今年ものこりわずか。
仕事も立て込んでいて、掃除もしたいのにほとんどできていない状況。
副業ブロガーは、副収入(収入-経費)が20万円を超える場合は確定申告が必要です。
昨年、税務署に問い合わせたときに、雑所得(白色申告)でいいかと思ったので、来年の確定申告も雑所得で申告します。
今年中にしなければならないのが、節税対策ですね。とにかく経費を増やすことで課税所得を減らすことができ、結果、納税金額も小さくなっていきます。
でも、ブロガーってほとんど経費ないんですよね。というぼやき。来年初めて確定申告される方は、経費をまとめておくと確定申告の際に慌てなくて済みますよ。
副業ブロガーの税金って?
副業ブロガーの場合は、私のように雑所得で確定申告をする場合のほかに、個人事業主として事業所得として確定申告をする場合がありますね。
後者であれば、税務署への届け出が必要ですが、青色申告と言って税金を安くする方法があります(今年の分は今から青色申告したいと言ってもだめです。来年以降ですね)。
副業でも、所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要となります。
売上(成果)から経費を差し引いて、所得控除をさらに差し引いた金額に所得税率を乗じると、納める所得税額が分かります。
売上-経費=所得(①)
所得-所得控除=課税所得(②)
課税所得×税率=所得税(③)
100万円の売上に対して、10万円の経費があれば、90万円になりますね。そこから、所得子所38万円を差し引いた52万円に税率5%を書けることになります。
27,000円が所得税になりますね。
給料収入と合算
最終的には、給料収入と合算した所得税率が適用されることになります。
■所得税の税率
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
課税所得が高くなるほど、税金が高くなるので節税できるものはしていきたいですね。
サラリーマンの所得税について、基本的なことを勉強したときに記事をまとめているので、参考にしてみてください。
➡ サラリーマンの所得税ってどうやって決まるの?基本的なことは知っておこう。
ブロガーの経費
必要経費にならないもの
ブロガーの経費ってホント少ないんですよね。
経費として計上できないものは、知っておくといいですね。
■生活費は必要経費にならない
日用雑貨、食品、子どもの学費や保険料など
■業務と関係のないものは必要経費にならない
ブログを書く上で欠かせないものは、必要経費となりますが、全く関係のないものまでは必要経費とならないですね。
必要経費にしているもの
税務署に何を言われても、記事を書くのに必要な経費だよ!と胸を張って言えるものは経費かなと思います。
私の場合で言えば、サーバーを借りてWordpressで運営していますので、
は、経費として計上することになります。
そのほか、ブログ記事のために本を買うことも多いので、書籍代も経費として計上しています。また、ASPからの振込手数料も経費として計上できますね。
- 書籍代
- ASPからの振込手数料
パソコンなども経費にできます。10万円未満のパソコンであれば一番楽に経費にできますね。
参考 所得税の確定申告する際に、10万円以上のパソコンは必要経費になるの?
税務署に聞いてみた
問い合わせたのは、大阪国税局管内の税務署です。
質問)個人事業主であれば事業所得になりますが、サラリーマンの場合、雑所得ですよね?副収入が20万円以下の場合でも、医療費控除などほかの確定申告をする場合は、副収入分を確定申告すべきですか?
答え)確定申告してください。FXでもしてください。
質問)事業所得であれば、家賃や通信費などを按分して経費にできるって聞いたのですが、雑所得の場合はどうなりますか?
答え)雑所得でも、経費按分することができます。
えぇーー!!!できるんか!
昨年してなかったですわ。いいこと聞けた。
質問)経費按分ですが、名義が違う場合でもできるんですか?例えば、夫に副収入があって、妻が光熱費や通信費を支払っている場合はどうなりますか?
答え)名義が違う場合でも経費按分していただけます。
ということで、インターネットネットプロバイダー料や通信費の経費按分をしようと思います。
以前、そのほか税務署に問い合わせた記事はこちらにありますので、お時間があれば合わせてご参照ください。
≫≫ 副収入(アフィリエイト収入)は事業所得?雑所得?どちらで確定申告すべきか税務署に問い合わせてみた
経費の証拠を残しておこう
雑所得の場合でも、必要となる経費の証拠は残しておくほうが無難です。
私はブログ用に領収書を紙にペタペタ貼って分かるようにしています。
また、経費はすべてクレジットカード決済しているので、クレジットカード明細も残しています。たまにAmazonとか、領収書入れ忘れていることあるんですよね。クレジットカード明細があると便利です。
最近は、web明細を推奨するクレジットカードがほとんどですが、あえて紙ベースの明細書を発行するようにしています。
自分で印刷するのが面倒だからです。
また、クレジットカードは経費専用のカードを作りました。生活費と一緒にしてしますと、結局のちのちの仕訳が面倒なだけなので。
○クレジットカードは経費専用のカードを作ろう
○クレジットカード明細は、紙明細にしておこう
年内に節税対策をしておこう
節税対策をするのであれば、年内にする必要がありますね。私も思いつくのは、書籍を買いまくるくらいしかありませんが、経費計上のために出費を増やすのも違うのかなと思いますので、節度ある経費計上をしていきたいと思います。
余談ですが、売上が1,000万円を超えると消費税の納税義務が発生するんですって。この売上には経費は関係ないですよ。
今年は、昨年と違って、クラウド会計を利用していたいので、かなり楽ちんです。これを利用するため、経費専用のクレジットカードを作ったんですから。
有名どころでは、freee、やよいの白色申告オンライン 、MFクラウド確定申告の3つです。
1年間無料で利用するのであれば、仕訳数は限られていますが、MFクラウド確定申告が便利です。雑所得であっても、便利ですね。
登録は無料ですし、まずは無料プランを利用してみて、良さそうだったらバージョンアップしていくというのがいいでしょうね。
ではでは。