借金=悪ではない。住宅ローン3,000万円でも、次へのステップに活かす資産になりうる。

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30年ちょっと生きてきて、今年初めて借金をしました。

今まで、車を買ったこともなかったので、印鑑証明書も作ったことがありませんでした。今回の借金で初めて作りました。

借金ですが、私の周りでもほとんどしているいわゆる住宅ローンです。3,000万円くらいあるわけですが、住宅ローンと言っても借金は借金です。消費者金融で借りる借金となんら変わりません。金利が違うだけ。お金に色はありません。

さて、借金=悪という考えの方も多いとは思いますが、私はそうは思いません。

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なぜ借金=悪なのか

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借金が悪だって考えをもってなかったわけでもないんですが、借金という響きがよくないんでしょうね。

借金って言うと、消費者金融やクレジットカードによる借金、友人からの借金を思い浮かべてしまいますが、住宅ローンも借金なんですが、住宅ローンはみなさま積極的に借りていますよね。マイカーローンもそうだと思います。

これが、マイホーム借金とか住宅借金とかで銀行が売り出していたら、借りる人はどんと減っているんではないでしょうか。

住宅ローンっていうだけで、なんだか借りやすくなっている気がします。そんなことはどうでもいいんですが、お金を借りるってどういうことか考えたことがありますか。

この考え方次第では、借金は悪にもなるし、正にもなるわけです。

他人のお金を使う

マイホームを購入するときは、金額が大きいのでほとんどの人がローンを組むわけです。ローンが組めなければ、マイホームは売れません。昔、阪急電車の創業者が沿線住民に家を売った際に月賦(ローン)を認めたのが始まりらしいです。ちょっと脱線しますが、阪急電車の事業モデルはその後、東急も取り入れて、今では各電鉄会社が当たり前にやっていますね。

この住宅ローン。

自分では用意できない他人のお金を使うという考えができます。

他人のお金を使って、マイホームという資産を買うことができる制度なので、非常に優れた制度だと思います。他人のお金を使うってのは、会社では当たり前のようにやっていることですが、いざ、それが家計になるとそういう考えがなくなってしまいますね。

時間を買う

3,000万円を仮に貯めてからマイホームを買おうと思うと、それはものすごい時間がかかります。もしかしたら、マイホームを買うときには、子どもが巣立った、60代になるかもしれません。

それが、ある程度の安定した収入があれば住宅ローンを組むことで、3,000万円の貯金がなくても、家を買うことができます。20代あるいは30代でマイホームが手に入るわけです。

これって、時間を買うってことになりませんか。

時間を買ってまで手に入れるべきものかどうかとう話は置いておいて、時間を買って資産を手に入れるってこともできるわけです。買った資産を売却して、利益を出すこともあります。これは、他人のお金を使って時間を買った効果とも言えますね。

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住宅ローンを35年組むこと

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35年も住宅ローンを組んでも、35年後の家の資産というのはかなり目減りしています。戸建てであれば建屋の価値は0円でしょう。それでも、住むところがあるという安心感はとても大きいことです。

35年の住宅ローンを組むことには賛否両論ありますが、どんな意見も参考意見として聞いておくくらいです。だって、そこに正解なんて書いていませんからね。あなた自身に書かれた記事じゃないからね。

あなた自身が住宅ローンを組んでまで、マイホームを買う尺度ってなんですか。お金ですか。資産を手に入れることですか。子どもとの思い出の場所を作ることですか。

お金だけでは測れないこともあるわけです。返すことができる前提ですが、一概に35年の住宅ローンが悪いってわけではないんですよね。

それに、35年ローンを組んだからといって、35年その家に住むとは限りません。途中で売る選択もあるわけで。

住宅ローンを組むメリット

住宅ローンを組むことでメリットもあります。他人のお金を使える、時間を買うってほかにも、政府もマイホームを買う人には税金の優遇制度を儲けているんです。

住宅ローン減税で所得税・住民税が安くなる

住宅ローンを借りると、その金額の1%の税金が戻ってきます。

住宅ローン

例えば、3,000万円の住宅ローンが年末に残っていると、その1%である30万円の税金が返ってくることになります。当たり前ですが、30万円以上税金を支払っている場合です。

所得税をすべて差し引いても30万円に満たない場合は、住民税からも税額控除をすることができます。年間13.65万円までね。

住宅ローンを適用できるかどうかは、物件によりますので、ぜひ販売会社に聞いてみましょう。イオン銀行住信SBIネット銀行など販売会社が薦めないおすすめ住宅ローンもあるので、住宅ローンは是非調べてみてください。

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住宅ローンを受けるための要件

住宅ローンを受けるためには、誰でも受けることができるわけではなく、一定の要件があります。

それは、自分が住むこと。床面積が50㎡以上であること。

そして、10年以上住宅ローンを組んでいることも条件としてあげられます。中古住宅は耐震性能を有しているかどうかも基準になるので、中古住宅を買う場合は、住宅ローン適用物件なのかあらかじめ確認しておきましょう。不動産仲介業者に確認しておくといいですよ。

適正な住宅ローンの金額とは

年収の6倍までならオッケーだとか、いや5倍までとかいろいろ所説はあるんですが、それもあなたの家計次第です。年収400万円でも、資産が3億円あれば、住宅ローンで4,000万円借りても問題ないでしょう。

年収の何倍までの住宅ローンだから安心ってことはないわけです。

目安はありますけどね。

我が家が考えたときは、年収基準ではなく、可処分所得年収基準で考えました。年収ベースで考えると、そこから手取りは低いのに、いっぱい借りられるように勘違いするおそれもあるんですよね。

その勘違いは何を生むか?

予算オーバーです。

あと50万円多く借りられることができれば、マンションの階数を1階上げることができる・・・あるいは、スペックをあげることができる。そんな気持ちが生まれてくるものです。

だから、予算を確認するさいには、年収ではなく、手取り年収で考える必要がありますよ。

年収700万円の場合は・・・?

年収700万円だと、手取りは560万円くらいでしょうか。

住宅ローンを3,000万円くらい借りるとすると、年収ベースだと4.2倍なのでもうちょっと借りることができるかなって思えますが、手取り年収で考えると5.3倍です。もうこれ以上借りるのはちょっと危険だなって思えるはずです。

年間120万円くらいが住宅ローンなどの住居費だとすると、手取り年収の約20%が住居費です。

このくらいだと適正な金額ではないかなぁと思います。

あくまで手取りで考える。

銀行がもう少し借りることができますよって言ってきても、耳を貸さないこと。彼らは貸すことが生業としています。多く借りてもらえればもらえるほど、金利収入があるので、借りることを薦めてきます。あなたのために言っているのではありません。

我が家は世帯年収が基本700万円くらいですが、残業手当などを含めると上振れします。残業ゼロでも(きついけど)、返せるレベルかなと。

繰上返済は必要か

住宅ローンを借りると、繰上返済を考えます。でも、もう一度、思い出してください。

住宅ローンを借りるのは、他人のお金を使う、時間を買うというメリットがあること。繰上返済はこのメリットを放棄することにもつながります。

住宅ローンを借りた直後は、現金支出も大きいので、家計資産は心もとない状態です。そこで、無理して繰上返済をするよりも、現金を確保しておくことのほうが大切です。

キャッシュ イズ キング。現金より安心なものはありません。

繰り上げ返済は、必要な貯金額が貯まった後、住宅ローン控除が終わった後に検討していけばいいんです。

借金=悪というのは場合による

借金をすることが必ずしも悪いわけではありません。

我が家は住宅ローンとして、3,000万円くらいの借金をしたわけですけど、それは将来への投資としても考えています。時間を買うという感覚ですね。

住宅ローンという借金をしたことで、幸せな日々を送れています。

こらから完済に向けて、長い年月が必要なんですが、絶対早く返してやる!って気持ちも生まれますし、また、子どもが走り回ってたくさんの笑顔を見せてくれる日々を送ることができているのも、住宅ローンという借金をしたおかげです。

借金は悪にもなるし、天使にもなる。

必ずしも借金=悪ではありません。

お金の使い方のひとつに他人のお金を使う(ローン)という選択肢があってもいいのではないでしょうか。

これから住宅ローンを組もうと考えられている方は、変動金利と固定金利で悩んでいると思います。

住宅ローンは、変動金利なら金利も低くイオン銀行住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンがおすすめです。フラット35も取り扱っています。

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住宅ローンの選び方が、資産につながる第一歩です。

では。

コメント

  1. モコ より:

    どうもお久しぶりです。
    住宅ローン=他人のお金を使う
    住宅ローン=他人のお金を使って時間を買った効果
    ポジティブ過ぎでは?

    住宅ローンとは、将来稼げるであろう見込み金を前借している、
    だけではないでしょうか?
    前借ですから、きっちり金利はとられます、
    普通は、その金利を上回るような運用は見込めませんから、
    借金はさっさと返却するに越したことは無い。

    繰り上げ返済は急がなくても良いかどうかは、家計によりけりです、
    本当に手元に現金がない場合は、まず貯蓄でしょう、
    しかし、今後のライフプランの中で、途中資金不足を起こさないのであれば
    借金の返済を優先すべきです。
    「大きな負債を抱えていいるうちは、資産形成は出来ない」と私は考えています、
    そのくらいの危機意識がないと、健全な家計管理はできません。

    もし仮に3000万円のローンを1%金利で借りているとすると
    単純に計算しても、年間30万円を垂れ流していることになります、
    これを「大したこと無い」と言っているようなものです。

    • ジン より:

      モコさん
      こんばんわ。ご無沙汰しています。
      ボジティブし過ぎですかね。ただ単に住宅ローンという選択肢もあるということを書きたかったんです。借金がダメというのばかりではないと。
      もちろん、繰上げ返済は手持ち資金のバランスを見てやるべきですね。いつもありがとうございます。