家計は経営感覚で考える。貯金を増やしていくために行き着いた家計管理

企業の決算資料を読むのが趣味のジンです。どもども。

決算資料を読むと、その会社の財務の健全性はもちろんのこと、そのほかのさまざまな情報を手に入れることができます。中にはうっとりするような決算書もあれば、なんじゃこりゃと即効でブラウザを閉じてしまうような決算書もあります。おもしろいものです。

さて、家計簿をつけていますでしょうか。

私も家計簿をつけていますが、家計簿をつけ始めた時の悩みが、臨時出費のときにどうしても家計がぐちゃぐちゃになるということ。これが悩みでした。

家計簿を企業の決算のようにすれば、それがすっきりすることができます。ばっくりと会計も学べてますよ。

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企業会計で考える家計簿

企業会計というと、馴染みのない人にとっては尻込みしそうですが、簿記の知識がなくても決算書は読むことができます。

この企業会計を家計簿に取り入れてみようというのが、最初の考えでした。企業会計のうち、損益計算書ということを聞いたことがあるのではないでしょうか。

この考えを取り入れるわけです。

損益計算書は、5つの利益から構成されています。

こんな感じ。

損益計算書

売上から原価を差し引いたものが①売上総利益です。粗利(あらり)とも言いますね。もちろん、この売上総利益が多ければ多いほど、使えるお金は増えます。売上原価が高い会社はどうしても敬遠してしまいます。

そこから、販売員の給料や広告費、人件費などを差し引くと②営業利益が出てきます。この営業利益が会社のもうけを示す指標としてとても重要なわけですね。

営業利益から営業外の収支、例えば預金利息や支払い利息があれば、それを差し引いたのが③経常利益です。経常利益から突発的な特別支出や利益がでれば、④税引き前利益が出てきます。

最後に、法人税を支払って⑤純利益(最終利益)が出てきます。家計で言うと、貯金にあたるわけですね。

収支を記録する家計では不十分

こうして企業会計は5つの利益区分(5段階)で考えます。一方、家計簿の場合は給料から、住居費や光熱費などの生活費を差し引いて、1段階で考えている人が多いのではないでしょうか。

家計簿

給料は残業代などもあるので毎月一定ではないですし、家計の支出も当然一定ではない。そこで、我が家が取り入れているのは2段階での家計簿です。企業会計のように5段階にする必要はありませんが、1段階では不十分。

企業の場合は、③営業利益が本業の本来の儲けを示す指標です。ここが赤字だと本業で赤字になっているので、良くない状態です。たとえ、⑤純利益で黒字でも、営業利益でしっかりと黒字になっていないと長期的に稼いでいけません。

家計の場合は、この営業利益が貯金になるわけです。ここが毎月黒字(貯金)があると、家計としては安定してくるわけです。

でも、旅行に行ったり、冠婚葬祭があったり、固定資産税の支払いがあったりと毎月ではないけれど、「特別に出ていくお金」がありますよね。あるいは、株の利益など普段継続的ではないけれど入ってくるお金もあるわけです。

家計に企業会計の発想を

ここで、企業会計の発想を取り入れます。

家計簿 企業会計

日常的ではないけれど、特別な支出や収入を毎月の家計簿とは分けて計上するわけですね。もし、株式の収入を①手取りカテゴリーに入れてしまうと、収支の把握がわけがわからなくなります。

大事なことは、継続的な収入できちんと貯金ができているか。

単発の収入はうれしいものですが、それをあてにしてはいけないってことですね。逆に単発の支出もあるわけなので。

家計簿

企業と同じように、本業できちんと貯金ができているかを確認することが大切なんですね。単純な収入と支出を差し引いた貯金額の把握ではなく、給料で貯金ができているか、そして、給料以外の収支も踏まえて貯金ができているか、の2段階で確認することが大事です。

 家計の貸借対照表も作ろう

最後に、毎月の収支だけではなく、いくら貯金があるのか、借金があるのかを把握しましょう。これを企業では貸借対照表と言います。

家計の貸借対照表

住宅ローンを借りている家庭では難しいですが、資産から負債を差し引いた純資産を把握することが大事です。資産が多くても、負債が多ければ正味の資産は少ないということです。

住宅ローンを借りていると正味資産(純資産)はマイナスの家庭が多いですけどね(うちもです)。

こうした貸借対照表はマネーフォワードやfreeeなどのクラウド家計簿を利用すると便利です。

お金の管理は大変ですが、流れを分かりやすくして把握すると毎月の家計簿が苦ではなくなります。色々試してあなたの家庭であった家計簿をつくってみてください。

では。

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