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高配当ランキング!PER3倍程度も!高配当銘柄7選

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高PERの成長株の株価下落が昨年末あたりからきつくなっていますが、代わりに妙味が出てきているのが高配当銘柄です。

高配当銘柄の魅力は、投資額に対して配当金を多くもらえることや、その配当が株価を下支えてくれる場合もあります(シクリカル銘柄などの高配当は減配リスクも高いですが)。

配当利回りに着目しながら、投資妙味のある銘柄をピックアップしてみました。

今回取り上げるのはシクリカル銘柄を中心に、配当金の推移を見ています。

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高配当ランキング(四季報予想)

四季報を活用しながら、高配当ランキングを作ってみました。

まずは、指標面で激安の銘柄群です。

製鉄、専門商社、海運の3つのカテゴリーから見てみました。

高配当 指標比較 22.1.12現在

高配当 指標比較 22.1.12現在

配当利回りが8%を超えるような超高配当株もありますね。

9101 日本郵船

持ち分法適用会社のONEのコンテナ事業が空前の水準で業績が膨れ上がっていますね。

配当性向の目安は30%とも言っていますが、増配修正もあるかもしれませんね。

この水準の業績が維持できるかは、特需のため厳しいので期末に向けて配当取りの買いも期待できそうです。

9101 日本郵船 22.3配当

営業利益より経常利益が膨れ上がっていますね。

9101 日本郵船 22.3業績

これまでのキャッシュフローの推移です。

9101 日本郵船 21.3CF

9104 商船三井

商船三井も同様に、空前の業績となっています。

配当歴を見てみると、今期が異例であることは一目瞭然であり、減配、無配はよくあるので、投資先としては悩みどころですね。

9104 商船三井 22.3配当

業績もやはり凸凹がありますね。

キャッシュフローの推移です。

9104 商船三井 21.3CF

9107 川崎汽船

川崎汽船は中間配当も無配でしたが、期末配当は1株300円となっています。

中間配当がない分、ほかの2社よりは配当魅力は低いですが、株価の上げは一番ですね。

しばらく無配が続いていた銘柄なので、財務面や業績面で比較しても劣ります。

9107 川崎汽船 22.3配当

業績とキャッシュフローの推移です。

9107 川崎汽船 22.3業績 9107 川崎汽船 21.3CF

特需がいつ終わるのか・・・によりますが、株価は素直に反応するでしょうから、落ち始めたら手放すのが良さそうかなと考えています。

5401 日本製鉄

かつて鉄は国家なりという言葉もありましたが、世界3位の製鉄会社の日本製鉄です。

自動車の生産需要回復などもあって業績は急回復ですね。

5401 日本製鉄 22.3配当

業績の推移です。

5401 日本製鉄 22.3業績

業績と比較すると、営業キャッシュフローは安定してあり、キャッシュ創出力は高いですね。

もっと弱い印象でしたが、これは良いですね。

5401 日本製鉄 21.3CF

海運のコンテナ市況は、コロナ禍が過ぎ去ると解消されそうですが、日本製鉄やのちに出てくるJFEが力を入れるのが電磁鋼板です。

日本製鉄はトヨタ自動車や中国メーカーに特許侵害の訴訟も起こしていますが、電磁鋼板は電気自動車(EV)やハイブリッド車のモーターや発電所の変圧器などに使われているので、脱炭素の機運が高まりで省エネ素材として注目されています。

今後、EV需要は高まっていくと想定されていますので、今後同社の業績が楽しみです。

海運よりは妙味があるかもしれないなと考えています。

5411 JFEHD

国内2位の製鉄会社のJFEHDです。

こちらも配当をドカッと増やしていますが、配当歴は日本製鉄同様に凸凹していますので、配当狙いとしては減配覚悟の投資が必要な銘柄です。

5411 JFEHD 22.3配当

業績の推移です。四季報予想では来期も同水準の業績予想です。

5411 JFEHD 22.3業績

こちらも営業キャッシュフローは高水準で毎年作っており、キャッシュ創出力は高いですね。

5411 JFE HD 21.3CF

7433 伯東

半導体や電子機器の専門商社です。

海運や製鉄よりは安定配当ですね。

今期は半導体需要を後押しに業績絶好調ですので、増配力もすごくなっています。

半導体は今後も需要増が予測されていますが、長期で見ると配当増が期待できる銘柄かもしれません。

7433 伯東 22.3配当

業績と営業キャッシュフローの推移です。

7433 伯東 22.3業績 7433 伯東 21.3CF

9810 日鉄物産

今回の四季報で見つけたのが日鉄物産です。

さきほどの日本製鉄傘下の専門商社ですが、三井物産も大株主です。

過去10年に減配歴もあるんですが、今期は大幅増配で配当性向も30%程度ですね。

9810 日鉄物産 22.3配当

収益認識基準により売上は目減りしていますが、実態は好業績ですね。

9810 日鉄物産 22.3業績

キャッシュフローも直近は大幅プラス転換していますね。

9810 日鉄物産 21.3CF

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市況関連株の高配当株

市況関連株の高配当銘柄をいくつか見てみました。

現在の配当水準は極めて魅力的ですが、過去の配当歴を見ると配当投資先としては魅力に欠けます。

一方、キャピタルゲイン狙いとしてはうまく乗れれば良さそうな銘柄ですね。

安値で買えれば配当取りも選択肢となってきます。

海運3社は株価も高いのでちょっと今からのINは難しい印象ですが。

高配当 指標比較 22.1.12現在

高配当 指標比較 22.1.12現在

個人的には日鉄物産は、今後の鉄鋼需要の恩恵も受けながら、悪い時にも極端な減配はないだろうという読みで投資妙味がありそうに感じます(株価も上がってきていますが)。

リンチは、市況関連株は業績が下がる時期になると株価は売られ、低PERになるので割安のワナに引っかかるなと警告していますが、投資先としては市況関連株は良い投資先とも言っています。

今まで市況関連株は見てなかったのですが、投資先としては候補に入れておきたいと考えています。

商船三井、日本製鉄は保有中。

この本はぜひ読んでおいてください。

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