銀行定期預金は0.2%くらいなので、その金利を使ってみます。

すると、

セゾン投信

25年間で750万円貯めるには、月額24,400円必要との試算がでましたね。

さきほどは、月額25,000円必要ということを書きましたが、金利の力で「月額600円」積立額を小さくすることができます。

わずかですが、年間に考えると7,200円がお金が働いてくれたお金です。25年間で18万円にもなるわけです。

これが複利の力です。

金利3.0%で25年後に750万円貯める場合

金利がわずか0.2%と言っても時間を味方にすることで大きな金額になってきますね。例えば、金利3.0%で考えてみましょう。

セゾン投信4

すると、

セゾン投信3

毎月の積立月額は16,800円という結果になりました。25,000円から考えると、月額8,120円も積立額を小さくすることができます。年間で97,440円。25年間で2,436,000円です。すごい金額ですね。これが、複利によるお金が増えた結果です。

3%という数字は小さいように感じますが、25年という時間を経て、大きな金額になるわけですね。

関連記事 セゾン投信の利回りは上昇!貯金以外の選択肢として持っておく投資方法とは?

年間3%の利回りを目標にしていこう

例えば、月額1万5,000円の貯金を年間3%の利回りで考えば25年後には700万円以上のお金になるわけです。利息は200万円。

バフェットは利回り20%を超えるすごすぎる投資家ですが、そんなリターンは到底難しいと思います。でも、少額でも時間を使うことで大きな金額になりますね。

住宅ローンの完済時に向けての貯金としては、リスク資産(値動きのある商品)を使うべきではないかもしれません。

でも、住宅ローン以外にも教育費などお金がかかったりします。

時間は味方にすべきだと思うんですよね。

人気のあるセゾン投信や、マネックス証券岡三オンライン証券などの証券口座で購入できる値動きの比較的安定しているインデックスファンドにコツコツ投資していくのは、お金を増やすという選択肢を持っていいと思います。

値動きのある資産だからマイナスもありますが、預金だけではインフレに負けてお金が目減りする可能性もあるんですよ。

時間を味方につけてみる。

お金を守る・増やすのには、大事なことですね。

【投資信託】セゾン投信(資料請求)【長期投資】

公式 長期投資のセゾン投信

では。

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コメント

  1. ボバ より:

    年利3%イイですね~。
    うちは2014年リスク商品に投資をしても1.68%にしかならなかったので、もう少しリスク資産を増やして年利を底上げして行きたいです。

    セゾン投信も悩んで候補にはあるものの、未だ口座開設すらしていない状況ですw

    お互い、老後のことも視野に入れたライフプランニングをじっくりと考えていきたいですね!

    • ジン より:

      ボバさん
      こんばんわ。
      ボバ家は毎月の貯金ペースがすごいので、順調そうですね。うちはなかなか黒字家計が安定しないので焦り気味です。年間では黒字ですが、
      やはり一番は毎月黒字です。
      ライフプランは毎年年末に見直すので、また、考えたいと思います。

  2. しらいゆうき より:

    >年間3%の利回りを目標

    なかなか堅実な目標ですね。

    一方で積み立て投信を使用する方法は
    ジンさんは可能でも「一般的には」あまりお勧めでないのでは?

    積み立て投信を「初心者向け」と勧めているネットブロガーは少なくないですが
    その人たちには特徴があるような気がします。

    1、大企業のサラリーマンでそれなりの安定収入がある。

    2、単純に投信を積み立てているだけではない。

    3、投資一般に深い知識を持っていて(株・FXトレーダーとは桁違い)
    自分でアセットを組む能力がある。

    4、金銭感覚が優れ、金銭管理が十分にできる。

    結局のところ、単純に積み立てだけしても、定年までに数千万円の貯金を作れる人が、一生懸命勉強して運用している感じです。

    現在、私は確定拠出年金で積み立て投信に参入しておりますが、毎月配分の見直ししていますし、難しいですよ(*^_^*)

    それにだんだん積立金が大きくなるのも怖いです。

    • ジン より:

      しらいさん
      目標利回りは、このくらいが妥当かなぁと思っています。過去の経験からではこれ以上出せていますが、今は含み損もあるので慎重な投資方針です。
      確かに、ただ単に積立をするのでは意味がないですね。
      しらいさんもよく言われています「出口」の意識が必ず必要です。それには、投資経験も必要ですね。
      ただ、銘柄選びは大変なので(面白い部分でもある)、投信という方法は一つの選択肢としていいと思います。
      何事もバランスが必要ですね。
      確定拠出年金は私も興味を持っています。40までには加入しようかな、と。節税効果も大きいですが、資金拘束が懸念材料です。

  3. しらいゆうき より:

    ご指摘の通り、確定拠出年金にとっては資金拘束が最大のデメリットです。

    この問題は私もずいぶん悩みましたが、「10年以内に解消できる」ということで踏み切りました。
    ジンさんのお歳なら微妙ですね。

    20年以上も経ったら、大きくシステムが変わる可能性もありますし、非課税のメリットが縮小される可能性もあります。

    それより、途中で投信が打ち切りになったらどうするんでしょう?

    私は「10年ぐらいなら」と逃げ切れるほうに張りましたが、リスクがないとも言えないですね。

    一方で年金自体は確定給付型から確定拠出型に移行する流れが出来ているように思います。そういう意味では、少しでも早く載ったほうが良いとも思えなくもありません。

    ただ、確定拠出年金はNISA以上に複雑で、知らない間に負けてしまう恐ろしさがあります。

    特に難しいのは、積み立てでなく、利益確定と出金ですね。

    • ジン より:

      しらいさん
      なるほどなるほど。
      あと、私が未だ利用していないのは資金拘束もありますが、利益確定のイメージがつかないことです。
      利益確定のタイミングがあると思うので、一定期間では利確は必要な行為だと思っています。
      もう少し柔軟性がある商品だといいのかもしれませんね。
      NISAは恒常にならないとなかなか使おうと思えないですね。