【高配当投資】REITで毎月配当も可能！6銘柄保有するだけで良い

毎月のように配当金収入が入るという環境を作ることで、給料以外の収入源を持つことができます。

高い利回りが期待できる投資先として、「J-REIT」があります。

J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。

出典：一般社団法人　投資信託協会

不動産を持つには多額のお金が必要となりますが、J-REITに投資することで、1口大家さんになることができますね。

J-REITの魅力は高い利回りです。

たった6銘柄の保有でも、毎月配当金を得ることができますね。

コロナショックでかなり下がっていましたので、いくつか保有することができました。

※J-REITの場合、配当金は分配金と呼ばれます。

東証REIT指数と日経平均株価の動き
REITも投資先に検討してみよう

東証REIT指数と日経平均株価の動き

東証REIT指数を見てみると、コロナショックの影響は、日経平均株価やNYダウ平均株価よりもきついものでした。

REITを保有する地銀の投げ売りとも言われましたが、すさまじい下げで恐怖すら覚える下げでしたね。

コロナショックから株価はすさまじい回復を見せているわけですが、REITはかなり出遅れています。

まだ、投資妙味があると考えていますが、どうでしょうか。

東証REIT指数　株探より

長期で見ると、日経平均株価と連動しているときもあれば、アウトパフォームしているとき、アンダーパフォームしているときもあります。

東証REIT指数　株探より

分散投資先としても魅力的です。

J-REITは高利回りも魅力的

REITは調べてみると結構面白いのですが、単純に利回りが高いのも魅力的です。

また、決算月がバラけている点も注目です。

上場企業では3月決算が多いので、配当の集中化を招きやすいですね。

もちろん、それはそれで悪いわけでもなんでもありませんが。

※令和2年6月9日時点

	コード	投資法人	予想分配利回り	決算月	用途	スポンサー	NAV倍率
1	3476	みらい	7.38%	4月/10月	総合型	三井物産、イデラキャピタル	0.85
2	8985	ジャパン・ホテル・リート	7.28%	12月	ホテル特化型	ロックライズ、他	0.64
3	8967	日本ロジスティクスファンド	7.15%	1月/7月	物流施設特化型	三井物産、他	1.06
4	3468	スターアジア不動産	6.76%	1月/7月	総合型	スターアジア	0.84
5	3451	トーセイ・リート	6.58%	4月/10月	総合型	トーセイ	0.81
6	3472	大江戸温泉リート	6.31%	5月/11月	ホテル特化型	大江戸温泉物語	0.69
7	3492	タカラレーベン不動産	6.17%	2月/8月	総合型	タカラレーベン	0.87
8	3488	ザイマックス・リート	6.14%	2月/8月	総合型	ザイマックス	0.7
9	2971	エスコンジャパンリート	6.01%	1月/7月	総合型(商業施設中心＋底地)	日本エスコン	0.95
10	3470	マリモ地方創生リート	5.99%	6月/12月	総合型(住居＋商業施設中心)	マリモ、リビタ	0.91

J-REITのトップ10で見てみると、分配利回りが6％を超える銘柄が多いですね。

J-REIT.jpによると、J-REITの分配金利回りは4％程度まで上がっており、東証1部上場企業の2％程度の配当利回りよりかなり高い利回りとなっています。

出所）J-REIT.jp

分散投資をしながら、配当収入を増やす投資先候補としても良いと考えます。

6銘柄で実現！毎月配当ポートフォリオ

J-REITには、NAV倍率という指標があり、株式によるPBRのような指標です。

1倍を割れていると割安と言われます。

NAV倍率1倍以下の銘柄で、かつ、スポンサーも強固なREITを選んでみました。

コード	投資法人	予想分配利回り	決算月	用途	スポンサー	NAV倍率
3292	イオンリート	5.19%	1月/7月	商業施設特化型	イオン	0.86
8953	日本リテールファンド	5.60%	2月/8月	商業施設特化型	三菱商事、UBS AG	0.73
3453	ケネディクス商業リート	5.18%	3月/9月	商業施設特化型	ケネディクス	0.84
8956	プレミア	4.51%	4月/10月	複合型(オフィスビル＋住居)	NTT都市開発、他	0.98
8960	ユナイテッド・アーバン	5.14%	5月/11月	総合型	丸紅	0.85
8964	フロンティア不動産	5.50%	6月/12月	商業施設特化型	三井不動産	0.89

このたった6銘柄で、毎月配当金も実現できるのです。

私もいくつか保有していますが、保有する不動産、スポンサーともに申し分ありません。

商業施設重視ですが、コロナショックの影響で商業施設に入るテナントの休業などで分配金に影響が出ることが想定されます。

すでに決算を出しているケネディクス商業リートは、分配金の減額を発表しています。

ただ、私は、一時的なものであり、いずれ戻ると見ているので一時的な減配は気にしていません。

イオンモールなどを保有するイオンリートも、テナントの家賃免除などに動いていましたので、影響は出るかと思います。

6銘柄で実現！毎月配当ポートフォリオ②

REITへの投資の魅力は、複数の不動産に少額から投資できる点にもあります。

さきほどは、商業系リートが多かったのですが、同じくNAV倍率で1倍割れの銘柄を見てみました。

オフィスや商業など複数の不動産ポートフォリオを築いている総合型タイプのREIT多めで見てみました。

コード	投資法人	予想分配利回り	決算月	用途	スポンサー	NAV倍率
8957	東急リアル・エステート	4.24%	1月/7月	複合型(オフィスビル＋商業施設)	東急電鉄	0.85
3462	野村不動産マスターファンド	4.50%	2月/8月	総合型	野村不動産	0.9
8954	オリックス不動産	4.44%	2月/8月	総合型(オフィスビル中心)	オリックス	0.89
8961	森トラスト総合リート	5.25%	3月/9月	総合型(オフィスビル中心)	森トラスト	0.9
3287	星野リゾート・リート	5.56%	4月/10月	ホテル・旅館特化型	星野リゾート	0.86
8977	阪急阪神リート	4.53%	5月/11月	総合型(商業施設中心)	阪急阪神ホールディングス	0.84
8987	ジャパンエクセレント	4.26%	6月/12月	総合型(オフィスビル中心)	新日鉄興和不動産、第一生命保険、他	0.92

ホテル系リートはかなり打撃を受けていますので、星野リゾートも影響が出ることが想定されますが、観光業は国内需要が多く占めるので（インバウンド比率は17％程度とのこと）、徐々に回復するというシナリオです。

物流リートも魅力的

利回りはREITにしては低いのですが、物流リートは今後も期待できる不動産ですね。

EC比率はどんどん上がっていますし。

コード	投資法人	予想分配利回り	決算月	用途	スポンサー	NAV倍率
8967	日本ロジスティクスファンド	7.15%	1月/7月	物流施設特化型	三井物産、他	1.06
3487	CREロジスティクスファンド	4.22%	6月/12月	物流施設特化型	CRE	1.14
3281	GLP	3.76%	2月/8月	物流施設特化型	GLPグループ	1.18
3493	伊藤忠アドバンス・ロジスティクス	3.65%	1月/7月	物流施設特化型	伊藤忠	1.13
3466	ラサールロジポート	3.57%	2月/8月	物流施設特化型	ラサールグループ	1.28
3249	産業ファンド	3.44%	1月/7月	物流施設(産業用不動産)特化型	三菱商事、UBS AG	1.47
2979	SOSiLA物流リート	3.38%	5月/11月	物流施設(産業用不動産)特化型	住友商事	–
3283	日本プロロジスリート	3.15%	5月/11月	物流施設特化型	プロロジス・グループ	1.29
3471	三井不動産ロジスティクスパーク	3.13%	1月/7月	物流施設特化型	三井不動産	1.26
3481	三菱地所物流リート	3.06%	2月/8月	物流施設特化型	三菱地所	1.33