ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA,7172)から株主優待をもらいました。
株主優待は、クオカードと日本証券新聞の3ヵ月無料購読です。
同社は航空機リースなどオペレーションリースを手掛けています。
コロナ禍のときには航空会社の営業が厳しくなるなか、航空機リースを手掛ける会社は潰れるんじゃないかという恐怖もありました。
同業のFPGもJIAも株価が下がりまくっていたからです。
航空機リース大手の東京センチュリーの株価も落ちていましたが戻り始めていたので、同社株を保有できました。
その後3倍になったので、100株だけでなくもっと買えばよかったというのは後の祭り。
JIAの株主優待、配当金、業績についてまとめてみました。
JIAの事業とは
オペレーティング・リース(航空機・コンテナリース)を主力に、太陽光発電所の運営などもしていますね。
航空機リースを金融商品として、中小中堅企業への販売を主としています。
課税の繰り延べができるのでメリットがあるわけですね。利益率の高い会社です。
税制改正リスクがあるともいわれます(航空機リースの課税繰り延べが認められないなどの税制改正)。
このほか、M&Aアドバイザリー、日本証券新聞社を買収していますので同社を中心としたメディア事業を展開しています。
JIAの株主還元
では、まずはJIAの株主還元を見ておきましょう。
JIAの株主優待
私は今回、JIAの優待は初取得でしたので1,000円のクオカードをゲットしました。
株主優待は、100株保有で500円のクオカードをもらうことができます。
長期保有特典があり、1年以上継続保有で1,000円、2年以上継続保有で3,000円分、3年以上継続保有で5,000円分のクオカードをもらうことができますね。
優待が廃止されない限りは、持ち続けようと考えています。
3年以上継続保有すれば、毎年、5000円のクオカードをもらうことができるのは大きいですね。
子名義でも保有したい銘柄です。
2000株以上であれば、最大10,000円のクオカードとなります。
JIAの配当金推移
配当金については、上場来増配を続けていましたが、21年12月期は配当維持になりました。
業績が悪化しているため、減配でも良かったと思いますが、配当維持を表明していますね。
配当性向は急激に上がっています。
ただ、上がったと言ってもまだ30%台であり、まだ危険水準ではありませんね。
JIAの業績推移
コロナ禍の影響によって、投資家の心理も冷え込み、航空機リース・コンテナの出資金組成残高は大幅に減っています。
同社は営業利益率は50%を超える高収益企業でしたが、30%台にまで下がっています。
同業他社のFPG(7148)も同様に50%を超えている営業利益率は、30%台にまで下がっていますね。
航空会社の需要が著しく低下しているなか、オペレーションリースの大半を占める航空機リースの影響は大きなものがあります。
逆に、アフターコロナで需要が回復すれば、同社の事業も上向くと考えられます。
JIAの安全性
自己資本比率は34.7%と、FPGの20.5%と比較して高い状況にあります。
基本的には、有利子負債は減っていますが、商品出資金も低下しており、将来の売上に影響が想定されますね。
JIAのキャッシュフロー
営業キャッシュフローはプラス転換していますが、商品出資金が相当落ち込んでいるためであり、同社の場合は基本マイナスのほうが健全と言えるでしょう。
JIAの株価推移と指標面
株価と指標を最後に見ておきます。
JIAの株価推移
2018年高値から大きく下がっており、一時9割を超える下落率となりました。
リスクの高い事業ですので、その点は市場もかなり警戒していることが伺えます。
コロナショック時には500円を下回りました。
私はそのときに100株だけ買ったのですが、その後の需要回復の見込みもあって株価は3倍になっていますね。
暴落時に事業リスクの高い会社を大きく買うというのは、なかなか出来ないものですね。
JIAの指標
指標面では、グレアムのミックス係数22.5以下となっており、割安な水準です。
ただし、利益変動も大きい為、今の指標だけを見ての判断は禁物ですね。
JIAの投資まとめ
JIAは株主優待も配当も魅力的な会社です。
ただし、オペレーションリース事業は税制改正リスクなども見ておく必要があるので、ポートフォリオの主力にするよりは、サブのほうが良いと考えます。
- 100株保有で500円クオカード
- 3年以上継続保有で5000円クオカードにアップ!
- 配当金は上場来減配なし
- 事業は航空機リースを中心としたオペレーションリース
- リスクは高いが利益率も高い事業
- 税制改正等のリスクあり
我が家は100株保有(2名義)であるため、ポートフォリオに占める割合は微々たるものですので、継続保有です。
5000円クオカードが続けば、それをもらい続けれればいいなと思っています。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
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