住民税を普通徴収にしている場合は、お手元に納税通知書が届いていると思います。
住民税は、課税所得に税率10%がかかってくるので、高いですよね。
1期あたりの納税額が30万円未満であれば、コンビニ納税ができます。
一括で30万円以上の納税額であっても、4期の分割払いもできるので、その1期あたりの納税額が30万円未満であれば、コンビニで納税できるんです。
口座振替をするのが、最も手間もなく、楽ちんです。
しかし、ひと手間することで、ちょっぴり節約することもできますよ。
税額の0.5%は安くできるので、10万円なら500円の実質節税ができますね。
30万円未満の税金はnanaco払いをするとお得
高額な納税額の場合は使えない裏ワザですが、30万円未満の納税額であれば、コンビニで支払いができます。
自治体から送付されてくる納税通知書にバーコードがついていれば、コンビニ納税ができますね。ほとんどの自治体が対応していると思いますが、まだ未対応の自治体もあるかもしれません。
この場合は、電子マネーを利用して、納税することができます。
セブンイレブンが近くにないとこの技は使えないですが、セブンイレブンがあれば、電子マネーnanacoを利用して、税金を支払うことができます。
このnanacoカードを使って、納税すれば、お得になるんですね。
但し、nanacoカードのポイントはつかない
nanacoカードを使って支払いをした場合、通常、100円(税抜)に対して1ポイントつきます。
還元率1%なので、高い部類ですね。
ただ、nanacoで納税した場合、このnanacoポイントがつくわけではありません。
クレカでnanacoにチャージでポイント
では、なぜnanaco払いがお得か?
それは、クレジットカードでnanacoにチャージする際に、クレカのポイントがつきます。
このため、このクレカのポイント分がお得というわけです。
0.5%還元率のクレカであれば、10万円の税金で500ポイント、20万円であれば1,000ポイントと地味にお得です。
毎年していれば、そこそこのポイント分がお得になってきますね。
nanacoへのチャージでポイントが貯まるクレカ
ただし、nanacoへのチャージではどんなクレジットカードでもポイントが貯まるわけではありません。
むしろ、貯まらないクレカのほうが多いですね。
nanacoにチャージすることで、ポイントが貯まるクレジットカードです。
以前は、楽天カードも対象でしたが、現在はnanacoへのチャージではポイント対象外となっています。
電子マネー | カード | 還元率 | 年会費(税抜) |
---|---|---|---|
nanaco | リクルートカード | 1.2% 2018年4月16日以降は3万円までポイント付与 | 無料 |
セブンカードプラス | 0.5% | 無料 | |
ファミマTカード | 0.5% | 無料 | |
ライフカード | 0.25% | 無料 |
nanacoで税金払いの準備
手間はかかりますが、慣れれば簡単です。
○nanacoカードを手に入れる(イトーヨーカドーで7のつく日なら無料、セブンイレブンなら300円発行代)
○nanacoチャージでポイントが貯まるクレカの用意(セブンカード・プラスなど)
これで準備完了です。
nanacoへのチャージは最大10万円
1枚のnanacoへのチャージは、最大10万円です。
nanacoカード内5万円+センター預かり5万円の合計10万円となります。
nanacoモバイルでも税金払いができるので、androidスマホを持っていれば、合計20万円まで可能ですね。1か月のチャージは20万円が限度です。
また、
1度の支払いでは、25万円まで支払うことができます。
家族分のnanacoカードもあれば、25万円までいけます。(10万円×2、5万円×1)
1度の取引で、5回の取引までと決まっているためです。
ちなみに、
nanaco払いは、納税者の名義に関係なく、支払い可能なのです。
ちょっとでも税金を安くしたいなら
nanaco払いは、チャージしたり、セブンイレブンに行って納税する必要があるので、手間は手間です。
口座振替のほうが楽ちんです。
最近では、クレジットカード払いもできる自治体も増えていますので、自宅のパソコンからでも納税できます。
ただし、クレジットカード払いは、手数料がめっちゃ高いです。
還元率0.5%のクレカであれば、手数料負けします。
参考 コンビニ納税vsインターネット納税。両方試してみたけどどっちがお得?
手間を惜しまなければ、nanaco払いが最もお得ですね。
セブンイレブンで支払うときは、
①「nanaco払いでお願いします」
②50,000円を超える場合は、「センター預かりに入っているので残高確認をお願いします」
で10万円分の税金を払うことができます。※もちろん、事前にクレカチャージですよ。
納税額が30万円未満(nanacoで支払えるのは25万円まで、残りは現金払い)という縛りはありますが、使える方は多いのではないでしょうか。
高還元率のカードが次々と改悪されている現状では、セブンカード・プラスがnanaco払いでは持っておくといいカードとなっています。
住民税、固定資産税、不動産取得税、自動車税など、バーコード付きの納税通知書(納付書)があれば、nanaco払いできちゃいますよ!
ではでは。
○節税対策!nanacoモバイルにクレジットカードでチャージして税金を安くする方法
○1枚のnanacoで5万円以上の税金を支払って節税する方法とは?
○nanacoカード1枚で10万円までの税金が払って節税する方法
○nanaco(ナナコ)って自分以外の名義の支払いでもすることができるの?
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