米国株でFIRE(経済的自由)を実現されたエルさん(@leveraged1)『英語力・知識ゼロから始める!【エル式】 米国株投資で1億円』を読破しました!
経済的自由というのは、私の目標でもあります。
その目標に向かって株式投資をしているわけですが、エルさんのブログやツイートはチェックしていたこともあり、今回の本は非常に楽しみでした。
結論から言うと、読んで大満足の本でした。
これから投資を始めたいと考えている方は、ぜひ手に取ってみてください。
読んだ感想をまとめてみました!
米国株は投資初心者向け
2017年に投資を始めた頃は、米国株も投資をしていたのですが、私は現在は国内株を中心に投資をしています(米国株も一部保有しています)。
今後は国内株だけでなく、米国株にも視野を広げたいと考えていますので、米国株本にはアンテナを張っています。
本の中でも解説されていますが、米国株の魅力は、「誰もが知っているサービスを提供する企業」があり、その企業がとんでもない優良企業ということですね。
自分が使っている商品やサービスを見ていると、米国株の上場企業であることが非常に多いと思います。
例えば、私は毎日iPhoneを触っていますが、Appleは米国株の上場企業で、世界トップクラスの時価総額を誇りますね(かつて持ってたんですが、血迷って売ってしまいました)。
Amazonもよく使いますし、WordやExcelも毎日使いますがMicrosoftのサービスですね。
P&GのCMを見ない日はないですし、ナイキの靴だって持っている人も多いでしょう。
そう!
米国株には超有名な優れたサービスや商品を提供する会社が多いのです。
そうした企業は安定して成長をしていますし、今後も伸び続けることでしょう。
見るべき指標を2つ
投資する際に見るべき指標として2つ掲げられています。
- 営業利益率
- 営業キャッシュフロー
営業利益率は収益性を見る際に重要な指標ですが、さらに重視している指標が「営業キャッシュフロー」だそうです。
営業キャッシュフローは、いわば「現金を稼ぐ力」です。
売上高で除した「営業キャッシュフローマージン」が20%以上を目安にしているとのこと。
私も同様に営業キャッシュフローマージンはとても大事にしています。
EBITDAでもいいですが、私はすぐに計算できる営業キャッシュフローマージンを重視。
キャッシュフローは会計的に操作しにくいこと、営業キャッシュフローマージンは現金を稼ぐ力を見ることができるため、安全性と収益性を確認できることで重宝する指標です。
投資する際には、
- 営業キャッシュフローマージンが安定してプラス推移
- 10%以上であれば良い
- 20%以上であればなお良い
と私は考えています。
自己資本比率やROEは入っていない
エルさんの投資方針のなかには、ちょっと意外だったのが自己資本比率やROEは、投資する際の指標に入れてないそうです。
自己資本比率は、企業の財務状況、つまり安全性を見る指標。
ROEは自己資本で見る収益性の高さを見る指標です。
私はいずれも重要視している指標ですが、ROEは自己資本を下げる、借金をすることで操作できる指標という点で重要視していないようですね。
やや専門的なので、詳細は割愛しますがROEは分解するとなぜ高いのか、上がっているのかを確認できますので、それを見て私は重要視しています。
人生の有限感
エルさんは40歳のときにFIREを考えられ、51歳で実現されています。
私もFIREは目標としていますが、それは大きいのは人生の有限感です。
「時間」がとてもとても貴重であることが年齢を重ねるごとに感じるようになり、人生の有限感を感じるようになってきました。
もっと時間を有効に使いたい。
家族との時間を作りたい。
自分の時間を作りたい。
会社にいる時間がとてもとても無駄であることも感じるようになっているので、焦らず投資元本を増やして、FIREを実現したいと考えています。
米国株は必須のツール
米国株は資産形成をしていくにあたり、もはや必須のツールだと思います。
米国株には連続増配銘柄が25年以上続けている銘柄が140社以上もあります。
国内株では2社しかありません。
それだけ、収益力が高く、株主と向き合う優れた経営陣が率いる企業が多いことの証左だと思います。
具体的な投資の考え方なども学べて、読んで良かったです。
ここが学べる!
- 米国株投資の魅力が分かる
- FIREに向けた投資リターン別シミュレーションあり
- 投資する際に見るべき指標
- 投資すべき具体的な10銘柄のご紹介
資産を長く持たせ、増やしながら、キャッシュインもある投資を続けていくには、米国株を組み入れておくことが外せない選択肢と言えそうですね。
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