40代も気が付けば半ばになってきて、定年までの期間も短くなってきました。
子どもの教育費、老後資金、お金に対する不安が拭えることはない年代とも言えます。
長期金利の代表的な指標である10年物国債利回りは18年ぶりに1.9%台と高い利回りが出てきていますが、短期金利(政策金利)は動いていないのでまだ定期預金の金利水準は昨年と変わらないですね。
金利があるほうが債券も含めて投資先の選択肢が増えるため、良い傾向だと捉えています。
さて、40代の資産運用。
労働収入が得られる時間が短くなっていきていることなども考えて、インフレ時代においては投資も積極的にしておく必要があります。
デフレの時には現金は強いわけですが、インフレ時には現金は目減りしていくため、インフレ以上の利回りを求めるお金の使い方が求められますね。
同年代の同僚と話をしているとデフレが長かったせいで、資産運用に目を向けていない人も多いです。現金が強い時代の影響かもしれません。
40代の資産運用はキャッシュイン重視
子育て世代であれば教育費もかかってきますので、キャッシュイン重視の資産運用が良いと考えています。
我が家の場合は10年ほど前から配当金投資をコツコツ続けており、始めた初年度は年間6万円程度だった配当金収入は、今では300万円以上に育ってきました。
ちりも積もればで、コツコツ投資をすることによる効果ですね。
月平均で10万円以上の配当金、つまり、自動的にキャッシュインできるマシーンに育てば、心の負担も随分と軽くなってきます。
配当金投資先でおすすめ先は
金利が上がってきていることはデメリットもありますが、メリットもあります。
日本は世界的に見ると上がったとはいえ超低金利ですので、金利上昇余地があると言ってもいいかもしれません。
その恩恵は、やはりメガバンクをはじめとする銀行です。
銀行株は配当利回りも3%以上の銘柄が多いですので、インフレに負けない投資先と考えていいでしょう。
私は配当目当ての銘柄は配当利回り3%以上を一つの基準にしています。
三菱UFJ 銀行の定期預金金利を見ると、めちゃくちゃ低い割には貸出利回りは上がってきているので収益も自然と増えています。
銀行株は増配も続けてくれているので、持っているだけで勝手に配当金が増えて言ってます。貰った配当金は、再投資してもいいですし、旅行に使ってもいいのです。
キャッシュインとなる配当金の最大のメリット
キャッシュのメリットは使い道が自由であること。
配当金の場合は、定期的な収入源となるため、リスクを取りすぎることができなくなった40代にピッタリの投資方法だなと感じます。
やはり、仮に大きな損を出した場合に、20代のように挽回する時間が短くなっているのは紛れもない事実ですし、できるだけリスクを分散しながら資産を育てつつ、お金も使うというスタンスの資産運用が求められます。
お金は使ってなんぼですから、使わなさ過ぎて老後に持っていくのもそれはそれでもったいないです。
お金は使って経験に替えて初めて生きるわけですから、資産運用をしつつ、配当金をもらって使うというスタンスの資産運用はメリットが大きい投資手法と感じます。
お金を使える時間が短くなっているのも40代。40代と80代ではお金の価値は全く違います。
元気なうちに使っておくことも大事ですね。
短期で結果を求めない
配当金投資は時間がかかります。
華々しく資産が急激に増えることはありませんが、着実に増える、再現性の高い投資手法だと思います。
配当金はキャッシュインであるため、その使い道は自由である点は家計にとって強力な味方です。
必ずしも再投資をする必要はないのですから。
再投資するほうが、その先の配当収入は増えるので再投資をするのがおススメですが、投資するだけが人生ではなく、お金を経験や思い出に両替してこそ人生ですからね。
いずれもPER×PBRのミックス係数の指標で見ても割安の高配当株です。
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