節約をどうするか、日々悩んでいませんか。
我が家は、結婚式をあげ、新婚旅行に帰ってきたらすっからかんになっていました。本当に文字通りすっからかんでした。お金を使い過ぎたのです。忘年会やら新年会すらキャンセルするような超危機的状況に陥りました。
そこから5年間は、今思うとまるでひっそりと暮らすように、節約を心掛けた生活をしていました。おかげで、貯金は1,000万円以上貯めることができました。
今日の記事は、1,000万円貯めたって話じゃありません。
それだけ質素に暮らした5年間を振り返ると、楽しかったのか?幸せだったのか?ということです。パートナーに聞いていみました。
あまりに節約をし過ぎた結果は
当時の5年間のことを久しぶりにパートナーと話をしていました。
そしたら、出るわ出るわの不満の言葉・・・・。
私自身は、良かれと思って貯金に励んでいたわけですが、貯金だけがすべてではありません。当時は気づかなった。
貯金をしないといけない。貯金を増やさないといけない。
そんな気持ちが先行しすぎて、大切なものを忘れていました。
「今」を全力で楽しむ生きていくことを。
振り返らない人生
私は、「あのときこうしておけばよかったかな」と振り返る質(たち)ですが、パートナーは一切そういうことはありません。
今まで10年間以上いっしょにいますが、そういう言葉を一切聞いたことがないんです。
いわば、
超前向き。
それが惹かれる点でもあったんですが、これはこれですごいことだなって思っています。
こうやって記事を書いていると、そういえば落ち込んでいる姿も見たことがありません。なにでできているんだろw
将来のことはぼんやり見据えて、今を楽しみなさい
それでも、5年間は文句の一つも言わずに、貯金生活に協力をしてくれていました。そして、子どもが生まれてから、お金の管理に悩み始めたときも、いろいろと試しては愚痴ったりしていたんです。
そしたら、とうとうキレられました。
5年+@の思いが吐き出されたのです。
「贅沢しないことは大事なこと。でも、それを365日続けて生きている意味があるの?」
「大事なことは、将来のことを考えるばかりじゃない」
「今を思いきっり楽しんで、成長していくことだ!もっとお金を使え!」
お金がないんだったら(もっと貯金をしたいんだったら)・・・
もっと稼ぎなさい!!
稼ぐのは簡単ではないがチャレンジする価値がある
そんなに簡単に稼げないよ…と、思いつつ。
お金を増やす手段は、サラリーマンでもいくつかありますね。不動産に投資したり、太陽光発電に投資したり、人に投資したり、我が家のようにセゾン投信などの投資信託や、株式投資に投資をする方法もあります。
なにより、本業に力を注ぐことで出世(給料アップ)ということもできるわけで。
出世欲が薄すぎる私には荷が重いですが、本業をがんばるというのは性に合っているので、30代半ばの若さも活かしながら、集中して本業を楽しむことも忘れちゃならんですね。
節約とのバランス
お金を使うってのは習慣になると思います。
お金のコントロールってどうしたらいいんだろ。お金を使うことになれると、それは習慣となって、悪しき習慣に変わってしまうこともあります。
夫婦がアクセル(お金を使う)では、それはそれで将来への責任を放棄しているように思えてなりません。
かと言って、夫婦がブレーキ(節約)では、我が家の経験からすると、貧相な人生を歩んでしまうように思います。我が家の5年間は、プラス面もありましたが、マイナス面も大きかったように思います。
今年は旅行に4回も行っていますが、以前なら考えられなかったです。30万円ほど使っているので、こんなにも使っている・・・というよりは、こんな素敵な経験や思い出が作れたという気持ちの方が大きいですね。
お金が貯まった5年間。
もっともっと、自分たちに投資しても良かったんじゃないか・・・と、また振り返ると怒られてしまうので、
これからは自分たちにも投資してやるっ!という思いです。
お金のリターンを考える
投資するって表現は適切ではないかもしれませんが、お金を使う先を吟味して、リターンを得ること、それが、自分たちにとって幸福だと思えることにお金を使いたいですね。
小さいなことですが、残業でヘトヘトで食費を削るために自炊するくらいなら、パーッと食べに行っちゃう方が何倍も楽しい嬉しい気持ちになります。
だって、食事メニューを考える手間、食器を洗う手間、なによりそれに費やす時間の節約になるわけです。
これは一例ですけどね。ホントに疲れ切っているのに、自炊にこだわりすぎてはいけないってことです。過去にそういうことがあったのでね。
人に会うってこともめっちゃ大事なことです。というか、最大に大事なことのように思います。以前なら、行かなかったような飲み会に顔を出したりするのも、人から生まれる経験を知ることができる機会ととらえるとすごく楽しくなってきたからです。
どんなことにお金を費やし、時間をかけるかはが大事なんでしょうね。もっとがんばらないと。
お金を削ることは精神を削ること
最近、ふとこんな言葉が頭をよぎりました。
「お金を削ることは精神を削ることでもある」
お金が無限にあるわけではないので、お金をたくさん使うことができるわけではありません。
それでも、自分たちが稼いだお金でどんなふうに自分たちを満足させることができるのか、これを満たすことができるよう、夫婦で話し合って、お金の使い方のバランスを考えて行きます。
これって、子どもに伝えることができる最高のお金の使い方じゃないかな、って思ってみたり。
あなたはお金の使い方で、マイルールはありますか。
我が家は貯めるばっかりの家庭から脱却し、人生を今までより楽しむ家庭へ、家族の笑顔をもっと増やせる家庭へ変わるお金の使い方を探っていきます。
ではでは。
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