便利だけど損する可能性も!税金をクレジットカード納付する際の注意点とは?

Alanyadk / Pixabay

住民税(普通徴収)の納税通知が来たので、nanacoでの支払いは少しだけ手間と思い、クレジットカードで支払いができないか調べてみました。

国税でも2017年1月4日からクレジットカード払いができるようになりますね。

ふるさと納税はクレジットカード払いを選べることが多いのですが、住民税や自動車税など税金支払いの場合は、まだまだクレジットカード払いを選べる自治体は少ないですね。どうやら、クレジットカード払いをした際の手数料の負担が大きいのが要因のようです。

クレジットカードで税金を支払う際の注意点はあるの?

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クレジットカードで税金が支払える

クレジットカードで税金が支払える最大のメリットは、クレジットカードのポイントがもらえることですね。クレジットカードのいいところは、現金払いではもらうことができないポイント還元があることです。

還元率は0.5%のクレジットカードが多いですが、なかには1%を超えるクレジットカードもあります。年間100万円クレジットカード支払いすれば、1万円お得です。現金払いではもらえない金額が節約することができますね。

でも、税金をクレジットカード払いする際には、1点注意点があります。

今回、その注意点、デメリットになるわけですが、そのデメリットのため、クレジットカードで税金支払うすることをやめることにしました。

手数料がめっちゃ高い!!

結論から言いますと、手数料がかかるんです。

しかも、しかもですよ。

高いです!!すんごい高い!

そう、クレジットカードの手数料って高いんですよね。カナダでは、ウォルマートがVISAの手数料がバカ高いから、取扱停止するというようなことも起きています。

参考  ウォルマートでVisa取扱停止へ カナダで7月から

そう、クレジットカードという納税方法を提供する自治体側もかなりの負担のようです。それを納税者に転嫁するのは当たり前の話なんでしょう。

大阪の堺市では、クレジットカードで納税できるようにしてほしいという質問に対して、

 クレジット納付につきましては、収納手数料が利用額(納付税額)の1%程度と高額であり、これをすべて公費で負担するとなれば、徴税に係る経費が過大となります。そのため、導入自治体は、少数にとどまっています。

引用 堺市HP

のように答えが載っていました。

どのくらい手数料がかかるの?

東京都の場合、自動車税、固定資産税、個人事業税、不動産取得税がクレジットカード払いできます。住民税はできません。

参考  東京都

どのくらい手数料がかかるか、シミュレーション(試算)することもできます。

東京都税 住民税

1%のクレジットカードで納付した場合

最近では、楽天カードリクルートカードのように、年会費無料で1%以上の還元率のクレジットカードがあるので、そのようなクレジットカードを持つといいですね。

んで、計算してみた。東京都に税金を支払った場合、

税額 決済手数料(円、税抜)
1円~10,000円 73
10,001円~20,000円 146
20,001円~30,000円 219
30,001円~40,000円 292
40,001円~50,000円 365
※以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円(消費税別)が加算されます。

これだけの手数料がかかってきます。50,000円ごとの手数料一覧を作ってみました。

すると、手数料が納税額に対して0.8%かかってきます。dカードのように還元率1%のクレジットカードの場合は、実質0.2%に激減してしまうということですね。

納税額 税込手数料 実質クレカの還元率
50,000 394 0.2%
100,000 788 0.2%
150,000 1,183 0.2%
200,000 1,577 0.2%
250,000 1,971 0.2%
300,000 2,365 0.2%
350,000 2,759 0.2%
400,000 3,154 0.2%
450,000 3,548 0.2%
500,000 3,942 0.2%
550,000 4,336 0.2%
600,000 4,730 0.2%
650,000 5,125 0.2%
700,000 5,519 0.2%
750,000 5,913 0.2%
800,000 6,307 0.2%
850,000 6,701 0.2%
900,000 7,096 0.2%
950,000 7,490 0.2%

こりゃ痛いわ。。。さすがに便利でも使えない・・・。手数料を支払うのがいちばんイヤですしね。

政令指定都市で税金をクレジットカード払いできる?

住民税の通知を出す市町村を調べようと思ったら、莫大な時間がかかりそうでしたので、全国に20市ある政令指定都市を調べてみました。

なんと、20市中たったの7市(2017年4月現在)しか対応していませんでした。大阪市はする予定のようですが、それでも7市です。

一覧はこちら。

政令指定都市クレジットカード納付の可否電子納税方法
札幌市不可
仙台市eLTAX
さいたま市不可
千葉市F-REGI 公金支払い
横浜市不可
川崎市不可
相模原市Yahoo!公金支払い
新潟市不可
静岡市不可
浜松市不可
名古屋市不可
京都市京都市税納付サイト
大阪市大阪市クレジットカード納付サイト
堺市不可
神戸市神戸市税納付サイト
岡山市不可
広島市不可
北九州市不可
福岡市福岡市クレジットカードお支払サイト
熊本市不可
平成29年4月7日現在

千葉市、京都市、神戸市は同じシステムを利用しているようです。

東京都よりもちょっぴり手数料が高かったです。

神戸市 税金 クレジットカード払い

先ほどと同じように、還元率1%のクレジットカードを利用したとしても・・・

納税額 税込手数料 実質クレカの還元率
50,000 482 0.0%
100,000 1,022 0.0%
150,000 1,562 0.0%
200,000 2,102 -0.1%
250,000 2,642 -0.1%
300,000 3,182 -0.1%
350,000 3,722 -0.1%
400,000 4,262 -0.1%
450,000 4,802 -0.1%
500,000 5,342 -0.1%
550,000 5,882 -0.1%
600,000 6,422 -0.1%
650,000 6,962 -0.1%
700,000 7,502 -0.1%
750,000 8,042 -0.1%
800,000 8,582 -0.1%
850,000 9,122 -0.1%
900,000 9,662 -0.1%
950,000 10,202 -0.1%

1%以上の手数料がかかるので、クレジットカードで支払う恩恵ゼロ!!ってことが分かりました。

あちゃー。。。

便利でも、手数料を支払うデメリットをどう考えるかですね。

千葉市、京都市、神戸市のシステムの場合でグラフにしてみました。

青色が還元率1.5%のクレジットカードの場合オレンジが還元率1.0%のクレジットカードの場合です。

クレジットカード納付サイト

漢方スタイルクラブカードなど還元率1.5%のクレカの場合、手数料を支払っても0.5%前後の還元率を享受することができます。

一方、還元率1.0%のクレカの場合は、さきほど見たように、納税額が22万円を超えると還元率を超える手数料を支払う羽目になります。

手軽さを重視するかどうか・・・ってとこですね。

還元率が0.5%のクレカだと、納税サイトを利用するメリットは全然ないと言えますね。

100万円を超える場合は、そもそもダメ

ちなみに、100万円を超える税金支払いの場合は、クレジットカードでの納付ができません。この場合は、振込か振替納税を選択することになりますね。

nanacoで支払うのが今のところベストです

nanaco 10万円まで

ということで、やっぱり現状では税金をクレジットカードで支払うとするとnanacoを利用するのがベストのようです。

nanacoへのクレジットカードチャージでポイントがつくクレジットカード一覧です。

チャージができない、あるいは、チャージはできてもポイントがつかないクレジットカードもあるので注意してくださいね。

この表にあるクレジットカードは、チャージでポイントが付くカードとなっています。

電子マネーカード還元率年会費(税抜)
nanacoリクルートカード1.2%無料
楽天カード(JCBのみ)1.0%無料
Yahoo!JAPANカード(JCBのみ)1.0%無料
セブンカードプラス0.5%無料
ファミマTカード0.5%無料
漢方スタイルクラブカード0.25%1,500円
ライフカード0.25%無料

nanacoのありがたさが分かった日でした。納税額が多くなるほど、nanacoが便利ですが、nanaco1枚あたり10万円までなので、家族でnanacoを持つのもいいですね。

クレジットカード納付サイトnanaco ナナコ

今ならリクルートカードに入会すると、ポイントアップキャンペーンを実施していますので、ちょっぴりお得にカードを作れますね。

では。

 参考  節税対策!nanacoモバイルにクレジットカードでチャージして税金を安くする方法