おめでとうございます!まず、妊娠されたことはとても喜ばしいことですね。
これから我が子を見ることのできることはほんと楽しみですよね。でも、ちょっぴりお金の不安もあると思います。頭の片隅によぎっているはずです。
妊娠を機に退職・・って人もまわりにもいますが、出産手当金のこと知っておいたほうがいいかなと思う。
なぜなら出産手当金って大きな金額が支給されるからです。
我が家ももらいました。もしかしたら、二人目っができるってなるかもしれませんのできちんと記録を残しておこうと思います。
少し前に我が家は支給された出産手当金がもらえる人、要件、支給日などについて振り返っておきます。
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出産手当金はだれがもらえるの?
仕事をしている新しく母親となる人が産休に入ると当然給料がもらえませんので、その代わりに収入を援助してくれるシステムが出産手当金です。
これは加入している健康保険から支給されます。
出産手当金がもらえる人
勤務先の健康保険に加入している人です。
ただし、産休中の給料が3分の2以上支給されている場合は、出産手当金は支給されません。
勤務先の健康保険に加入している人であれば、正社員に限らず、パート社員、契約社員やアルバイトでも支給対象者です。
出産手当金がもらえない人
国民健康保険に加入している人は支給されません。専業主婦や自営業の方などです。
会社員でも加入している健康保険が国民健康保険に加入されていると支給されません。
出産手当金は家計を助けるお金
出産手当金ってまとまった額を支給されるためか、結構もらえるんだなって印象でした。
出産手当金の支給額
出産手当金は日給の3分の2の金額を産休として休んだ日数分が支給されます。
計算式でいくと、
月給÷30=日給
日給×2/3×産休した日数(※)=出産手当金としてもらえる金額
※産休とは、産前42日・産後56日の休みのこと
となります。我が家で言うと、妻の月給は税込20万円いかないくらいでしたが、約40万円くらい支給されていました。大きな金額ですよね。
月給の計算って?
月給は健康保険料の計算と同じで、基本給に加えて手当が残業代も込み込みで支給される給料総額のことです。
毎年、4月,5月,6月の3カ月平均となりますが、我が家のように3月半ばから産休に入った場合は、12月から2月が月給の計算の対象となったようです。
出産手当金が減額される場合
我が家は出産予定日より早く生まれたので減額になりました。
産前42日から早く生まれた分差し引かれます。逆の場合は、出産手当金が増額されるってことですね。
出産手当金が減額されたーーー!!って思うより、無事に生まれてきてくれることのほうが全然大事ですね。
退職すると出産手当金がもらえない
出産前に退職すると出産手当金支給要件を満たさないため、出産手当金がもらえないので注意が必要です。
ただし、健康保険加入期間が退職日までに1年以上ある場合で、産休中もしくは出産後に退職する場合は、出産手当金をもらう権利を保有しているので支給されます。
退職を決めていても、退職日によって出産手当金の支給の有無が変わるので、同じ退職するにしても調整ができるのであれば調整されたほうがいいですね。会社と応相談事項ですね。
また、有給休暇を消化して産休に入ってから退職する場合、有給休暇は給料が支給されていることと同じなので、その期間は出産手当金の対象外ってことになりますね。
出産手当金の申請方法
出産手当金をもらうには「出産手当金支給申請書」を記入し提出する必要があります。そういえば、出産後の入院期間中に書いていました。
この用紙は産休に入る前に勤務先から必ずもらいましょう!
申請が遅れるとその分支給が遅れますしね。出産後この用紙に産院の担当のお医者さんに必要事項を記入してもらう必要があるので、入院期間中に準備できるのが一番効率がいいです。
申請すると1~2カ月後に支給されるのが一般的です。
我が家の場合は申請してから、
3ヶ月後くらいに支給
されました。結構時間がかかります。申請のタイミングと事務側の支給手続きのタイミングが悪かったのかもしれません。
あてにしていて支給が遅れるってこともあると思いますので、資金計画の際には注意が必要です。
申請のタイミング
出産手当金の申請のタイミングですが、産後休暇が終わってからするのが一般的だと思います。
決まりはないので①産前休暇が終わった後に申請、②産後休暇が終わった後に申請といったように2回に分けて申請することもできます。
人事部が嫌がるかもしれませんが。少しでも早く出産手当金を支給して欲しい場合は、2回に分けて申請することも検討してもいいですね。
出産手当金は子どものために貯金しよう
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出産手当金は出産後の資金計画に影響します。
産休中・育児休業中は収入が減るのでこうした出産手当金の存在が結構ありがたい。
我が家も収入激減で結構しんどいなー全然貯金できない!
って思っていたところに出産手当金が入金されたので助かりました。(全額貯金しましたけど)。
妊娠・出産を機にお金は激動期間となりますので、こうした手当をきちんと把握して資金計画をたてたいものですね。
我が家は資金計画をたてましたけど、案外と育児用品やらなんやらで支出が思ったより多かったです。
私の考えですが、こうした手当やボーナスは基本的に「臨時収入」の位置付けです。「臨時収入」なので手を付けずに貯金口座にGO!です。
無料の家計簿アプリ・マネーフォワードを利用すると収支だけでなく貯金額も把握しやすくなりますので重宝しています。
自分の資産額を把握できる家計簿アプリはなかなか他にはないですからね。便利です。お金をきちんと管理して子どものためのお金を作っていきましょう。
ぜひ使ってみてください。
マネーフォワードやfreeeでも同じように家計簿をつけることができます。
大切な大切なお金です。
赤ちゃんの、家族のお金です。
きっちり管理が大事ですよね。
子どもが生まれたら余計に思います。
毎月の給料で生活をして臨時収入は貯金。
これだけでも年間貯金目標額にグッと近づきます。やめましょう。臨時収入をあてにした消費。
出産手当金は、出産をがんばったお母さんのためのお金でもありますが、子どものためのお金でもあります。
将来の子どものために、我が家は貯金です。
コツコツしっかり貯めていきましょう。
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