株主優待がきっかけで発見する銘柄もありますね。
フォロワーの方に聞いたもらってよかった優待ランキングをまとめたのですが、そのなかでいくつかの銘柄が気になりました。
その一つであるサニーサイドアップ(2180)を見てみたいと思います。
朝食人気で有名なレストラン「bills」事業を展開している会社で、billsで食事ができる株主優待が人気のようですね。
✅サニーサイドアップ 2180
— たぷちぇんぬ@嗅覚 (@kabukichi2) December 30, 2019
✅bills お食事券
✅billsレストランで至福の時間が毎年のお楽しみです。
2019はパンケーキ+サラダが→+スクランブルエッグにheavyな変更。期限前に駆け込むお一人様株主には苦行必至💧行きますけど笑
サラダcomeback,pls!次原社長に届け〜📢#2019株主優待 https://t.co/a7aCrRk0Gt pic.twitter.com/nkNNdeUYc2
調べてみると、業績も上向きで成長株としても魅力を感じます。
サニーサイドアップの事業
企業広報、商業施設やホテルのPR&プロモーション、スポーツ選手のマネジメント、エンタテインメントのプロデュース、デジタル・プロダクト制作、イベント・キャンペーンの企画開発等を営んでいる会社です。
bills事業も展開していますね。
スポーツ事業も拡大しており、東京五輪銘柄としても期待できますね。
五輪を目前に控え、次々にオープンする商業施設やホテルの開業PR案件の受注も好調です。
タレントを活用したプロモーション及び物販案件が想定以上。
20年6月期の連結業績予想について、営業利益を7億2000万円から8億4000万円(前期比37.7%増)へ、純利益を5億2600万円から5億9000万円(同19.6%増)へ大きく上方修正しています。
事業は5事業を展開しています。
- 主力のマーケティング・コミュニケーション事業
- SP・MD事業
- スポーツ事業
- bills事業
- 開発事業
となっています。
売上高・営業利益の推移
売上の推移を見ておきましょう。
順調に拡大していますが、苦戦の時期もありますね。
2010年6月期、2015年6月期が営業赤字に転落しています。
2016年6月期以降は、利益が出る体質に戻っていますね。
利益率も改善しており、成長ぶりが伺えます。
セグメント別
株主優待のこともあり、bills事業が有名ですが、最も売り上げがあるのは、PRのマーケティング・コミュニケーション事業部門です。
同社の屋台骨ですね。
利益別にみるとマーケティング・コミュニケーション事業部門が全体の70%をたたきだしています。
利益率も13%を超えており、非常に高いですね。
また、19年10月には、米レッドハバスと業務提携を発表しています。
世界最大級のグローバル・コミュニケーション・グループであるハバスグループのPR・コミュニケーション部門を担当している企業で、米国や欧州、アジア太平洋圏の企業が日本市場に進出する際に、優先的に案件を獲得することが可能となるようです。
主力のマーケティング・コミュニケーション事業は、順調に拡大していますね。
スポーツマーケティング事業も好調で、まだ規模は小さいですが、高収益。
人気の高いbills事業は、国内8店舗を有しており、集客力強化で安定的な収益を実現しています。
株主還元について
サニーサイドアップの株主還元についても見てみましょう。
配当金・配当性向
配当金は、期末配当の年1回を実施しています。
毎期増配をしているわけではなく、配当は横ばい傾向。
利益が増えていますので、配当性向は下がっていますね。
増配余力は十分にあります。
株主優待
株主優待は、billsで利用できる飲食優待券です。
200株以上で優待券が2枚、500株以上で優待券が5枚もらうことができます。
私は行ったことはありませんが、お店はいつも混んでいるイメージですね。
楽しみです。
株価指標
株価の推移を見ておきましょう。
11月の上方修正以降に株価は再び上昇局面に入っています。
同社の大株主には、あの中田英寿さんが入っていますね。
株価の指標を見ておきます。
<2180 サニーサイドアップ>
- 株価 1,148円 最新の株価はこちら
- PER 29.3倍
- PBR 6.92倍
- ミックス係数(PER×PBR) 202.7倍
- PEGレシオ 1.2倍
- 自己資本比率 41.0%
- 配当利回り 0.44%
- ROE 24%
- DOE(配当性向×ROE) 10.6%
- 時価総額 174億円
サニーサイドアップへの投資方針
株主優待がきっかけで知った銘柄ですが、投資したい銘柄ですね。
指標面では割安はありませんので、悩みどころですが、成長性を加味するとそこまで高くないですね。
また、時価総額170億円と小型株であり、業績が伴えば、爆発力を発揮するかもしれません。
ウォッチ銘柄として、注目しておこうと思います。
株主優待がきっかけで投資銘柄が見つかるのも楽しいものです。
ではでは。
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