将来の不安を持ちすぎると、財布のヒモはギュギュっと締まってしまいます。背に腹は代えられないので、今を犠牲にしてでも、将来への備えを優先する。
そんな日本。
私のパートナーさんは、いつも超楽観的でして「なんとかなるでしょ」というのが口癖です。
そして、やっぱりお金を使うのは楽しいので、収入の範囲内でやりくりをすることは前庭として、収入を増やすことを実践しています。
過去の反省を込めて、投資をする際には家族で相談するようにしています。
『オリエンタルランドを買おうと思っているんだけど?』みたいな感じで、業績がいいとか、ここが懸念材料だとか、そういうことを話すわけです。「は?オリエンタルランド?あーディズニーランドね。。。」というのもありますが・・。
投資には元本割れが付き物なので、元本割れの可能性を伝えると、必ずと言っていいほど反対します。
元本割れは恐れるべきことはなにか?
元本割れよりも怖い思考停止
私は元本割れの可能性がある金融商品(株式や投資信託など)を保有したくないという恐怖に立ち向かわないことのほうが恐怖だと思っています。
いや、恐怖とかそういう表現がよろしくないですね。
どんな表現がいいんだろう。
収入や資産が増えると、それだけ「不安への耐性」がついてきて、そして、ちょっとずつですが窮屈さが薄れていくと思います。
貯金10万円の人より、100万円の人のほうが、100万円の人より、1000万円ある人のほうが、気持ち面での余裕や使い方の余裕が出てくるんだと思います。
投資を再開してのこの2年。過去の反省から、「お金を減らさない」ような投資を心掛けています。
お金を減らさない安全運転な投資
この「お金を減らさない」ことは、『取り返しのつかないような損失を出さない』というのを大前提に投資をしています。
また、含み損になったからといってちょいちょい損切りをすることもしていません。損切りはときに、投資のパフォーマンスを上げるために必要なことです。
しかし、私の場合は、それが癖となってゲームのような感覚で投資をしてしまいそうな気がして、どちらかというと長期保有を前提とした投資。
つまりは、「含み損」になっても保有し続けたい企業なり投資信託への投資をする、というのが性に合っているように思います。
利益が出れば、それが過熱感があるのであれば利益を確定して、自分の収入として確定させる。そうでなければ、持ち続ける。そんなゆる~い投資手法です。
投資信託は、少額でも投資ができて、積立もしやすく、便利な商品だと思います。
セゾン投信とひふみ投信に積立を続けていますが、10%以上のリターンが出ており、徐々にお金が増えていくことを実感できています。
10万円投資して、1万円利益がでる。
働かずして、1万円の資産が増えるわけですが、こうした取り組みが資産を増やしていく第一歩なんです。
もし、元本割れがいやだからと預貯金しかしていなかったら、こうした体験もできなかったでしょう。
情報収集をして自分で判断しよう
サラリーマンの場合、情報収集の時間が限られますが、その限られたなかで、自分が納得できる判断できる材料を探すというのが大事だと思っています。
人生や仕事といっしょで、自分で判断して決める。
そうしないと、結局悪い方面(損)になった場合に、自分に言い訳をしちゃうんですよね。投資で利益を出している人たちの投資手法や投資銘柄は参考になります。
ただただ鵜呑みにしても、同じようにリターンを得られるかは分かりません。投資している銘柄を知った時点では、その人と買った時点で違うわけですからね。
結局、自分の頭で考えて、自分で判断したものは、あとで反省もすることができます。
次につなげることもできるんだと思います。
資産づくりはコツコツ積立投資から
リーマンショックのときに株式投資の面白みを知りました。
しかし、途中、マンション購入など現金ポジションが著しく悪化したことや子どもができたことでなるべくお金を減らさない投資をしていきたいと考えました。
1年以上、株式投資から離れましたが2年前に再開。
コツコツと積立投資もしながら、時には投資したいと思える企業に株式投資をしています。
≫≫ 毎月たった2万円、10年間積み立てるだけで280万円にもなる複利の力を活かせ
企業は、配当を出し続けてくれるだろう企業が多いですね。
リターンは大きくないかもしれませんが、損はほぼ出すことなく、資産の積み上げができています。
のめりこむことなく、適度な距離を取りながら、資産を増やす取り組みをしていく。
元本割れが恐いというよりは、そのリスクを適度に管理しながら、資産アップにつなげていきたいですね。
家族でそうした話をしながら、ちょっとずつ資産づくりに励んでいきます。
ではでは。