親の金銭感覚は子に伝わるもの。適正な金銭感覚は三度の飯と同じくらい大事。

先日、家計ブロガー企画ということで「金銭感覚」をテーマにあげたのですが、いろんな観点と切り口で記事を読むことができてとってもよかったなぁと思っております。記事を書いていただたブロガーの皆様には改めて感謝です。

さて、その金銭感覚。

「子どもの金銭感覚を身に着けさせていく」というのは、親の至上命題(言い過ぎ?)でもあると思うんですよ。

金銭感覚は、人生を左右する大事な感覚ですからね。

金銭感覚のない子どもの末路は悲惨なことになりかねません。

この言葉は、東洋経済で連載されていたミセス・パンプキンの「金銭感覚がない子の末路は、一様に悲惨」で使われていた言葉です。

この記事の内容は、この本で一部使われていましたね。

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金銭感覚は親から子へ伝わりやすい

子どもって不思議なものですが、「親の言うことは聞かない」生き物ですが、『親のしていることは真似る』生き物ですよね。

お金の使い方、お金に対する態度を子どもは親を見て学んでいきます。

かつて、大王製紙の御曹司はギャンブルに数十億円も会社のお金をつぎ込んで、実刑判決を受けました。東大卒の彼が裕福過ぎた金銭感覚からもたらしたものだったのです。

彼は、四国の田舎から自家用機で東京の塾に通っていたようですが、家庭環境や親の子どもに対するお金の使い方が、子どもの金銭感覚に影響するんです。

時期が来たら親のお金を子どもに公開する

日本人は、どこか「お金の話」をすることを良しとしません。後ろめたさもあるんです。他人とお金の話ってなかなかできませんよね。

子どもに対してもそうだと思うんです。

子どもに親の収入状況を見せないことは、いいことなのでしょうか?

答えは、否、です。

子どもにお金のことを話そう

少し、私の経験をお話させてください。

私の記憶では、私が中学生になる直前はちょうど日本が最高に浮かれていた、いわゆるバブル期です。父親は今の私よりも若く、30代前半でした。

そのとき、父の年収は1,000万円を超えていたようです(父は私たちにお金の話をしたのは、それから10年後くらいです)。毎日、接待で夜帰るのも遅く、ほとんど会うことがありませんでしたので、私のなかでは父はいないのも同然でした。親の金遣いも荒くなっていた気がしますね。

そのころ、私は漫画にハマっていたので、マンガを買いまくってもらっていたんです。マンガ一冊でも400円、500円しますからちりも積もればで、結構な金額になりますね。

そうしたお金の使い方って、エスカレートしていくんです。「買ってもらって当たり前」だったのが、「買ってもらえないと不満」になるんですよね。何でも買ってもらえると思っていたんです。

ご存知の通り、いつしかバブルは崩壊し、我が家の収入も下がっていくわけです。でも、私はそんなこと知らないわけで。

ある日突然『我が家は火の車だ!』と突然叫ばれたのを今でも覚えています。

初めて私は、使えるお金には限りがあって、家計の収入にも限度がある、というのを知ったのです(今頃)。

買って!買って!を辞めさせる

我が子も、いまトミカにハマっており、トミカを見るたびに、あるいは大丸に行くたびに「買って!買って!」とせがんできます。

最初は可愛くて買っていたのですが、そのうち買い過ぎて「次から次へと欲しがる息子」を作り上げていました。

思い出したんです。

中学生の私と一緒じゃん。マンガを次から次へと欲しがってた自分と。

きっと、うちの子は「トミカは買ってもらえるもの」と思っているはずです。

子どもの金銭感覚を養うのは幼少期からすべきです。

そう思い、「買わない」ことを何度も経験させることにしました。最初は号泣していたんですが、最近は「見るだけ!」と言って、買わない自分を我慢できるようになっています。

3歳前にして、『我慢』を覚えてくれたのはうれしいことです。

貯まる(我慢)⇒好きなものを買う(満足)

お金のやりくりをさせるのは小学生に上がってからだと思っています。

幼少期の今は、好きなものを買うには「我慢」することが必要ということを知ってもらうことが大事だと考えています。

欲しい物を買うには、お金を貯めて(我慢して)、やっとこさ、好きなものを買えるんです。

いつでも買ってもらえる状況を知ってしまっていはいけないんですよね。収入には限りがあって、収入の範囲でやりくりすることが将来必ず必要になりますから。

欲しい物を我慢できない人になると、借金をしてしまいます。それでは、身を滅ぼすだけですから。

親のお金はガラス張りにする

家計簿ガラス張り

私の子ども時代に話を戻します。

うちの親は、「我が家の家計は火の車だ!」と突然私に怒鳴りだす前に、もし、「もし(if)」は人生にありませんが、もしも「私たちのお金は毎月このくらいで、あなたが使えるお金はこれだけ。マンガは月1冊までです」と私に伝えていたらどうでしょうか。

私の勘違いは、お金はあるものと思い、買ってもらえるという状況が続くと思っていたことです。親も若くして、高い収入を得て財布が緩くなっていたことも一因でしょう。

「その収入(年収1000万円以上)が続くと思っていた」

私が社会人になったときに、父親が話した言葉です。

子どもにお金の話をすることは、やましいことでも、恥ずかしいことでもありません。むしろ、すべきことです。

私の誤った金銭感覚は、親の収入下落と教育費のダブルパンチによる、家計が火だるま状態になったことで、ようやく正されました。ある意味、運がよかったのかもしれません。

私が貯金を重視しているのも、こうした経験が根っこにあるからです。何でも買えるわけではなく、倹約し、我慢の先に好きなものが買える。そうしないと破たんするというのを感じたからです。

ミセス・パンプキンの言葉を贈ります

最後に、ミセス・パンプキンの言葉を書かせてください。

経験上、断言できることですが、親子でおカネの話をすることや適正な金銭感覚を持たせる教育は、三度の食事をさせるのと同じくらい大切なことです。決してタブー視すべき問題ではありません。

親のお金の考え方、使い方は子どもに伝わります。

子どもに誤った金銭感覚を身につけさせてはいけません。将来困るのは、親ではなく、子どもです。

子どもには、適正な金銭感覚をぜひ身に着けてもらいましょう!

●幼少期には、

「お金は使えばなくなると知ってもらう」

「何でも買ってあげずに、我慢することを覚えさせる」

まずは、これを実践で身に着けさせていく必要があるように思います。

少し長くなりましたが、親が倹約をし、その大切さを子どもに伝えることで、子どもに響くものがあるはずです。

ではでは。