個別銘柄による投資を基本としているので、株主優待をもらうことがあります。
投資をはじめた頃は株主優待はどこか投資の本質からズレるのかなと思い、あまり興味を持っていませんでした。
ただ実際にもらってみると、優待がある銘柄を探す楽しさも覚え、その中でも成長力のあるような銘柄はより投資先としても重視するようになっています。
外食をする際には、自炊するよりも高くつくので家計を圧迫しがち。
かといって、自炊ばかりだと息も詰まりますので外食も気軽にしたいのですが、
株主優待で外食に利用できるジェフグルメカード
がもらえる銘柄があることを知りました。
今回は、その中でも日本商業開発(3252、2022年1月10日以降は地主株式会社に商号変更)に着目しました。
ジェフグルメカードがもらえる日本商業開発の株主優待
ジェフグルメカードは、全国35,000店で利用できるギフトカードで、おつりも出るのが特徴ですね。
例えば、ファーストフードでは、
- ケンタッキーフライドチキン
- モスバーガー
- サーティーワンアイスクリーム
- リンガーハット
- 吉野家
- 日高屋
- 天丼てんや
などが利用できます。モスバーガーで使えるのは良いですね。
大手ファミリーレストランでも使えるので、重宝しそうです。
不動産デベロッパー
その日本商業開発ですが、建物を建てず土地のみに投資して貸すビジネスを展開しています。
指標面を見ておくと、
グレアムのミックス係数(PER×PBR)は基準の22.5を大きく下回る13.8と割安ですね。
また、配当利回りは約3%近くとなかなかよいですね。
株主優待
日本商業開発は、ジェフグルメカードが株主優待をもらうことができます。
300株以上からですが、300株の場合、
年2回 3,000円×2回(合計6,000円)
をもらうことができます。
700株以上だと2倍の年間12,000円分
をもらうことができますね。大きな金額です。
年2回優待がもらえるのは助かりますね。
優待利回りは1%程度ですが、なかなか魅力的です。
このほかにもジェフグルメカードがもらえる株主優待です。
ジェフグルメカードがもらえる株主優待
- 6086 シンメンテ 優待利回り0.58%
- 7959 オリバー 0.71%
- 3484 テンポイノベーション 1.8%
テンポイノベーションと比較すると落ちますが、日本商業開発の優待利回りは同じジェフグルメカードがもらえる銘柄よりも高い部類ですね。
配当金推移
配当金は、年1回の期末配当としています。
19年度までは3月決算、20年12月期は9か月決算の変則、21年12月期からは12月決算です。
毎年増配をしているわけではありませんが、減配せずに来ていましたが、21年12月期は減配を実施しています。
配当性向は概ね30%程度で推移していますね。
業績面
地主ビジネスは、安定した賃貸収入が得られるため、業績も安定して伸ばしていますね。
利益面でも10%台に乗せてきています。
JINUSHIビジネスのテナントは、生活必需品を扱うテナントが約8割であり、業績も好調なため、安定していますね。
土地の賃貸収入、あるいは土地を賃貸しながらそのまま地主リートに売却することで順調に地主リートの資産規模は伸びています。
21年1月で1,000億円を超えており、中期経営計画では3,000億円以上をめざしていますね。
財政状況
自己資本比率は30%を超えており、ネットD/Eレシオは1倍以下と健全な状態ですね。
自己資本は右肩上がりで増えており、財務状態は良好と言えそうです。
株価と指標面
株価の推移です。
週足チャートを見てみると、コロナ禍で大きく落ちた時がねらい目でしたが、概ね横ばいで推移していますね。
月足チャートで見ると、やや右肩下がりとチャート的には良くないですね。
指標面の推移
繰り返しになりますが、グレアムのミックス係数22.5以下と割安な水準。
配当利回り2.9%とまずまずの水準ですね。
ジェフグルメカードの株主優待が魅力
日本商業開発は、土地の賃貸を主力とする地主ビジネスを手掛ける不動産デベロッパーです。
- 年2回のジェフグルメカード(6月、12月)
- 優待最低単元は300株~
- 配当利回り2.9%
ジェフグルメカードは使い勝手の良い優待ですので、保有しておくと配当と優待でのんびり保有できそうな銘柄ですね。
業績面、財務面もそれほど心配ないですが、長期では株価が横ばい圏という点だけが懸念でしょうか。
コロナショック以降の株価は右肩上がりになっていますので、今後の業績動向を踏まえながら、保有を検討したい銘柄として考えています。
使い勝手の良い優待、年2回と魅力的な銘柄ですね。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
【LINE証券のメリット】
- 1株数百円から手軽に投資ができる(最低100円から投資ができる)
- 全銘柄買付手数料が無料
LINE Pay・LINEポイントを使って投資ができる(1ポイント1円で入金可能)
- 平日21時まで取引可能
- LINEアプリから取引ができる
- LINE Payで引き落とし設定が簡単
- 投資信託も購入できる
コメント