白色申告でも記帳が義務化されているけど、雑所得も対象なの?

stevepb / Pixabay

青色申告をしようかと色々と思っていたのですが、あれからいろいろと調べたり、相談したりして青色申告ではなく雑所得で確定申告をすることにしました。

収入を見れば節税額はそれほどでもないので、何より青色申告の事務負担を考えれば、雑所得でいいかな、と。結局ビビッて雑所得を選択したへたれでございます。

さて、雑所得にした理由はもう一つあるのですが、それは後ほど書かせていただくとして、よく白色申告の記帳義務化って言われますが、雑所得(白色申告)も記帳は作らないといけないの?

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雑所得の記帳義務のおはなし

記帳義務

白色申告の記帳義務化は、平成26年1月から義務化になっています。

青色申告でも白色申告でも、記帳を作らないといけないので、所得控除の幅が大きい青色申告をするほうが有利ですね。最大65万円の所得控除を受けることができるので、かなり税金を安くすることができますね。

所得税率が20%の方であれば、約13万円(65万円×20%)も節税できるわけです。

事業所得で申告するか、雑所得で申告するか、どちらが節税になるかはこのツールが便利です。

雑所得 確定申告

こんな感じであっという間に試算できます。会社員の場合は、国民健康保険料ではないので、国民健康保険料を除くと、仮に100万円の収入があるとすれば、青色申告にすることで10万円ほど節税になるわけですね。

大きな金額ですね。

大きいですが、その分手間も増えるわけですね。

記帳義務化の対象は?

国税庁のホームページを見ると、「事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を行う全ての方」となっていますので、FXやアフィリエイト収入などの収入を雑所得で確定申告をする場合は、記帳義務化の対象外ということですね。

事業所得や不動産所得があれば、金額にかかわらず、記帳を作成する必要がありますが、雑所得の場合は、記帳をする必要はないので楽ちんですね。

ちなみに、この記帳には、売上帳、仕入帳、経費帳など収入や経費を記載した帳簿を作成する必要があり、それを7年間保存しなければなりません。

雑所得 確定申告

雑所得を選択した理由

雑所得にした理由の一つは、青色申告の次の要件が気になったからです。

1. 営利性・有償性の有無
2. 継続性・反復性の有無
3. 自己の危険と計算における企画遂行性の有無
4. 精神的あるいは肉体的労力の程度
5. 人的・物的設備の有無
6・ 職業(職歴)・社会的地位
7.生活状況
8. 業務から相当程度の期間継続して安定した収益が得られる可能性が存するか

会社員の場合は、給料によって生計を立てていますので、アフィリエイト収入は基本的に雑所得でいいと思います。そもそも私の場合は、安定した収益なんて全然ないですし。

ということで、雑所得で確定申告をする予定です。

収入の使い道

額は別にして、私は得た収入は当面のところ、子どもの教育費のための貯金にしています。振込がある月には、そのまま子どもの口座に振り込んでいるわけです。

事業所得(青色申告・白色申告)の場合は、記帳が必要なわけですが、こうした子どもの口座に振り込む行為って何にあたるのだろう?ちょっとそれの答えも分からなかったのです。記帳するということは、現金がいくらあるのか、など貸借対照表の作成も必要です。

うちのイメージだけで言えば、収入があって税金分相当額を除いて右から左に子どもの口座に振り込んでいますので、支出項目がないのに帳簿上現金が残っていないおかしなことになるわけです。

雑所得の場合は、この貸借対照表の作成は不要なので、気にする必要もありません。

子どものためにお金を貯めていく。

これは親であればだれでも思うことです。

事業所得であれば、子ども口座にお金を出すことに対して自由ではなくなるのではないかなと思ったのも、青色申告をせず、雑所得を選ぶ理由の一つです。

雑所得の場合は、総合課税

雑所得の場合は、給料も含めてすべて合計した金額により、税金を計算する「総合課税」ですので、次の税率表を使って税金を計算することができます。

課税所得金額(A) 税率(B) 控除額(C) 税額=(A)X(B)-(C)
 195万円以下 5% (A) X 5%
 195万円超 ~ 330万円 10% 97,500円 (A) X 10%-97,500円
 330万円超 ~ 695万円 20% 427,500円 (A) X 20%-427,500円
 695万円超 ~ 900万円 23% 636,000円 (A) X 23%-636,000円
 900万円超 ~ 1800万円 33% 1,536,000円 (A) X 33%-1,536,000円
 1800万円超 ~ 4000万円 40% 2,796,000円 (A) X 40%-2,796,000円
 4000万円超 ~ 45% 4,796,000円 (A) X 45%-4,796,000円

面倒くさいので、さきほどご紹介したこのツールを使うとあっという間に計算することができますので、一度試してみてください。

正確な金額は、確定申告した際に分かるので、それまでは税金相当額分を使い切らないように積立しておけばいいですね。

ちなみに、総合課税以外は、分離課税といってそれぞれの所得で税金を計算しますが、これは「山林所得」「退職所得」「譲渡所得(土地建物・株式等)」「源泉分離課税となるもの」に限られています。

疑問に思ったら調べてみる

雑所得か事業所得かで悩んで時間も費やしました。結果、自分の勉強になってその点は良かったです。あと、ご相談に乗っていただいた方、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

疑問に思ったことを調べに行くことは、おもしろい。

税金の話とは別になっちゃいましたが、それを改めて思ったことでした。とりあえず、雑所得で行くと決めましたので、この点は悩まずに、記事更新に励みたいと思います。

今回、本を読みまくったのですが、その中でも良かったのがこの2冊です。

今は書店でも確定申告コーナーができていますので、探しやすいかと思います。

 ➡ クラウド会計ソフトを使うと経費も自動収集されて確定申告が便利すぎる。

クラウド会計を利用する場合は「MFクラウド確定申告」か「freee」がどちらも実績が多く良さそうです。無料プランではfreeeは1か月しか利用できないので、私はMFクラウド確定申告にしました。

確定申告で、疑問に思ったら最寄りの国税局に問い合わせてみましょう。

では。

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