今の給料で住宅ローンは借りることができる?銀行は意外と貸してくれるからこそ気を付けたいこと

geralt / Pixabay

今の収入で住宅ローンを貸してくれる銀行はあるのかな?と、これからマイホームを考えている方にとって心配になりませんか。私も借りる前は心配していました。

住宅ローンと言えば何千万円ものお金を借りることになるので、ちょっとびびりますよね。そんな大きな金額を貸してくれるわけですから、銀行側もきちんと審査をするわけです。

審査を無事パスすれば、あとは融資を実行してもらうだけ。

銀行は意外とお金を貸してくれるもの。でも、貸してくれるからその金額を借りればいいのか?って思うとそうではありませんでした。

スポンサーリンク

銀行は意外と貸してくれるからこそ気を付けたいこと

国土交通省が毎年実施している住宅ローンの調査(※)によると、銀行が見ている審査項目では、返済負担率や勤続年数などが重視されるみたいですね。

  • 完済時・借入時の年齢
  • 返済負担率(年間返済住宅ローン÷年収)
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 前年度年収
  • 物件の担保評価
  • ほかの借入状況(クレジットカードのキャッシング枠は利用していなくても借入ありとなる場合もあるので注意)

住宅ローン

※「平成26年度民間住宅ローンの実態に関する調査の結果について

この中でも、「年収」についても審査項目としては重要なので、自分の年収によっては、貸してくれるのかな?って不安になります。

年収だけで見るのではなく、借入金額や年収に占める住宅ローンの割合など総合的に見て審査していますので、年収だけを見て住宅ローンを借りることができないのでは?と諦める必要はないのです。

年収負担率とは?

借りる住宅ローンの年間返済額を年収で割った数字を年収負担率と言います。

基準では、年収負担率35%といったものがありますね。なので、会社員や公務員であれば、銀行は意外とお金を貸してくれます。

年収500万円で言えば、約3,800万円(年間175万円)の返済まで貸してくれるわけです。私は5行以上の銀行から住宅ローンの仮審査を受けたのですが、年収は低め・借入金額は高めで審査を申し込んでみました。

例のように、年収500万円、借入3,800万円の条件で、です。

結果は全ての銀行の仮審査をパスしました。

このとき、思いました。

銀行って案外お金を貸してくれるんだなって。

借りられる額と返せる額は違う

年収は税込金額ですので、実質の手取りは違いますよね。先ほどの例の年収500万円で言えば、手取りは400万円(500万円×0.8)程度。

これで、年収負担率35%目いっぱい借りてしまうと、手取りベースでは43%(175万円÷400万円)となってしまい、生活できない金額になってしまいます。

年収負担率で銀行は判断してくれますが、借りられる額と返せる額は全然違うわけです。

そのためには、きちんと予算を組むことが必要ですね。

返せる額の目安。手取り負担額で見よう!

返せる金額の目安の計算方法を知っておくと、返せる金額がどのくらいか?というのを想像することができます。我が家も考えてみました。

次の比較をします。

  • 賃貸)家賃+その他費用(駐車場代など)+住宅購入のための貯金の合計額
  • 購入)住宅ローン+その他費用(駐車場、管理費など)+固定資産税

この合計金額がほぼ同じであれば、今の賃貸生活と同じ支払額で住宅ローンを払っていくことができるわけですね。今の家賃の負担が重いと感じるのであれば、借りる額は減らしたほうがいいですし、逆であれば、予算をあげることも考えていけますね。

まずは、具体的に考えるとイメージがしやすいです。

ちなみに、下記の例では、借入の目安は2,250万円(フラット35、金利1.6%試算)となりました。

住宅ローンよさん

住宅ローンシミュレーションツールを使えば、簡単に計算できますよ。

住宅ローン

年収500万円の手取り負担額で見れば、21%(84万円/400万円)となるので、妥当な金額かな、と思います。

派遣社員や契約社員では住宅ローンは借りれるの?

さきほどの国交省の調査では、審査項目に「勤続先」「勤続年数」が入っていましたので、派遣社員や契約社員では借りることができるか心配になりますね。

必ずしも不利になるわけではないようです。

住信SBIネット銀行の場合

例えば、住信SBIネット銀行では住宅ローンの借り入れ条件に、

  • 仮審査申込時満20歳以上、借入時満65歳以下で、最終返済時の年齢が満80歳未満であること
  • 安定かつ継続した収入があること
  •  三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入が認められること
  •  国内にお住まいのお客さま

継続的に収入があれば、正社員かどうかは問われないような書き方をしていますので、住宅ローンを返していけるだけの継続的な収入があれば、借りることができそうです。

住信SBIネット銀行はこのところ金利を引き下げしており、変動金利でも10年固定でもかなり魅力的な金利を提示しています。

一度、ご確認ください。事前審査もweb上でできますので手間いらずです。

年収が低くても住宅ローンを借りられるの?

年収が低い場合には、住宅ローンを借りることができるか心配になります。

住宅支援金融機構が毎年調査している「フラット35利用実態調査」を世帯年収が400万円未満であっても住宅ローンを借りている人が2割以上いることを考えてれば、年収が低くても住宅ローンを借りることができるようです。

住宅ローン

これは、もちろん、借入金額によりますので、さきほどのようにまずは返済できる目安をきっちりと計算しておきましょう。

今は日銀の金融緩和の影響もあって、金利はものすごく低く抑えられています。変動金利もそうですが、10年間固定金利や35年間固定金利の代表であるフラット35も最低水準ですね。

10年間固定金利では、イオン銀行が0.79%と衝撃的な金利を提示しています。10年固定金利期間終了後も店頭金利より1.6%金利を差し引いてくれますので、イオンでの買い物が毎日5%OFFの特典もつきますし、WAONポイントを貯めれば節約にもつながります。

また、フラット35であれば、融資事務手数料が最低水準の優良住宅ローンが隠れた人気の金融機関です。フラット35は、多くの金融機関が取り扱っていますが、融資事務手数料も金利もマチマチです。借入金額の2.1%が融資事務手数料が必要な場合がほとんど、3,000万円借りれば63万円にもなります。

それが、優良住宅ローンであれば一番安い条件を満たせば15万円(※融資金額×0.5%)で済みます。どちらで借りるのがいいかは明らかですね。浮いた金額は頭金にまわせば、借入金額を減らせ利息を小さくすることもできます。

 複数の銀行の審査を受けてもいいの?

自分の年収では、住宅ローンを受けられるか分からない・・・。中古マンションや戸建てを買う場合は、決まれば契約までが早いので、住宅ローンをすぐに組む必要が出てきます。

これでなかなか住宅ローンの審査にパスしないとなれば、売主とすれば違う人を見つけたい状況になるかもしれません。

私も新築・中古と物件を探していましたので、どちらになってもすぐに住宅ローンを受けることができるように、複数の銀行から住宅ローンの事前審査をパスしていました。

住宅ローン

住宅ローンは、貸し手である銀行のほうが立場は強い感じがしますが、いざ借りるとなれば、貸すか貸さないかの選択権は銀行にあります。この銀行から借りたい!と思っても、貸してくれないかもしれません。

逆に複数の銀行から審査をパスしておけば、その銀行から借りるかどうかは私たちが決めることができます。また、複数の銀行を受けることはどこかが落ちても、どこかが受かる場合もあるのでリスクヘッジにもなりますね。

住宅ローン一括審査申込であれば、1度の申し込みで複数の銀行から審査を受けることができます。どこの銀行から審査を受けたらいいかわからないって迷った場合は、まず受けてみることです。

今は低金利で銀行間の競争が激しいといわれて久しいです。金利の引き下げはこれ以上は難しいでしょうから、特典勝負のところもありますね。

まずは、事前審査を受けてみて借りられるかどうかを見極めておきましょう。中古マンションの場合、人気物件であればあまり待ってくれませんよ。

準備をしたものが勝ちなところもあります。金利が下がっている今は住宅ローンを利用して、マイホームを手に入れる絶好の機会ですね。

では。

スポンサーリンク

フォローする

feedlyに登録すると更新情報が分かります
follow us in feedly
スポンサーリンク