3月期決算の株主総会がピークですね。一度、株主総会には行ってみたいです。
さて、2015年の新規公開株で最も大きな話題だったのが、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の日本郵政グループの上場です。
私も運よく(?)日本郵政株とゆうちょ銀行株が当選しましたので、購入後は売らずに持ち続けています。新聞でもたびたび書かれていますし、ネットニュースでも書かれていますが、売出価格である公募価格を下回る株価で推移しています。英国のEU離脱の件もありましたし、今のところ、含み損ってやつですね。
さて、そのゆうちょ銀行から配当金が入ってきました!株主になることの醍醐味のひとつとして、配当金収入がありますね。株主になるってどういうこと?
株主の権利は主に2つ!
会社への経営に参画
株主になるというのは、株式会社が発行している権利を持っていること。上場企業であれば、上場市場で売買することができますね。
株主の権利のひとつに経営権の参画ってのがあります。取締役をだれにするかなどを決めるのは株主なんですね。それを決める場が株主総会です。
日本郵政グループは、2016年度はさいたまスーパーアリーナで行われました。私も行ってみたかったんですが、なにせ平日開催のため、あえなく断念。
議決権を行使できるとはいえ、所有株が少ないので影響はありませんが、とりあえず毎年議決権は行使するようにしています。
配当がもらえるよ
配当を出していない企業もありますが、企業が稼いだ利益のうちから出資者にお金を分配する配当金があります。
ゆうちょ銀行は配当利回りが高いので、株価はなかなか上がりませんが魅力と言えます。現在の株価であれば、おおむね配当利回りは4%程度です。普通預金が0.001%程度の雀の涙以下の利息しか付きませんので、約4,000倍くらいのリターンがあるわけです。
東証1部の上場企業の配当利回りは1.9%程度なので、ゆうちょはその倍以上ありますね。
そう考えると大きいですね。
ちなみに、上記の画像は三井物産とゆうちょ銀行の期末配当金計算書と言って、あなたの所有株に応じて配当金をこれだけ払ったよ!という明細です。
ゆうちょ銀行は、1株25円が配当(2016年3月期末)です。200株ありましたので、5,000円(税引き前)の配当金をもらうことができました。
この配当をさらに再投資すれば、複利の効果を得ることができます。複利はあのアインシュタインが「数学の歴史上、最大の発見は何か?」と聞かれたときに、「それは複利です。」と答えのが有名ですね。
これの対となる言葉が、単利。100円+利息、100円+利息・・・・と元本に対して利息がもらえることですが、複利は100円+利息①、(100円+利息①)と最初にもらった利息に対する利息がもらえることになるので、利息効果は高いんです。
元本がどんどん大きくなるからですね。
株主通信は通信簿のようなもの
株主になると、投資している会社からは株主通信が送られてきます。財務諸表など難しいものをごくごく誰にでも分かりやすい言葉や図を使って、わたしたち株主に伝えてくれるもの。
ゆうちょ銀行の場合もいろんなデータを教えて、ゆうちょ銀行はこんなところをめざしています!ってのを分かりやすく書いてくれています。
全国約24,000のネットワーク、預貯金177兆円
ゆうちょ銀行は、全国約24,000の窓口、ATM設置台数27,300台を有しており、これだけ店舗が多い企業はほかにはありません。セブンイレブンが約18,000店舗ですので、いかにゆうちょが多いか分かります。
貯金残高 177.8兆円と国内最大。三菱UFJ銀行が152兆円です。ただ、ゆうちょ銀行は企業への貸付ができないため、その運用に頭を抱えている状態ですね。
郵政3社の株主から不満続出
一番の理由は、株価が下落し続けていること。
上場の際に購入した人は、そのあと買い増し等をしていなければ、全員含み損という状態です。株主総会でも「がっつりと含み損が出ている。」と株主の意見が出たようです。日本郵政社長からは「株主の皆様にはご迷惑をかけている。大変申し訳ない。」って。
上場してからまだ1年も経っていませんし、長い目で見てあげればいいんじゃない?って個人的には思っています。経営基盤が揺らぐような企業ではありませんし、のんびり配当をもらっておくというために保有を続けたいと思います。
配当利回りの高い企業に投資
配当を安定して出せる企業に投資をすること。これは、株主投資でも醍醐味のひとつですね。
銀行利息が期待できない現在では、株価下落による元本割れリスクはあるももの、配当は家計にも嬉しい収入です。
このボーナスの一部を使って、配当利回りの高い企業に振り分けを考えています。NISA口座であれば、配当に対する課税(約20%)も非課税になりますよ。
まずは年間配当10万円が目標です。10万円あれば、1か月分の住居費に相当しますので、1か月タダで住めるようなものですからね。
株を買うときには、証券会社を通じて買うことになりますが、手数料が各社違います。手数料が安くて使いやすいのは、GMOクリック証券、カブドットコム証券などがおすすめ。
以上、ゆうちょ銀行から配当金もらったよ!という話でした。
では。
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