投資信託の分配金に警報!ホントは分配金ゼロのセゾン投信がいいわけ

 投資信託の分配金ってとっても人気ですね。とくに毎月分配金が人気です。

でも、ダメ、その一言に尽きると思っています。

2014年10月27日付け日本経済新聞の記事によると、投資判断が分配金に偏った市場を是正するために改正投資信託法が12月1日づけで施行されるそうです。

法律を改正させるくらい、分配金がいっぱいだしまっせーーーって言っている投資信託がいかに多くて、いかにそれが投資家のリターンになっていないのか、行政も動くようですね。

たびたび新聞でも毎月分配金型の投資信託はダメ!って報道していても、毎月分配型投資信託は人気ですね。はい、私たちは分配金いっぱいだしちゃうよーーーって投資信託は敬遠しましょう。

私なりの理解ですけど、分配金を出さない投資信託のほうがいいんだよってまとめます。

photo credit: JD Hancock via photopin cc

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毎月分配型の投資信託がダメな理由

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photo credit: boltron- via photopin cc

投資は複利の力を利用するからこそ大きなリターンが期待できるものだと理解しています。長い目で、コツコツと。

複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。-引用:ウィキペディア

タコ足配当している可能性がある

タコ足配当をしない投資信託を見極めよう!ってよく言われますけど、見極めるより分配金を出している投資信託に投資しないことが一番だと思う。

そのほうがはるかに楽だし。見極めるの、大変だもの。運用報告書をきちんと読んでいる人ってどのくらいいるだろう。

ワタシタチは忙しいから運用が楽な投資を信託しているのが、投資信託ですからね。

例えば、毎月100円の分配金を出す投資信託を1万円分を購入した場合、1カ月後に投資元本が9500円に減ったとしても、分配金は100円を出すことができます

利益が出ていないのに、分配金(特別分配金)を出すことがタコ足配当

この場合は9400円に元本は下がっています。分配金100円ゲットだぜ!って喜んでいる場合じゃないんです。自分が投資したお金が戻ってきただけ。

たったこれだけのことなんですけど、毎月分配されるっていう目の前にお金が入ってくること、に目が行ってしまいます。金融庁もこれはいかんな、ってことで法律を改正してまで分配金偏重の投資を是正しようとしているのです。

※毎月分配型のすべてがタコ足分配をしていると言っているわけではありません。

分配金を受け取ると課税される

分配金(普通分配金)を受け取ると、課税されます。

利益が出ていた場合の分配金で分配金として投資家に戻してしまうと課税されるので運用効率は落ちてしまいます。

さきほど「複利」が重要だなってことでしたけど、分配金を出すよりも、分配金を出さずに投資元本に組み入れて再投資してもらうほうがリターンは高くなるのです。

このことがよくわかるように、法律を改正して「分配金を含めた通算損益が分かる」制度が始まります。

楽天証券ではすでに始めているようでリアルタイムで損益を確認することができます。

分配金を出さないセゾン投信

今では1000億円近くの運用資産に成長したセゾン投信。セゾン投信は設定来一度も分配金を出していません

セゾン投信

出典:セゾンバンガードグローバルバランスファンド

分配金を出さない投信は複利が期待できる

分配金を出さないということは、課税されて税金も持っていかれないですし、利益はすべて再投資するので複利効果が得やすいということです。

複利効果を得るためには再投資する必要がありますけど、分配金はゼロのためまず私たち投資家の手元にお金が来ませんので選択の余地なく再投資してくれます。

これがいいところです。

仮にセゾン投信が分配金を出すとなった場合でも、

当ファンドは、決算時(年1回、12月10日)に基準価額水準、市場動向を勘案して分配を行ないます。ただし、分配可能額が少額の場合や市場動向によっては分配を行なわないこともあります。 また、当ファンドは分配金再投資専用のため、分配が行われた場合、収益分配金は税金を差引いた後に再投資されます。-セゾン投信

分配金再投資専用のファンドであるため、複利効果を得ることができます。分配金出さないほうがいいですけどね。

「一つのカゴにすべて盛る「なという投資の格言がありますけど、実感してますねーそれわ。一つに集中すると値上がりが大きいとリターンも大きいけど、 リスクも大きい!下がるときは一直...
再投資してくれる投資信託で積み立てを

これから投資をするのならば、分配金を出さずに再投資してくれる無分配型の投資信託がいいと思います。セゾン投信は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」も「セゾン資産形成の達人ファンド」も無分配型の投信なので複利効果を得ることができます。

また、毎月5,000円とリーズナブルな値段で積み立て投資ができるのも魅力ですね。 コツコツ積み立てをすることは大事ですけど、「いつ売るか」も考えておく必要があると思います。

以上、私なりの分配金出す投信はダメだよーってことでした。

【投資信託】セゾン投信(資料請求)【長期投資】

公式 長期投資のセゾン投信

久々に投資の話です。 最近、投資の方針お考えています。 投資って言うと敬遠する方も多いとは思いますが、お金を増やしていこうと考える場合には外せない選択肢です。預金金利だけでお金...
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コメント

  1. たなぼた より:

    たこあし分配って特別分配のことですよね?
    課税されましたっけ?

    • ジン より:

      たなぼたさん
      新しいブログの方にも訪問いただいきありがとうございます。特別分配金は課税されないですね。修正しました。ご指摘ありがとうございます!
      繰り上げ返済すごいですね。参考にさせてもらっています。今後ともよろしくお願いします(^・^)

  2. マッキー より:

    ジンさん

    一度コメントを消したのですが(大きなお世話かも、と思って)、世間では悪名高い毎月分配型ですが、見つめる方向を変えるとちょっぴり違うことも見えてきます。

    毎月分配型の投資信託は要するに、複利効果を放棄して投資回収率を確定しているということも出来ます。特にNISA、ジュニアNISAで威力を発揮します。毎月分配金に課税されませんし。例えば、今年から導入されたジュニアNISAの分配金利回りが15%程度だと非課税期間内に投資回収率75%、ロールオーバー期間が積み立てNISAがどうなるかわかりませんが、3年として45%、投資元本を上回ります。つまり、多少分配金が減ろうが繰り上げ償還以外は負けないことになります。

    ちなみに私は実際にNISA、ジュニアNISA枠一杯に毎月分配型の投資信託を買って、その分配金によるキャッシュフローで直売り積み立て投信(セゾン投信、ひふみ投信、鎌倉投信)を購入してます。非課税の威力、凄いです。

    • ジン より:

      マッキ―様
      コメントありがとうございます。
      なるほどですね!今まで、毎月分配投信=悪みたいな思い込みもありましたが、タコ足配当をしていない投信であれば、こうした
      使い方はいいと思います。盲点でした。
      積立NISAができるとさらに威力を発揮しそうな投資手法ですね。
      ありがとうございます。

  3. マッキー より:

    ジンさん

    「資産はあなたのポケットにお金を入れ、負債はあなたのポケットからお金を捕っていくものです。」by 金持ち父さん

    要はバランスの問題だと思います。キャッシュフローも大事、複利効果も大事ということです。マーケット急落時や右肩上がり、下がりの相場の時はドルコスト、複利狙いは意味無いですし、毎月利益確定や損切り(つまり毎月分配型)に偏っても投資効率が悪くなる一方です。どちらになっても良いように、どちらもやっとくのが良いと思います。

    • ジン より:

      マッキー様
      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおりで、下げ相場の時は複利狙いは無意味ですね。
      利確、損切りも踏まえながら、バランスよく投資するのが良さそうです。
      いつもありがとうございます。
      どちらか一方に偏らないというのがよさそうですね。

  4. マッキー より:

    ジンさん、おはようございます。

    少し誤解を与えてしまったようです。
    「タコ足配当になっていなければ」

    確かにその方が望ましいですが、別に一時的にタコ足分配になっていても、繰り上げ償還にならない程度、つまり分配余剰金が基準価格を上回る程ゴッソリあるとか、分配金を減らせばファンドの維持が可能でリーマンショックを生き延びたファンドなどの場合は、検討の余地があるものもあるということです。毎月分配型の理想的な展開は、一括投資で暫く経つと売って利益確定もヨシ、このまま投資回収率を上げ続けるもヨシ、の状態を経て投資額を上回ることにあると思います。ここまで来ると分配金は税引後、全額リターンになります。基準価格が半分になろうが、分配金が減ろうがあまり気になりません。去年が分かりやすい年ですね。第一次チャイナショックで始まり、ブリグジット、第二次チャイナショック、トランプショックで大きく私の持っている投信も時価は値下がりましたが、トランプ相場で元に戻りました。その間に頂いた毎月の分配金は全部リターンということです。

    結論として、ファンド選びはいろんなやり方があると思いますが、

    「この積み立て投信、この毎月分配型のファンドは、私の妻の老後を経済的に助け、残りを子供に相続できるものだろうか?」

    こんな感じの視点で資産を買えば、あまり大火傷はしないかなぁ、と思います。

    • ジン より:

      マッキ―様

      なるほどです。タコ足配当のファンドでも、繰り上げ償還さえしなければ買いの選択肢に入ってきますね。
      私は臆病なので、それでも利益から分配金を出しているファンドの方が好いと感じてしまいます。
      大きなやけどをしないことが投資では大事だと思っています。
      何に投資していくか、きちんとリスク管理が大切ですよね。