前々から一度行ってみたかった和歌山県にある世界遺産・高野山。
大河ドラマは見ていないんですが、真田丸こと真田幸村が過ごしたことでも有名ですね。関ヶ原の戦いで敗れた真田家は、徳川家康から死罪を言われるわけですが、真田幸村の兄が徳川側にいたため、兄の懇願により、高野山への謹慎で済んだようです。
1600年の関ヶ原の戦いでは、父・昌幸と幸村は西軍に、兄・信幸は東軍につくことになります。昌幸と幸村は上田城で東軍の徳川秀忠軍を食い止め、決戦場(関ヶ原)に遅参させるなど奮闘したものの、肝心の関ヶ原では、西軍が敗れてしまいます。徳川家康は昌幸と幸村を死罪にするつもりでしたが、兄・信幸と義父・本多忠勝の懇願もあり、特例として2人に高野山での謹慎を命じました。
引用 真田・九度山ガイド
こうやって歴史を知って、現地に訪れるとおもしろいものですね。歴史は苦手科目でしたが、戦国時代、江戸時代はおもしろいですよね。
それでは、大阪難波から高野山へのアクセスなどをまとめてみます。
南海難波駅⇒高野山駅は、南海こうやがおすすめ
久しぶりに、たぶん2年ぶりくらいに来ました。南海難波駅。新大阪から地下鉄・御堂筋線で15分で来ることができます。
公式 アクセスガイド
南海こうやを利用するちょっとしたポイント
これが南海こうやの外観です。ここで、ちょっとしたポイントがあります。
南海難波駅から、特急こうやを利用すると約90分で高野山に着くことができます。ちなみに、座席指定なので、指定する場合は、行き(難波→高野山)は右側座席の窓際のほうが、途中景色がいいのでおすすめです。
帰り(高野山→難波)は、左側座席の座るほうが景色を楽しめますよ。わたしはいずれも逆だったので、崖しか見れず・・・。
外国人旅行客もめちゃくちゃ多いので、当日ではなく、事前に予約しておいたほうが無難です。ちなみに、急行電車でも行けるみたいですが、110分かかるのでちょっとしんどそうです。
これが噂の南海ラピートか!
子どもの絵本でよく出てきたので、実物は初めて見ました。
たまたま泊まっていたので、パシャリ!これは、関西国際空港に行ける電車のようですね。
ちょっと脱線しました。
極楽橋駅に着きました
終点は、極楽橋駅というところ。名前がすごいですね。
ここから高野山には、ケーブルカーを乗ります。駅に降りると、「まもなくケーブルカー出発です!!」と駅員さんが大声でアナウンスしていました。
乗り継ぎは抜群ですが、ちょっと焦りました。
ケーブルカーは10分ほど、最後は傾斜30度にもなるので、かなり傾きます。
途中で、降りてくる電車とすれ違うときがありますよ。写真は帰りに撮ったもの。
高野山駅に着くと、バスでの移動です。途中までは、徒歩禁止のようですね。バス専用通路にしています。
1日フリー乗車券があるので、買っておくと乗り放題なので便利です。私はあえて買わずに、色々と散策しましたが途中で買えばよかったかなと、小さな後悔をしました。
昔ながらの看板ですね。
奥の院には行っておこう
高野山のシンボル、朱色の根本大塔がそびえたつ壇上伽藍(だんじょうがらん)など、多くの寺社仏閣があって、その寺社建築は見ごたえがありました。
そのあとは、奥の院に!
おーーこれがパワースポットってやつですね。夏場は、蚊が多いので虫よけ必須です。絶対、持っていきましょう。
この参道を歩いて、奥までいけるんですが、いろんな方の史跡があります。見つけたのは、武田信玄。高野山に関係してたんですね。
関西私鉄王の看板もありました。
関西私鉄王って誰なの?って思ったら、乗ってきた南海電車(阪堺電車?)の創業者のようです。この山奥に電車を敷いたってだけですごいっす。
真田幸村が過ごした蓮華定院
蓮華定院とは、高野山宿坊の蓮華定院(れんげじょういん)は、関ヶ原の合戦で敗れた真田昌幸・幸村父子が身を寄せた場所。
ちなみにここは宿坊(宿泊)することができます。トイレや浴室は共同です。外国人客も多いためか、お坊さんは英語も堪能です。
建物もなんだかオーラがありますね。明治期に高野山は二度の大火に遭ったみたいですが、ここは二度とも無事だったようですね。そのため、昔からの建築物を堪能することができます。
本堂に向かう前に、お庭が目に入って来ます。
真ん中に見える模様は先ほど山門から見えたものと同じですね。こうしたのは、どのお寺も住職が書いているって聞いたことがあります。書くのも熟練の技が必要なのだそう。
真田幸村が過ごした部屋も見せてもらいました。ここが真田親子が過ごした場所か・・・と、なんとなく感慨にふける。それにしても、もっと写真撮ればよかった。
九度山・真田ミュージアムへ!
真田親子は、高野山があまりにも寒かったためか、九度山に降りて過ごしたようです。このころ、真田親子は困窮しており、兄に対してお金や食料、お酒を送ってくれるよう手紙を出してたいみたいですね。
高野山駅からは九度山駅までは、また行きと同じようにケーブルカーで極楽橋駅まで行って、九度山駅に行きます。各停電車でも30分ほどだったので、のんびり行きましょう。
九度山駅を降りると、大河ドラマ「真田丸」を記念してオープンした真田ミュージアムへの案内看板が目に入りました。
公式 真田ミュージアム
駅からは歩いて15分ほど。住宅地を通っていきますが、きめ細かく案内してくれるので、迷うことがありません。
真田ミュージアムは、所要時間20分くらいで館内を回ることができます。NHK大河ドラマ真田丸の出演者のサイン一覧の部屋がありますが、見ごたえがありました。
- 大人500円、小中学生250円
- 9:00~17:00(最終入場16:30)
電話番号:0736-54-2727 - 公式サイト https://www.kudoyama-sanadamaru.jp/museum
また、真田ミュージアム自体も映像を駆使した解説があって、とってもわかりやすかったです。無料で写真を撮ってくれて、はがきサイズの写真はこれまた無料でプレゼントしてくれます。
ミュージアム内の解説で、徳川家康は大坂夏の陣の際に、大阪府堺市で倒れたというのがありました。これは意外な事実でしたね。
大阪府堺市にある南宗寺(なんしゅうじ)というお寺にお墓があるそうです。
今は、南海真田赤備え列車も走っています。写真の画像は悪いですが、深紅でかっこいい電車でしたよ。
真田ミュージアムは、南海電車 九度山駅から徒歩15分かかるかどうかってところです。
まとめ
写真左側は、南海電車・天空という橋本駅から極楽橋駅まで運行している電車。かっこいいですね。乗ってみたかった。
世界遺産・高野山は、初めて行きましたが、歴史を感じる山でした。普段、見ることのできない壮大な寺社建築物や、奥の院の神秘性を肌で味わえたのは、とても良かったです。
そして、欧米の旅行客がめちゃくちゃ多かったです。宿坊先でも見かけましたが、日本の体験をできるのが人気なんでしょうね。
NHK大河・真田丸。歴史をもっと勉強して行けばよかったな、と後の祭りですが、歴史を知って行くとより楽しめる場所だと思いました。
ではでは、今日はこの辺で。
- 片道90分程度
- なんば駅から往路特急券付(3,440円、小人1,710円/割引後の価格)
●高野山切符問い合わせ先
06-6643-1005(年中無休、8:30~18:30)
●高野山世界遺産切符 お得!!
特急こうやは、行き(難波→高野山)は右側座席の窓際
帰り(高野山→難波)は左側座席の窓際に乗るのが、景色を堪能できます
●宿坊先おすすめサイト
➡ じゃらんネット
●真田ミュージアム公式サイト
- 大人500円、小中学生250円
- 9:00~17:00(最終入場16:30)
電話番号:0736-54-2727
史跡巡りも、おもしろいものですね。
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