初任給からの後悔。積立投資は「早く始める」「継続する」で資産が増える

投資、お金
stevepb / Pixabay

初任給をもらったのが10年以上前の話ですが、初任給からやっておけばよかったことがあります。それは、やっぱり王道なんですが、積立貯金です。

4月末には初任給、あなたが手にする初めての給料が口座に振り込まれると思います。

そのお金をどう使うか。

これは、あなたの自由ですが、使うだけではなく、お金を増やし、殖(こ)やしていくことも知っておきたいこと。

恥ずかしながら、初任給をもらった当時の私は何も知りませんでした。おおお、給料がはいったぜいっていうくらい。目的があったので、貯金もしていましたが、それでは不十分だったな、と今だからこそ思います。

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あとで貯めるは貯まらない

大卒初任給の手取り額は平均して17万円程度。額面では、もっと多いですが、所得税や社会保険料を差し引かれますので、手元に入る金額はそれほど大きくはありません。と言っても、アルバイトをしていたときよりははるかに大きな金額。

そこから、貯金をしていくのは結構大変です。特に一人暮らしではほとんど貯金ができないかもしれません。

貯金は3つで区分

一口に貯金と言っても、貯金にも性格を持たせるべきというのは、私の考えです。そして、面倒くさくても、貯金の性格ごとに銀行口座を持つというのがベター。同じ口座であれば、手を付けてしまいやすいからです。

【貯金の性格】

  1. 使うための貯金
  2. 生活のための貯金
  3. 増やすための貯金

少額でもいいので、1つの口座に貯金をしていくよりも、3つの銀行口座を開設して貯金すると、不思議と貯まっていきます。

使うための貯金とは?

この先、1か月から3ヶ月くらい先を見据えた消費のための貯金。

例えば、旅行、衣服代、飲み会代など。思ったよりもお金は出ていくものですが、毎月の給料だけではしんどい場合もあります。その場合に、そうした支出が少ない月には、いつもより多めに貯金をするなどお金の流れを作っていくといいですね。

生活のための貯金

ほとんど引き出さずに貯めておくお金。できれば、生活費の6か月分くらいは常にストックしておくと何かと安心です。もちろん、働いた当初はそんなお金は貯まりませんから、徐々に貯めていければいいですね。

その際に、気を付けたいのは、引き出しにくい銀行口座にしておくこと。ちょいちょいATMからお金を引き出すと貯まらないので、引き出すのに面倒くさい銀行がいいですね。

なかでも、スマートフォンで操作しないとATMからお金を引き出せないじぶん銀行はおすすめです。

docomoのスマートフォンを利用しているのですが、今年で契約してから2年が経つのでキャリアの変更を考えています。 家族の人数が少ない我が家にとっては、docomoが提供している...

引き出すのに、ひと手間がかかるので面倒くさいんですよね。我が家の場合は、絶対に将来必要なお金をこの口座に貯めています。もちろん、一度も手を出したことがありません。

公式 じぶん銀行

増やすための貯金

初任給からの後悔でもっともあるのが、「増やすための貯金」です。お金がお金を生む、お金に働いてもらう、そんな考えを一切持ち合わせていなかった私ですが、もし23歳の頃に戻れるのであれば、この増やすための貯金を実践していきます。

増やすためのお金。

それは、ズバリ!積立で投資をしていくことです。

お金を運用するのは、始めた時期が早ければ早いほど、効果が高いですからね。私が投資を始めたのは28歳の時です。逆にいうと、それまでの時間ロスをしていたということ。この差はかなり大きいです。

若いときから投資に慣れておけばよかった、積立投資をしておればよかったというのが本音のところです。

積立投資が一番楽な方法

マイナス金利の今、銀行の1年定期預金は0.2%(オリックス銀行)、メガバンクは0.01%(みずほ銀行)と、かなり低いものとなっています。もともと金利が低かったのに、さらに拍車をかけましたね。

毎月1万円。ボーナス時5万円(年2回)

これだけで年間22万円も貯金することができます。これを銀行のなかでは比較的金利の高いオリックス銀行の1年定期を10年間続けたとすると元本220万円に対してもらえる利息はわずか2.4万円ほどです。利息には税金がかかるので、もっと小さくなります。10年貯め続けて、これはあまりにも小さいですね。

例えば、積立投資に向いている投資信託に毎月投資していると、利回り3%と仮定すれば、運用資産は約259万円にもなります。

積立投資

約30万円以上も差が出ることになりますね。

10年でこれなので、20年、30年と続ければもっともっと差が出ます。もちろん、新入社員ではなくても、いつからでも早く始めたほうがいい効果が高いです。

人気のセゾン投信ひふみ投信など、投資方針が明確で応援できる投資信託(ファンド)や、SBI証券などで取り扱っているインデックスファンドで毎月積立投資をしていくと良かったと思います。

机上の空論じゃないの?

利回り3%というのは、控えめの利回りとはいえ、値動きのあるリスク資産に投資をすると、必ずリターンが出るわけではありません。結局、机上の空論じゃないの?って思われることもあるかもしれませんね。

日経ヴェリタスという投資専門誌にちょうど載っていました。

2010年4月から10年間、毎月3万円積立を4パターンでシミュレーションしたものを記事にしてくれています。

【4パターン】

  1. 日本株式100%
  2. 日本株式35%、海外株式35%、国内債券15%、外国債券15%
  3. 4資産均等
  4. 日本株式15%、海外株式15%、国内債券35%、外国債券35%

この方法で検討するのは、投資本でも多いですね。

日本株式100%で運用した場合

日本株式

日本株式のみに投資をした場合、元本360万円に対して、142万円増えました。

ちなみにひふみ投信は日本株式オンリーの投資信託です。その高いパフォーマンスから評価も高いですね。

ひふみ投信

株式重視で投資

株式重視

一方、国内外の株式や債券で投資し、株式の比率を高めにした場合は、元本360万円に対して、運用益は162万円となっています。

国内株式だけというよりも、資産を分散して投資することのほうが高いパフォーマンスが出ていますね。

4資産均等で投資

4資産均等

国内外の株式や債券の比率を同じにする方法もよく見られます。この場合、10年間の積立元本360万円に対して、141万円の運用益となっており、リスクの高い日本株式のみと同等の結果ですね。

債券重視で投資

債券重視

債券重視の場合は、元本360万円に対して運用益119万円ともっともパフォーマンスが悪くなっています。と言っても、定期預金だけよりははるかに高い運用益ですが。

株式重視で積立投資を

この4資産での投資方法でも、リターンは変わってきますね。株式のみよりも、債券を取り入れながら4資産に投資するほうがリターンは高いというデータです。2001年4月からの15年間でも同じ結果でした。グラフは2001年4月からの10年間。

積立投資 結果

実際に2001年からの10年間ではリーマンショックなどもあり、暴落相場もあるわけですが、それでも積立投資を継続している結果、きちんとリターンが出ていますね。

投資の本で(題名忘れました)が、10年間4資産に積立投資をすると勝率は9割以上という統計データもあるようです。

4資産であれば、インデックスファンドのほかに、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが人気です。アメリカで最初にインデックスファンドを実施したバンガード社へ投資している投資信託です。

始めてから、自分の貯金状況や投資に対するリスク許容度、考え方を踏まえながら、続けていけるといいですね。

まずはしっかりと貯金する癖をつける。そして、その一部は積立投資をしていくのがいい方法だと今更ながらに思います。

私の初任給からの後悔、積立投資をやっておけばよかったというお話でした。

では。

3月も半ばが過ぎ、もうすぐ4月です。4月になれば新社会人の方々が入社してきますね。わが社も例年、新入社員が入ってきます。社会人になると給料がもらえます。今までは、学生という立場です...
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