ポケモンGOで爆上げした任天堂株。任天堂の利益はどこまで増える?

任天堂

先週はポケモンGOの話で持ち切りでした。なんといっても、ポケモンGO人気大爆発で任天堂の株も爆上げしました!なんと一週間で9割も上昇!です

任天堂と言えば、京都の新社屋を建設しているときに何度か建築現場を見たんですが、やっぱりキャッシュ(現金)のある会社は違うなぁという大きな社屋でした。

私はファミコン(古い!)で遊んだのが初めて任天堂に触れた時だと思います。スーパーマリオブラザーズは大好きなキャラクターですし、マリオカートは何度も何度も遊んでいました。

そういえば任天堂ってどんな会社なんだろうとふと思い、改めて同社のホームページを訪れてみました。

また、ポケモンGOによる任天堂への利益貢献についても書いてみました。

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子どもも大人も笑顔にさせてくれる任天堂

任天堂は、マリオをはじめ、ドンキーコングや星のカービィなどのキャラクタ―も人気です。そして、なんといってもハード機器の開発で成功した会社でもあります。

任天堂の経営方針

当社グループは、ホームエンターテインメントの分野で、健全な企業経営を維持しつつ新しい娯楽の創造を目指しています。事業の展開においては、世界のユーザーへ、かつて経験したことのない楽しさ、面白さを持った娯楽を提供することを最も重視しています。

任天堂がわたしたちにもたらせてくれた娯楽って計り知れないものがありますよね。私は、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ世代ですが、このハードがなければドラクエとの出会いもなかったわけですし。

任天堂2 ゲーム機

出典 任天堂 ハード・ソフト販売実績より

ダンスをしたり体を使った遊びに進化させたのが、Wii Uでしょうか。ここらへんになると、ファミコン世代はあんまりゲームをしていないかもしれません。私自身は、かろうじてニンテンドー3DSをやったくらいで、Wii Uは友人宅でやったことがあるくらい。

任天堂3 ゲーム機

出典 任天堂 ハード・ソフト販売実績より

ハードとソフトの両方で、ヒット作を出せるってかなりすごいですね。今はスマートフォンがあることで、ハードの役割というのは陰りが見えているみたいです。しかし、今回の「ポケモンGO」で任天堂はさらなる進化を遂げようとしていますね。

グローバル企業!任天堂

任天堂の地域別売上高を見てみると、国内の販売は26.9%(平成27年度)となっています。そうなんですね。7割以上は海外で売上を上げているグローバル企業なんです。

今回のポケモンGOもアメリカで大ヒットしたのが世界的に「あっ」という間に広がったという感じです。※ポケモンGOは、任天堂の持ち分法適用会社ポケモンと米ナイアンティックの共同販売のため、どこまで任天堂本体に影響があるか不透明

任天堂4 業績

ハードとソフト万篇なく

ハードとソフトの販売は半々ととても効率のよい売上をしていますね。AppleはiPhoneというハードメインであり、ガンホーはパズドラというソフトメインですが、その両方を併せ持った企業と言えますね。(Appleやガンホーとはちょっと違いますが)

任天堂5 業績

ただ、ソフトでは2,295億円のうちスマホ関連はわずか57億円(27年度)とかなりこの分野が弱いです。これを克服するため、DeNAと連携をするなどスマホに力を入れ始めていますね。

ここ数年は苦しい時期

任天堂って1兆円を売り上げする企業というイメージを持っていましたが、ここ数年は売り上げも右肩下がりで、2012年度から2014年度は営業赤字という苦難の時期でした。

任天堂6 業績

この2年は営業黒字とはなっていますが、かつての営業利益率を考えれば物足りない数字だと思います。

ポケモンGOがどれだけ任天堂の業績に好影響を与えるのか、気になるところですね!

キャッシュリッチ!!

任天堂はキャッシュリッチ企業としても日本最高クラスです。めちゃくちゃ現金を保有しています。直近の決算を見ると、なんと5,700億円もの現金を保有しています。換金性の高い有価証券を含めると、9,000億円ほど保有しています。すごいですね。

任天堂8 経営成績

ただ、私の記憶では現金だけで1兆円くらい持っていたという印象だったんですが、かなり減っているんですね。過去の有価証券報告書を見ると、H24年3月期に有価証券をかなり取得したようで、約3,500億円も減っています。

任天堂9 業績H23

それでも、キャッシュリッチ企業であることは間違いなく、自己資本比率を見てもかなり経営は安定的ですね。

ポケモンGOの任天堂への利益貢献は?

ポケモンGO

任天堂株の記録的な日が続いています。15日には、過去最高となる4,760億円、この日上場だったLINEの4倍強ととんでもない数字を叩き出しました。

「ポケモンGO」は、「外で遊べるゲーム」として位置情報(GPS)を利用したゲームです。基本的には無料で遊べるゲームですが、モンスターを捕まえたりするのに使うアイテムを手に入れる場合に課金するというシステムです。

アメリカのスマホゲームの1日当たりの利用者数ランキングが歴代1位となるなど記録的な人気ぶり。

リリース後の任天堂株の推移はこちら。

日付 始値 高値 安値 終値 出来高 備考
2016年7月6日 14,005 14,405 13,835 14,380 578,200 リリース
2016年7月7日 14,390 14,945 14,230 14,935 759,700
2016年7月8日 16,435 16,670 15,885 16,270 2,924,700
2016年7月11日 18,595 20,270 18,390 20,260 7,478,900 ストップ高
2016年7月12日 21,800 23,045 20,155 22,840 14,181,500 ストップ高
2016年7月13日 21,840 22,510 21,010 21,830 10,446,900
2016年7月14日 22,500 25,960 22,310 25,300 17,595,900
2016年7月15日 26,300 27,800 25,600 27,780 17,780,100 日本記録

※1日の売買代金は、476,039,841千円と過去最高になりました!!すごすぎです。

任天堂株リリース

(出典:Yahoo!ファイナンス)

15日終値は、6日終値と比べて9割も上がっていますからね。これだけの大型株で伸びるのはかなり珍しいと思います。記憶では東京電力株以来かと。

他の銘柄にも波及

他の関連銘柄や大株主にも波及しています。

任天堂7 株主

京都の会社ということもあって、京都銀行がかなりの任天堂株を保有しているわけですが、もうウハウハな状態ではないでしょうか。

このほか、同じ位置情報ゲーム関連としてモバイルファクトリーや子会社がポケモン関連の娯楽施設を手掛けるサノヤスホールディングスなどがグングン上がっていますね。

個人的には、モバイルファクトリーに注目しています。先週買い損ねました。。

任天堂への収益貢献は?

ポケモンGO自体は、任天堂が議決権の32%を保有する持ち分法適用会社「ポケモン」とグーグルから独立したナイアンティックの共同開発であり、配信はナイアンティックが手掛けています。

また、収益配分は公開されていません。

日経ヴェリタスを読んでいると「2,000億円の年間売上で任天堂の純利益は170億円ほど押し上げ」となっていました。前期が350億円の純利益なのでかなり大きな影響ですね。

任天堂株がどこまで上がるか、すでにPERは95倍とかなりの割高感が出ています。冷静な判断も必要ですね。

今秋には、任天堂が2作品提供予定なので、こちらがヒットすれば収益貢献も高いようです。ポケモンGO人気による株高が一服した頃がいいかもしれません。

今までゲーム業界って全然興味がなくて、見たことがなかったんです。任天堂もしかり。ただ、今回のポケモンGO効果、ポケノミクスとか言われていますけど、こうした流れにあやかるのも少額であればいいかもしれません。任天堂株は高すぎて手が出ませんので、狙うなら関連銘柄でしょうか。

私としては、自問自答しながら冷静に判断して行動するときは行動したいと考えています。「人気だから」という理由だけで投資をするということはありません。それは、遠い過去に失敗した経験が今も、この胸に残っているからです。

ポケモンGO日本配信は?

最後に、運営会社であるnianticlabs(ナイアンティック)のCEOによると、気になるポケモンGOの日本配信は・・・・

「もう間もなく」

らしいです。

ポケモンGOが社会現象に!任天堂株は急騰!日本配信はいつ?