人気の高まっているふるさと納税。
ふるさと納税をすると、寄附金控除証明書という確定申告のときに税金を安くしてくれる証明書類をもらうことができるんです。
先日、勢いよく楽天市場を利用して、ふるさと納税を実行したら・・・
住んでいる住所と違う寄付金控除証明書が送られてきたーー!!
あわわ。
このままでは、確定申告の際に不備ありって返ってきますやん。
最悪、認められないとかもあるかもと思い、ちょっと慌ててみました。
ふるさと納税で、申請する際に「名前や住所に誤りがあった場合」やふるさと納税をしたあとに「住所変更」があった場合はどうしたらいいの?
ふるさと納税したあとに、引っ越しをした場合も同じですね。
申込時に名前や住所が間違ったときは?
我が家は、先日、楽天市場を利用してふるさと納税を実行しました。
楽天市場からでもふるさと納税をすることができるんですが、楽天スーパーポイントが10倍貯まったので、ふるさと納税する際に必要な自己負担(2,000円)の軽減に成功しました。
➡ 楽天でふるさと納税をするとお得過ぎてビビった!スーパーSALEがねらい目
ただ、うっかりしていたのが(ちゃんと確認したつもりが)、楽天会員の住所が引っ越し前の住所だったため、送られてきた寄付金控除証明書が、旧住所が印字された形で送られてきました!
これは、まずいなぁと思って、寄附先に電話・・・
「ふるさと納税を貴市にしたんですが、申し込み時の住所が間違っていたため、旧住所が印字された証明書が送られてきたんです。
こちらの申請時のミスですが、改めて寄付金住所証明書を送っていただけますでしょうか」
自治体「あ、はい。すぐに送り直しますね。先に送った証明書はお手数ですが、破棄してください。」
と、あっさり対応してくれました。
申請時に名前や住所が間違っていた時には、
寄付先の自治体に問い合わせをして、
正しい証明書を再度送ってもらう!
自治体によると思いますが、電話で済みました。
ということで、同じ自治体の寄付金控除証明書が2枚あるという不思議な状態になっております。
確定申告不要のワンストップ特例の場合は?
ふるさと納税は、原則、確定申告が必要なわけですが、一定の要件を満たせば、ワンストップ特例といって確定申告が不要になる制度を利用することができます。
- ふるさと納税先が5以下であること(5つの自治体まで)
- 確定申告をする必要がない人(給与所得者でも年収2,000万円以上、あるいは、医療費控除の確定申告をする場合などは、特例制度を利用できません)
- 寄附金税額控除に係る申告特例申請書をふるさと納税先に提出すること
です。
このワンストップ特例を利用する場合は、ちょっと手続きが変わってきます。
ついでに聞いてみました。
申請後に名前や住所が変更になった場合は?
ワンストップ特例制度を利用する際には、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出する必要があります。
➡ 【ふるさと納税】確定申告が不要になるワンストップ特例制度の利用方法と注意点とは?
ただ、その証明書を出したあとに、結婚をしたり、引っ越しをしたりして、氏名や住所が変更になる場合がありますね。
この場合は、面倒ですけど、寄付先にきちんと連絡する必要があります。
手続きとしては、申請書を提出した(寄付先である)自治体に「寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書」を提出する必要がありますよ。
これを忘れると、ワンストップ特例制度を受けることができません。つまり、確定申告不要にならないので注意してください。
確定申告をしないでいいわ~って思っていると、実は税金控除を受けるのに必要だった!
ということにならないように注意しておいてくださいね。
ワンストップ特例の最大の注意点
ちなみに、一番大事なことが。
それは、
ふるさと納税した翌年の1月10日までに申請書を提出すること
です。
寄付先すべての自治体に提出いります!
必着です!!
これ、忘れちゃいかんですよ。ホントに。
忘れると確定申告しておかないと税金安くなりません。
年末ぎりぎりにふるさと納税をして、ワンストップ特例制度を利用しようとするのは、自治体の証明書発行手続きが間に合わない可能性が高いので、お勧めしません。
【クレジットカード払いが便利】
寄付金を支払いは、納付書支払いか、クレジットカード支払いが選べます。
特に納付書支払いは、自治体から納付書が送られてくるのに1週間程度(自治体内で決裁→送付に1週間程度)かかりますし、年末のように繁忙期はさらにタイムラグが発生してしまう可能性があります。
そのため、年内への寄付の完了するためには、時間のかかる納付書払いよりも、タイムロスがないクレジットカード払いをお勧めします。
お手元のクレジットカードを用意しましょう。
年内に寄付が完了しなかったという事態が避けられますね。多くの自治体が12月31日23:59までにクレジットカード決済をすれば、今年のふるさと納税として取り扱ってくれます。
余裕をもって、ふるさと納税をしておきましょう。
繰り返しになりますが、今年ふるさと納税をしてワンストップ特例を受ける場合には、翌年1月10日までに、寄付先の自治体に書類を提出してくださいね。
参考 寄附金税額控除に係る申告特例申請書(※PDF 総務省HPより)
参考 寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書(※PDF 総務省HPより)
まとめ(住所変更などがある場合)
ふるさと納税の申請の際に、名前や住所が間違っていた
寄付先の自治体に連絡をして、正しい情報を伝えましょう。すでに寄附金控除証明書を受け取っている場合は、再発行をお願いしましょう。
ワンストップ特例(確定申告不要の制度)を利用する場合
ふるさと納税をした年の、翌年1月10日までに、『寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書』を提出しておきましょう。
結婚した人や引っ越しした人は忘れずに!
確定申告をする場合
寄附金受領証明書の住所は、転居前のものですが、そのまま確定申告に出してOKです。
再発行依頼は不要です。
ふるさと納税はどうやってするの?
ふるさと納税をまとめているサイトから申し込むだけです。代表的なサイトがこちら。
ふるさと納税のサイトだけでこんなにあるんですよね。まだまだあるかもしれませんが、自分が使いやすいサイトを利用しましょう。
わたしは、ふるさとチョイス、ふるなびとさとふるが気に入っています。
ふるさと納税が家計改善に
家計簿アプリ・マネーフォワードの調査によれば、
と感じた人は、ふるさと納税をしたことがある全体の43%のうち、26%の人が家計改善を実感している。
私も、ふるさと納税を実施していますが、お肉やフルーツなど食費を減らすことができているので、これはまさにそう!という感じですね。
税金控除も受けられるので、お得度は抜群の制度です。
また、納税する際には、クレジットカード納付がお得です。
クレジットカードで納付すると、クレカのポイントが貯まるからですね。年会費無料で還元率の高いリクルートカードやdカードを使えば、納付するとポイントも貯まってお得ですね。
楽天市場では、楽天カードを持っているといいですよ。
ふるさと納税のメリット
- 食費の節約など家計改善につながる!
- 節税になる
- クレカのポイントも貯まる
さきほどの調査で、ふるさと納税の目的に、「税金の控除が受けら、家計管理にお得」(56%)の割合も多く、お得な制度ですね。
また、家電(電化製品)を狙うなら、「ふるなび」がおすすめです。
寄付額の1%(キャンペーンで1月31日まで7%!!クラウドファンディングは8%!!)のAmazonギフトももらえますしね。
また、初めてのふるさと納税であれば「ふるさとチョイス」がまずは利用したいサイトです。
以上、ふるさと納税をした後に住所変更があった場合についてでした。
ではでは。
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