今年から保育園に息子を通わせているんですが、何が悩みかっていうと保育料の高さです。
保育士の友人もいるので、その仕事の大変さは多少分かります。そして、保育士の待遇をもっとよくしてあげてください!って思うと同時に、保育料も下げてください!ってのが家計を預かる私の思い。
その保育料ですが、どうやら政府は保育料を安くする方法を検討しているみたいです。
子どもが多い家庭にとっては朗報になるかも!?
子ども・子育て支援制度で幼児は無償になる場合も
この4月から始まった「子ども・子育て支援制度」。待機児童はなかなかゼロにはならないですが、それでもなんとかゼロにしようと政府が作った制度ですね。

その中で、子どもが3人以上いる家庭では、保育料無償になる制度があります。
幼稚園の場合は、3歳から小学校3年生以下の6年間の間に子どもが3人以上いる場合は、第2子が保育料が半額に、第3子以降は保育料が無料になります。
保育園の場合は、0歳から5歳以下(小学校に上がるまで)の6年間の間に子どもが3人以上いる場合は、第2子が保育料が半額に、第3子以降は保育料が無料になります。
時期は違えど、6年間の間に兄弟姉妹がいることが条件ですね。
- 第2子は半額、第3子は無料になるときがある
3人兄弟でも3番目の子が無料にならない場合がある
この制度は、多子世帯、つまり、子どもが多い家庭の家計負担をやわらげるもの。うちは一人しかいませんので、保育料に毎月約7万円支払っています。

仮にこの制度がない場合で兄弟がいると、子ども二人で月14万円、三人で月21万円の負担になります。単純計算なので、年齢が上がるにつれて保育料も下がるので、一概にはこうではありませんが、すごい負担額ですね。というか生活できませんわ。
ちょっと脱線しましたが、この制度。例えば、保育園の場合、長男A君が小学生に上がると、
第二子の保育料は半額から全額負担に、第三子の保育料は無料から半額負担になります。同じ3人兄弟でも、定められた6年間の間にいるかどうかで保育料が変わってきます。
幼稚園の場合も同じで、第1子が小学校4年生になれば、第2子は保育料の計算は第1子扱いとなるわけです。
今回の政府の検討案
政府が検討しているのは、この年齢の基準年を引き上げることを検討しています。幼稚園の場合は、現状小学3年生を、保育園の場合は現状5歳までを、引き上げること無償対象を拡大させようってことです。まだ、正式決定はしていません。
これは、家計の負担を和らげて子どもを産んでもらおうってことだと思います。ただ、これは第3子以降のみ適用を想定しているので、二人兄弟の家庭は関係ありません。
うーーん。三人いると確かに大変だろうけど、まず二人目を生むかどうかでリアルに家計負担も考えますけど・・・。
保育料無償の対象拡大だけじゃダメ
保育料無償の対象が拡大されればそれはそれで喜ばしいことです。今のところ、三人以上の子どもがいる家庭のみ対象なので、我が家には関係ないんですが・・・。この制度の実現性は財源次第って感じですね。
でも、保育料の無償だけにスポットを充ててはいけないと思います。
男性の育児参加、女性の社会進出、待機児童の解消・・・こうしたことをひっくるめて子育て支援じゃないでしょうか。そして、保育士の待遇改善も必須です。保育士も不足しているわけですから。
保育料の切り替えの時期が来た!
「子ども・子育て支援新制度」では、保育料の切り替えが毎年9月になります。そう!今が9月です。あっという間に夏も終わっちゃいました。
住民税をもとに計算されますので、9月に変わるんですね。
【ちょっと脱線!】育休を取得されたならば、住民税の減税制度もあるので、市町村窓口にぜひ行っておきましょう。

保育料が大幅ダウン
収入が減っているからなんですが、保育料が下がりました!
約7万円 → 約5万円
になりました。これで家計の余力もちょっと生まれそうです。スマホ代も安くしたことだし、家計の守りの部分は大事ですね。それで窮屈になりすぎてはいはいけませんが。

子育て世代が安心してお金を使える環境を
子育て世代は、将来に対する不安が大きいので、消費を抑えがちです。じいじやばあば世代の消費だけに頼らず、子育て世代のお金も消費に回る循環ができると経済も強くなりそうですよね。それで、賃金が上がればなおよしです。
ほんと、保育にかかるお金は大きいです。保育料を下げると、保育園に預けたい人が増えて待機児童が増えてしまう矛盾も出てくるかもしれません。
1日預かってもらっているからこれでも安いって意見もありますが、保育料の家計に対するウェートがかなり大きいので負担感は大きいです。
保育料を下がるってだけでその分、お金使うと思います。子育て世代は、子どもにお金をかけますからね。プレミアム商品券(結局買えなかったけど)のようにバラマキするくらいなら、子育てや保育園整備。保育士の待遇改善などに税金を使ってもらいたいものです。
そして、第3子以降ではなく、半額でも3分の1補助でもいいので、第2子も対象にしてくれる制度があるといいですね。第3子を生む前に、第2子を持つかどうかで悩む家庭は多いです。うちもですけど。
保育料を下げるのが難しい場合は、例えば、保育料の所得控除を認めるなどで、経済的負担を和らげる方法もありかもしれません。16歳未満の扶養控除廃止していますし、実質増税をしているわけですから。
なんだかんだ言いながら、今回の第3子以降の保育料無償の対象を拡大する案はとてもいいなぁと思います。
子どもの数が多いほど家計負担は大きいですからね。たまたま新聞読んでて、おっ、これはいいなと思ったのでご紹介させてもらいました。
ぜひとも実現してほしいものです。
これから親になる方、子育て世代の方はこうした動きもチェックして、自分に関係ある制度だったら活用していけるといいですね。
では、また。
コメント
ビックリするくらい悩みが同じでブログを過去から見てます(*^o^*)
保育料や住宅ローン…もう組んでしまって35sは出来ないのですが1ヶ月早く出会っていれば…笑
ブログ読んで勉強させて頂きます!
なゆろこ様
コメントありがとうございます!おおお、そうでしたか!
保育料に住宅ローン・・・ダブルパンチどころかトリプルパンチクラスなのできついですよね。
でも、育児もマイホーム生活もお互い楽しんでやりましょう!
ありがとうございます!また、読んでやってください。