安定した利回りが見込める Funds というサービスが登場しています。
1月23日から募集開始しましたが、約8,300万円が16分で完売しました。
募集されたファンドの一つLENDYについては、なんとたったの30秒でも申込完了という早さでした。
すごいですね!
安定してキャッシュフロー(現金収入)を手に入れるために、配当金狙いの投資をしていますが、定期的な現金収入があると精神的にも心強いです。
配当金と同じように、安定したキャッシュフローが見込めるのが社債です。
社債とは、企業が発行する債権(つまり、借金)で、その債権を買った投資家は満期までは利息がもらえ、満期が到来すると元本も戻ってくるという仕組みです。
国債といっしょですね。
Fundsは、個人向け社債と同じような性質を持つ、インターネット的なサービス、
Fundsは企業が組成したファンドに投資できます。
安定した利回りを求める方や、初めての投資の際にも利用できます。
この記事では、Fundsの魅力やデメリットについて、ご紹介しています。
貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」
Fundsを運営するのはクラウドポートという会社です。
クラウドポート自体は、企業が組成したファンドを販売する場の提供をしているようなイメージですね。
楽天やZOZOTOWNの社債版という感じです。
クラウドポートが定める厳格な基準をクリアした企業が、資金を得る目的にファンドを組成し、このファンドに対して、投資家は投資をする。
そして、分配金を得ることができるというものです。
なんでもかんでも売るというわけではなく、投資家保護の観点からもクラウドポートが審査し、それをパスした企業のみが Funds で販売できるというわけです。
Funds を通して購入した社債を購入できれば、例えば、たった30秒で完売したLENDYオンラインレンディングファンドの場合、- 利回り6.0%/運用金額4か月
となっています。
年率6.0%ですので、運用金額4か月の場合、
2.0%のリターンが得られるわけです。
10万円投資すれば、4か月後には2,000円のリターンが得られるというわけですね。
ほかのファンドもすでに売り切れ(募集終了)ですが、大手消費者金融のアイフルの社債もありました。
こちらも利回り1.8%(12か月運用)と高い利回りです。
銀行預金の利回りなんて0.1%もないですからね。
また、社債なので運用満期時には元本も返ってくるので、株式投資と比較すると、安全性は高いです。
安定した利回りが得らえるのがFundsというわけですね。
あとでデメリットも解説します。
Fundsを運営しているのはどんな会社?
繰り返しになりますが、Fundsを運営しているのは、クラウドポートという会社です。
2016年11月に設立された若い会社です。
株主にみずほキャピタル会社などがあります。
もともとはクラウドファンディングの比較サイトも運営していましたが、Zoo ONLINEに譲渡しています。
Fundsを運営していくのに、公平性を保つためでしょう。良い判断だと思います。
Fundsのメリットは?
安定した利回りが見込める
Fundsは、1.5%~6.0%程度の安定した利回りが見込めます。
ファンドの組成次第ですが、なかなか高い利回りですね。
株式配当の場合、東証上場企業の平均利回りは2.2%程度です。
Fundsの組成する商品と違い、株価の値動きリスクが大きいため、もちろん値上がり益は見込めますが、値下がりリスクもあります。
その点、この安定した利回りは魅力的ですね。
預金や国債よりも利回りが高く、株式よりもリスクが低い、
いわば、
ミドルリターン・ミドルリスクの商品と言えます。
もちろん、投資商品ですので、余裕資金で運用するのが大切です。
1円単位で購入可!手数料もゼロ
Fundsはなんと、
1円から購入することができます。
振込手数料以外は、余分な手数料もかからないのでありがたいですね。
証券会社などで購入できる社債は、100万円単位など投資額が大きいです。
この点、Fundsは1円から投資可能なので、分散投資もしやすくなります。
分配金の再投資によって、複利運用もできますね。
クラウドポートが「モダンな個人向け社債」と行った表現がなされていますが、社債への投資のハードルがぐっと下げてくれた商品がFundsというわけです。
個人向けの社債は、実は人気が高く、年間1.4兆円にものぼり、SBIなどの人気社債は即日完売も多いです。
私も何度か過去チャレンジしましたが、買えませんでした。
利回りがよく、満期まで持てば元本も保証されているのが社債です。
ただ、100万円単位となかなか投資金額が大きいのがネックなので、そこにメスを入れてくれているわけです。
Fundsの商品は上場企業などの社債に投資できる
Fundsは、クラウドポートの厳格な審査をパスした企業のファンドだけ購入できる仕組み。
今回のアイフルのように上場企業などが組成したファンドを購入することで、分配金を受け取ることができるわけです。
社債のメリットを備えつつ、デメリットを排除した投資サービスですね。
Fundsのデメリット
元本割れのリスクがある
投資商品ですので、当然、リスクがあります。
投資した先が返済に窮した場合は、投資家に戻ってこない場合は、元本割れリスクがあるというわけです。
上場企業などがファンドを組成しますし、クラウドポートが審査した者だけを購入すること、また、分散投資もできるので、比較的リスクは軽減されています。
投資は余裕資金でするというのは鉄則なのでその点は踏まえておきましょう。
運用期間中は引き出せない
株式の場合、売却すれば数日で現金化できます。
Fundの場合、運用期間が決まっているため、その運用期間は引き出すことができません。
1年間の投資案件の場合、元本が戻ってくるのは1年後というわけです。
そのため、やっぱり余裕資金で投資するというのが基本です。
Fundsの魅力 まとめ
最後にまとめです。
Fundsのメリットをまとめておきましょう!
- 1.5%~6.0%の安定した利回りが見込める
- 運用期間終了後(1年など)は元本も戻ってくる
- 1円から投資可能で分散投資ができる
- 振込手数料以外の手数料は不要
- 購入できるファンドは、上場企業など
- クラウドポートがファンドを審査
初回募集はわずか16分で完売しましたので、安定した利回りが見込めるのはすごいです。
私は配当金投資もしていますが、利回り6%の企業を買いましたが、株価20%下がる・・・ということも経験しました。
そう思うと社債って魅力的ですね。
Fundsのデメリットは、一般的な投資商品と同じです。
- 元本割れリスクがある
- 運用期間中は換金できない(引き出せない)
このため、余裕資金で投資をするというのは必ず守りましょう。
これは今後20〜30社
将来の資産運用で何かしなければ?と考えたときに、新たな選択肢です。
1円からでも投資ができるので、まずは始めてみるのが大切です。
複利運用できるので、魅力的な投資サービスの誕生ですね。
それにしても初回募集がわずか16分で完売とは・・・。
すさまじい人気です。
ではでは。
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