おこづかいってどのくらいの金額が適正なのだろう?
よく言われるのが手取り額の1割と言われますね。おこづかいの金額って揉めるんですよね。
年収や仕事の関係、趣味や嗜好品などの生活習慣、何にお金を使うかは人まちまちなので、一概に1割が適正とは思えませんが、あなたはおこづかいを不満を持っていますか。
サラリーマンのお小遣いは平均37,843円
新生銀行が毎年行っている「サラリーマンのお小遣い調査結果」によると、2016年最新調査では、サラリーマンのお小遣い平均は、
- 男性 37,873円
- 女性 33,502円
となっております。意外にみなさんたくさんもらっていますね。
ちなみに、私と同じ30代の皆さんは、
- 男性 36,846円
- 女性 32,515円
となっていました。
共働き世帯が多いので、金額も上がっているかと思いきや、毎年下がっているんですね。
日経平均株価と比較されていておもしろいですね。
ちなみに、過去の調査結果はこちらから見れます。
【新生銀行のサラリーマンのお小遣い調査】
2016年 サラリーマンのお小遣い調査/新生銀行 PDF NEW!
2015年 サラリーマンのお小遣い調査/新生銀行 PDF
2014年 サラリーマンのお小遣い調査/新生銀行 PDF
2013年以前はこちら
どのくらいの年収?
3万円以上のお小遣いをみなさん支給されているわけですが、どのくらいの年収なんだろうと思うと詳しくは分かりませんでした。
ただ、別の視点の調査で年収が記載されているところもありましたので、そちらが参考になります。
- 個人年収 506万円
- 世帯年収 647万円
となっていますね。これを見ると、手取りで計算すると、
- 個人年収 404万円
- 世帯年収 518万円
くらいかと想定されます。おこづかい3.7万円×12か月で年間44.4万円なので、
個人年収では、手取りの11%
世帯年収では、手取りの8.6%
となっています。やっぱり、手取りの1割くらいというのは一つの目安ですね!
ボーナスが年間4か月と想定すれば、個人年収から割り戻すと、月収31.6万円です。手取り25.3万円程度ですから、3.7万円のお小遣いだと手取り14.6%と月収で見ると割高ですね。
●月収 31.6万円
●手取り 25.3万円
●お小遣い 3.7万円(手取り14.6%)
他の人はどのくらい渡しているの?
私のまわりで何人かに聞いてみました。なにしてるんって感じですが、人さまのおこづかいを聞くのもおもしろいです。
以前、何人かに聞いてみたんですが、やっぱり手取り1割というのはひとつの目安のようです。ただし、夫のおこづかいのみの計算なので、夫婦二人のおこづかいとした場合で考える必要がありますね。
ケース | 夫(年収) | 妻(年収) | 世帯(年収) | 夫お小遣い | 手取割合 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 500万円 | 600万円 | 1,100万円 | 月3.0万円 | 5.5% |
2 | 500万円 | 0万円 | 500万円 | 月2.0万円 | 8.0% |
3 | 900万円 | 0万円 | 900万円 | 月5.0万円 | 11.1% |
4 | 450万円 | 300万円 | 750万円 | 月3.5万円 | 9.3% |
5 | 450万円 | 200万円 | 650万円 | 月4.0万円 | 12.3% |
6 | 550万円 | 200万円 | 750万円 | 月1.0万円 | 2.7% |
※夫お小遣いの手取り割合は、夫お小遣い月額×16ヶ月で計算
ボーナスは少し増やすという方が多かったですが、おこづかいというのはモチベーションにもなるのでその適正額を見極めたいところですね。
ちなみに、我が家は厳格にはしていませんが、厳格な家庭では、旦那の口座にはお小遣いしかない状態にしているみたいです。
どうやってするの?って聞くと、会社の給料が複数口座に振り込みができるようで、給料を旦那の口座と家族口座の2つに分けて振り込んでもらってるみたいです。強制的にお小遣い管理ができますね。
ちなみに、こうしたことができなくても住信SBIネット銀行やauじぶん銀行を旦那のおこづかい口座にすれば、毎月の給料口座から自動で移動させることができますので、管理も簡単です。
しかも手数料無料ですよ。
公式 住信SBIネット銀行
公式 auじぶん銀行
おこづかいで揉める原因
おこづかいでどこまで対象にするのか?
- お昼代は?
- 美容代は?
- 交通費は?
- 会社の飲み代は?
- 付き合いの飲み代は?
どこからどこまでがおこづかいなのかをはっきりと最初に決めておくと揉めることは少ないですよね。
ちなみに、我が家の場合は、『お昼代』『飲み会』はおこづかいにしています。美容代はもともと『おこづかい』から支払っていたはずなのですが、最近は家族口座から出されている様子・・・。
おこづかいでどこまでするかは難しいですが、飲み代などはおこづかいにしておくほうがいいですね。
おこづかいはモチベーション
おこづかいはモチベーションにもなる一方、その金額が高すぎると家計管理にも影響してきます。おこづかいは、自分のお金、自由に使えるお金という意識が働きやすいので減額することもなかなか難しいので、最初に話し合いをきちんとしておくのが良さそうですね。
【2016】夏のボーナスの使い道。最も大事にしたいのが『家族へのおこづかい』
我が家も、お小遣いは今では 手取りの1割程度となっていますが、結婚した当初は2割くらいありました。ガッツリお互い稼いだこともあったし、なによりどのくらいの金額が適正か分かっていなかったからです。
おこづかいを見直す時期は、
- 結婚したとき
- 子どもが生まれたとき
- 仕事の変化(転職など)があったとき
こうしたときには、きちんと話をして決めるのが良さそうですね。何も言わずにいると不満が溜まってしまうこともあります。特に、家計を預かる立場からするとおこづかいの金額に対して不満が出やすいので、手取り1割を大幅に超えている場合は見直すべきかも!?
以上、サラリーマンのおこづかい事情でした。
auじぶん銀行や住信SBIネット銀行は、資金移動を手数料無料でおこなえるのでおこづかい管理をするには便利です。
だんなのおこづかい口座に開設してみてはいかがでしょうか。
では。
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