大学までの教育費の貯金はそれで大丈夫?15年後に1.7倍(年54万円→93万円)にアップだって!?

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子どもがいる家庭では、頭を悩ますのが教育費です。大学卒業までに1,000万円とか2,000万円とか言われますので、家計のなかでも大きなウェートを占めます。

我が家はまず中学卒業までに最低500万円を目標にしています。児童手当に手を付けずに192万円、学資保険140万円で332万円は貯まる想定。我が子が生まれて1年7か月ですが、150万円貯まっているので、ほぼ問題なくクリアしそうです。

でも、先日、新聞の報道を読んでいてうっかりしていました。今の教育費の貯金シミュレーションはあくまで今の想定なんですよね。

そうです。学費が上がっていくということを完全に失念していました。

あなたの教育費の積み立て、ほんとにそれで大丈夫ですか?

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国立大学の授業料が1.7倍に

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朝日新聞の報道によれば、文部科学省は12月1日(2015)年に国立大学授業の試算を発表したようです。文科省のサイトを見に行っても全然見つけれませんでした。

文部科学省は1日、年間約54万円の国立大学授業料について、2031年度には93万円程度に上がるという試算を示した。

-引用-朝日新聞

なんと国立大学の授業料が15年で約1.7倍にもなる試算です。

15年後と言えば、うちの子がちょうど高校生。うん、今のまんまじゃ子どもの教育費の貯金方法を見直さないといけません。

学費は上がるのはなぜ?

国立大学は、運営費の補助金が国から出されているわけですが、今後削減される可能性があります。削減するとその埋め合わせは当然ながら授業料で補う必要が出てくるわけですね。

授業料って上がる要因があるわけです。

そして、少子化。子どもの数が減っていますので、今の授業料では大学も運営できなくなるわけで、一人当たりの授業料をあげざるを得ないわけですね。

もちろん、私立大学も同じ。文科省のサイトを覗くと徐々に私立大学の授業料も上がっているのが分かります。

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我が子が大学に入ると仮定した場合、そのお金がいるのは約17年後。

当然、今よりも必要なお金は変わっていると思ったほうが良さそうです。

シミュレーションしてみよう

仮に大学入学時に300万円必要とします。それを1.7倍すると510万円まで跳ね上がります。なんと210万円も多く貯める必要があるわけなんですね。

この210万円。

我が家で想定して、16年後にきちんと貯めるには・・・

なんと毎月11,000円の上乗せが必要です。今は大体毎月2万円~3万円を貯めていますので、更に11,000円を上乗せとなるとかなりきついです。

毎月2万円でも16年後には400万円近く貯まりますので、いかに時間を味方にするのが大事かが分かります。

知るぽとのシミュレーションツールが毎月いくら貯める必要があるのかなどを試算できて便利ですので、一度計算してみてください。

教育費 資金シミュレーションツール

子どもの教育費はどうやって貯めていく?

子どもの教育費積み立てを増額しなければなりません。もちろん、今回の文科省の報道は試算なので、15年後に1.7倍に上がるかどうかは確実とは言えません。

ただ、上がっていく要素はあるので、今時点の想定で教育費を積み立てるのは良くないように思いました。

必要な教育費が上がることを想定して家計を見直していく必要があります。仮に大学の授業料も含めて上がらなければ、それはそれで結婚式の費用に出してあげればいいんです。多く貯め過ぎて家計を苦しくするのはよくありませんが、教育費は多少、窮屈な思いを親がしても貯めるべき費目です。

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貯金で貯めていこう

まずは毎月の貯金からお金を貯めていくことが大切だと思っています。ポイントは、毎月です。ボーナスで貯めればいいや・・・ってのは、最終手段。ボーナスが出ないこともあるので、あてにしません。

本音のところは、ボーナスくらいはちょっと自分にご褒美もしたいですよね。

毎月はカツカツというあなたの家計。我が家と同じですね。子どもが生まれると、ベビー用品にお金もかかりますし、ストレス発散費用も増えたりします。

でも、それを節約するわけにはいきません。

そんなときは、年に3回ある児童手当をそのまま貯めましょう。

児童手当は中学卒業まで支給され、何も手を付けないと192万円も貯まります。大きいですよね。これぞちりもつもればーーーです。

関連記事 児童手当の支給日はいつ?共働き夫婦は所得制限に注意して、コツコツ貯めて教育費にしよう

学資保険を活用しよう。預金よりもここが有利

貯金以外にも学資保険の活用も有効です。

学資保険のデメリットは、満期まで同じ利率ということ。今は低金利なので、その低金利がこのさきずーっと続かないとすれば、預金の金利が学資保険を上回るかもしれません。

今のことろ、定期預金の5倍以上の返戻率があるので、学資保険のほうが有利です。

学資保険と定期預金の違いです。

  • 学資保険の満期金には税金がかからない

正確には満期金には一時所得扱いになって課税対象ですが、支払金額+50万円までは非課税になるので、満期金には課税されません。

一方、預金の場合は利息に20%の税金がかかるので、同じ300万円でも積立金額は学資保険のほうが少なくて済みます。

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もう1つ違いがあります。

  • 学資保険は生命保険料控除

学資保険は、生命保険料控除になります。最大4万円の所得控除を受けることができるので(新契約の場合)、2割の税区分であれば4万円×20%=8,000円の節税になります。

ちなみに、100万円を0.2%の定期預金に預けてもらえる利息は1,584円です。8,000円を利息でもらおうと思うと500万円は定期預金に預けないとダメですね。

そう思うと、学資保険はまぁまぁいい商品だと思います。我が家も学資保険に加入しました。

どんな学資保険がいいかは、保険マンモスの無料保険相談などのFPが無料で相談に乗ってくれるサービスを利用するといいですよ。ライフプランシミュレーションもやってくれて、客観的に自分たちのお金に対するアドバイスももらえます。

関連記事 教育資金を貯めるのに学資保険は必要?利回りが魅力なら学資保険もアリです。

証券口座を開いて投資もしていこう

教育費が多くかかるのは大学入学時。生まれて18年後です。長い長い期間があるわけです。

この18年という時間を味方につけるのも、上がっていく教育費に対抗する手段です。大きなリスクを取るのは避けなければなりませんが、時間を味方につけることで毎月の積立額を減らすこともできます。

18年間で同じ300万円を貯めるにも、0.2%の定期預金では毎月14,000円必要です。それが、投資信託などを利用し3%の利回りでいけば、毎月11,000円で済みます。3,000円毎月の積み立てが減るわけですね。

ただ、投資すると値下がりリスクもあります。過度なリスクを取らず、値動きの比較的落ち着いた投資がいいと思っています。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドカブドットコム証券などで無料ETFなんかも良さそうです。

我が家も、子どもの証券口座を開設しました。

関連記事 子どもの教育費を貯めるのに証券口座はあり?未成年の証券口座はどこでも開設できるの?

子どもの選択肢を増やしてあげたい。その思いを実行に移せ!

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教育費の負担。家計に余裕があるわけではないので、貯めるのも大変です。

でも、私たちが少し我慢して貯めたお金は、子どもの選択肢を広げることになるんです。一般家庭の我が家では、すんごい選択肢は用意できないかもしれませんが、それでも大学に行きたいと言ったときには、「いいよ」と言ってあげれるように、笑顔で送れるようにしておきたい。

毎日とは言いません。毎月、何日かの節約が子どものお金になると思うと、節約もできますね。

今後、教育費は上がっていくでしょう。

だったら、私たちももっと稼いでやります。節約も頑張ってみせます。

すべては子どものために。

正直なところは、上がってほしくないですけどね。

ま、毎月の貯金額を徐々に増やしていこうと思います。

では。

コメント

  1. しらいゆうき より:

    子供の学資は頭が痛いですね。

    地方在住の場合、一生懸命勉強させて都市部の大学へ進学した場合、子供が戻ってこないというジレンマがあります。

    また、大学にしても学力が劣る場合、大した大学でないなら行かせても意味がないという気もします。

    実際、地方では大学進学よりも、工業高校あるいは高専へ進学して、就職する選択肢があります。
    現場の作業員ではありますが、超一流企業への就職もさほど狭い道ではなさそうです。

    また、将来にわたって現場の作業員は不足するという見通しがありますので、ますます重要になりそうです。

    • ジン より:

      しらいさん
      子どもの学費はほんと悩みますね。お金かかりすぎです。
      大学もレベルによると思います。私が言えたたちではありませんが、有名大学を出ないと大卒ブランドはあんまり意味ないですしね。

      あくまで、子どもの選択肢をお金で狭めないというのが親の務めかなと思います。大学に行くかどうかはそのときに子どもが判断するでしょうし。
      親としては行ってほしいですが。。。