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子どもを預けることで知った職場への罪悪感。この感情とは上手に付き合えばいい。

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育児休業明け、保育園に預けて、仕事に行く。午後4時、お迎えがあるから早く帰らないと・・・。

子どもを預けることで生まれる「職場への罪悪感」。保育園や幼稚園に預けている子育てパパママ。そんな罪悪感を感じていませんか。

我が子は4月から保育園に入園。ここ最近は、アデノウイルスっていう病気に感染し、高熱が続いて保育園も休みました。夫がずっと、妻がずっと仕事を休む・・・ってのがさすがに難しいので、交代交代で休みました。

あれ?子どものために会社休んでるけど、なんだろう?この職場への罪悪感。

By: Maria Grazia Montagnari

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罪悪感。それは当たり前ではないから生まれる。

週に何度も会社を休むと仕事を頼まないといけないので、やっぱり職場の人も大変になります。

仕事を何度も休むと「罪悪感」という感情がぷくぷく芽を出し、膨らんでいきます。あれ、なんか悪いことでもしたのかなって勘違いするくらい。

職場でも家でも外でもヘロヘロ

6月はたびたび会社を休んでいたので、仕事に行ったときは仕事が溜まってそれの処理にヘロヘロ、家で子どもを見ても「泣きじゃくり」「食べない」「寝ない」などでヘロヘロ・・

外に行ったら「ぐずり」でヘロヘロ・・・

そんなことが続くと、さすがに精神的に参ることもあります。もうーーー!!!って感情が生まれたって不思議ではない。いや、生まれることが当たり前なのかもしれないです。

ボクらの時代で語った女子アナ3人

毎週日曜日にフジテレビで朝7時から「ボクらの時代」という番組をやっていますが、ご存知ですか。わたしはなぜだか毎週見ています。

この前、佐々木恭子、梅津弥英子、中村仁美アナウンサーが対談していました。みなさま、子育て世代。

(テレビの人なので)うがった見方をしていたのですが、全然違いました。私たちと同じ。

保育園に預けることによる職場への罪悪感。みんな持たれていたようですね。そして、子育てに対する悩み。泣かれる、夜泣き、寝ない、こっちが泣きたくなる・・・・。

そっか、みんな一緒なんだ。

誰でも経験することなんですよね。こういう経験は知って、ココロの仲間を作っておこう。あなた一人じゃないんですよ。

脱「優しい会社」資生堂

日経-min

ちょっと視点を変えて。6月29日の日経新聞朝刊に掲載されていましたが、資生堂という会社の取り組み。

資生堂は知らない方はいないですよね?そうです、化粧品大手のあの資生堂です。

資生堂は、20年以上も前から育児休業や短時間勤務制度を導入しているいわば子育て応援先進企業ですね。

その資生堂が育児中であっても、夜間や遅番、土日勤務もしてもらうという今までとは180度違う方針を出して実践しているようです。理由は、時短勤務をしている人の既得権益化。

「忙しい夕方、同僚に感謝の言葉もなく帰るなど育児中の優遇が既得権益化し、摩擦が生まれた」

時短勤務をするとどうしても”しわ寄せ”がほかの人に行きますよね。

子どもを送り迎えするのに、遅く行ったり、早く帰ったりしないといけない。でも、それは当たり前と思っちゃいけない。誰かに助けてもらっているということは忘れちゃいけないんだよね。

保育士さんが預かってくれていることにもちゃんと意識しないといけない。気軽に遅れて行ってはいけないんです。お迎えの時間に遅れない努力をわたしたちもしないといけない。遅れるときはちゃんと連絡を入れるマナーは守らないと。

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何もかも一人で抱え込まなくていいよ

育児も仕事も一人でこなさなくてはいけない。そう思い込んでいませんか。

そんなことはありません。

仕事は誰かに頼んだらいいんですよ。会社ですから。組織ですから。誰かが仕事をして仕事をまわせばそれでいいんです。でも、絶対に忘れないこと。それは「感謝の気持ち」。

先の資生堂の例ですが、当たり前になったらダメなんですよね。

子ども迎えに行くから、早く帰って当然。そんな気持ちは見透かされます。

感謝の気持ちをもって、一人でなにもかもやろうとしない。使える環境はどんどん使うべき。

そう思います。

たまには気晴らしを

そして、一人じゃないという気持ちを持つために「一人の時間」を持ちましょう。たとえ、30分でも1時間でもいいじゃないですか。

スタバでおいしいラテでも飲んで、1日を振り返ってみましょう。

ほんの少しの「ほッ」とする時間を作る。

たまに一人で気晴らしすることで、見えてくることもあります。

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子育てより大切なものは知らない

By: Parker Knight

子どもは親の愛情を受けて育ちます。たっぷりの愛情が”生きる力”になるわけです。

だから、子育てより大切なことはない。そう思います。どんな仕事よりも大事な親の仕事です。

でもね、子育てしている人が偉いわけでもなんでもない。

会社を早く帰ることができたり、休めたり、周りも「しゃーないね」オーラを出してくれてても、それに甘えてはいけない。忘れちゃいけないんだよね。

そして、

「ありがとう」の気持ちは大事にしよう。

普通のことなんだけどね。普通のことを普通にしよう。

課長ありがとう、同僚ありがとう、部下ありがとう、パパありがとう、ママありがとう、保育士さんありがとう・・・・

罪悪感なんて感じる必要ないんだよなー。どっかでしわ寄せ行ってる分はどっかで取り返せばいいんですよね。それが来週なのか、自分が上司になる何年か先なのか、それは分からないけど。

この「職場への罪悪感」は忘れないように心のメモをしながら、誰かに頼んだり、迷惑をかけたりしたときの「ありがとう」「すいません」の普通のことは普通にできるようにと思う。

こんなことを書きながら、毎朝、熱を測るときに「熱が出てませんように・・・」って思う自分もいます。。。

子育てするといろんな感情が生まれるなぁ!!それも一つ一つ楽しむしかないねっ!!!

今日もありがとう。

でわ。

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保育園
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コメント

  1. めい より:

    初めまして、保育士をしている者です。

    今回の記事、私も子供を預けて働いておりますので、とても共感しながら拝読致しました。

    だからこそ、「たまには保育園のお迎えの予定時刻に遅れてもいい」という部分はとても残念に思いました。

    私の勤務先にも、お迎え時刻に遅れる方がいます。毎日遅れる方はいません。
    でも、毎日どなたかは必ず遅れていらっしゃいます。

    すると私達の仕事はどんどん後ろへずれ込み、結果毎日の残業となってのしかかります。

    保育士の給与ははっきり言って低いです。
    親御さんも毎日必死なのは分かりますが、その「たまの30分の遅れ」のしわ寄せは全部私達に来ます。
    結果、保育士の離職率が高くなり、人手不足となってますます仕事が増えるという負のスパイラルです。

    どうか、軽はずみにお迎えの遅刻を勧めるようなことはしないで頂きたいと思います。
    私達は親御さんと同じように日々必死で、限界に近いのです。

    どうかどうかご理解下さい。

    • ジン より:

      めい 様

      コメント頂きありがとうございます。まず、最初に謝らせてください。
      軽率なことでした。すいませんでした。その部分は削除しました。

      「自分の時間を持つ」それは大切ですが、保育園と関連させるのはよくなかったです。
      私も保育園に迎えに行くことはありますが、絶対に遅れてはいけないと思って行っています。少しでも10分でも早くと駅からダッシュです。

      保育士の仕事は大変だと思います。いつも保育士さんには感謝しています。
      私たち預ける親の代わりに大切な子どもを責任をもって見てくれる。それだけ大変な仕事をしているあなた方に感謝しています。

      めいさんもママなんですね。毎日毎日気の抜けない日で大変だとは思いますが、どうかどうかご自愛ください。
      このたびは申し訳なかったです。すいませんでした。

      一つ一つの文章に責任を持てるようにしていきます。

      めいさんのおっしゃること、十分に理解しました。

      コメント頂き本当にありがとうございます。

  2. めい より:

    お返事ありがとうございます。
    また、素早い訂正と私に対するねぎらいの言葉まで頂き、ありがとうございました。

    この仕事はたいへんですが、可愛い子供達の笑顔を見られる最高のお仕事だと思っています。
    たまに親御さんに感謝のお言葉を頂くこともあり、そんな時は本当に嬉しいものです。
    今回の記事の通り、人間関係で最も大事なことは感謝を忘れないことだと思います。
    私も毎日走ってお迎えに来てくださる親御さんに感謝しないといけないのだと気付かされました。
    最近すっかり忘れていました。ありがとうございます。

    ジンさんも日々のお仕事に育児にとお忙しいでしょうが、これからもブログ更新楽しみにしております。

    • ジン より:

      めいさん

      こちらこそ返信ありがとうございます。

      めいさんのように仕事に誇りを持ち、一生懸命されていることは素晴らしいことだと思います。
      私の友人にも保育士さんがいますが、ほんとに楽しそうです。大変ですが、楽しいと言っていたのを記憶しています。
      保育士さんの待遇がもっと改善されるといいですね。
      感謝というのは、ほんの少しの心遣いだったりするように思います。一言だったりするように思います。
      めいさんのコメントを読んで、私も改めて感謝を忘れないようにしようと思いました。ありがとうございます。

      こんなブログですがこれからもよろしくお願いします。