市場と同じリターンを得ることができるインデックス投資は有用な投資手段ですので、ぜひとも取り入れたいものですね。
一方で、市場よりも大きなリターンを狙えるのが個別銘柄への投資です。
私は、インデックス投資の積立投資を続けながらも、配当や優待、そして、市場平均よりも高いリターンを得るために個別銘柄への投資を続けています。
一方で、40代に入ったこともあって、大きな損失を避けなければならないとも考えています。
2021年7月の運用成績
7月の運用成績ですが、後半にかなり失速してしまいました。
結局、△1%ほどの下落で終わっています。
- 日経平均株価 △5.2%
- マザーズ △10%
- TOPIX △2.2%
- MY △1.4%
- ジャスダック △1.1%
指数も軒並み下がり、日経平均株価も大きく下がりましたね。
マザーズ市場にいたっては、約10%下落の大暴落です。
そのようななか、分散投資が奏功し、MYポートフォリオは、微減にとどまりました。
年次成績では残念な状態
一方で、分散投資の弊害も出ています。
今年はわずか4%程度しか資産が増えておらず、日経平均株価やマザーズにはアウトパフォームしているとはいえ、なかなか厳しい状況ですね。
これだったらインデックス投資で投資しているほうが・・・・後半がんばりたい。
分散投資のメリットは、個別銘柄が大きく下がった場合も、ポートフォリオ全体では下げが限定的と言えます。
一方、デメリットは、大きく値上がりした銘柄を持っていても、ポートフォリオへの影響が小さくなってしまうことです。
どちらを選択するかは、投資方針によりますが。
また、私のように分散投資とはいえ、異なる資産(債券、金など)との分散投資ではなく、株式運用には変わりないので、教科書通りの分散投資をしているわけではありません。
損切りを大切にすべき
分散投資をしつつも、大きな値上がり益が出る場合に資産形成につながるよう、私のポートフォリオは上位10銘柄でポートフォリオ全体の4割以上を占めています。
イメージは、バリュー投資家のみきまるさんのポートフォリオのイメージで、かなり影響もされていると思います。
パフォーマンスが悪い理由ははっきりしていますが、ダラダラ下がっている銘柄を保有し続けているからです。
本来であればもっと早くに損切りすべきだったと反省しています。
今年断トツでパフォーマンスが悪いのが、チェンジ(3962)です。
業績はすこぶるよいのですが、期待が高すぎるため、株価が下がり続けています。
株価は長期では業績に収斂すると考えているので、耐え時と認識していますが、かなり辛い状況です。
チェンジは、ふるさとチョイスを手掛けるトラストバンクを傘下に収めており、BtoG(ガバメント)ビジネスに強い会社です。
自治体向けのチャットツールであるLoGoチャットは、約333自治体で導入されていますね。
信用買いの多さが株価を抑えているようにも思います。
続いて、ファイバーゲート(9450)。
こちらは、住宅向けのWi-Fiなどを手掛ける会社で、年初から半値にまで下がっています。
株主優待があったことで、やや判断を誤ってしまいました。
一部損切りをすることにして、その資金はほかの銘柄に投資したいと考えています。
損切りがなぜ大事か。
成長株で業績が上がり続けていれば、損切りルールは不要かもしれません。
一方で、株価が3割も下がれば43%の値上がりがあって初めてトントンに戻ります。
50%下がれば、100%(2倍)のリターンが必要です。
損失 | 元に戻すのに必要な利益率 |
5.0% | 5% |
10.0% | 11% |
15.0% | 18% |
20.0% | 25% |
25.0% | 33% |
30.0% | 43% |
35.0% | 54% |
40.0% | 67% |
50.0% | 100% |
株価が下がり続ける会社は、市場から見放されているわけなので、基本的には買うに値しない銘柄です。
保有株であっても、損が小さいうちに損切りしておくのが大切だなと改めて感じます。
損切りは資産を守るための大事な手段
ですね。
チェンジは大好きな会社ですが、持ち株を減らすなど、もっとうまく運用すべきだったと反省。
業績は良いのでしばらく付き合い続けようと思います。
株価が上がる銘柄に投資しよう
一方で、損失を上回るリターンを出してくれているのがアートスパーク(3663)です。
何度かブログでも取り上げていましたが、一時3倍近いリターンにもなっていますね。
自己資本比率75%と極めて高く、主力のイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」が好調ですね。
増配銘柄としても、期待したい銘柄です。
時価総額はまだ300億円程度なので、まだまだ伸びを期待したいところ。
値嵩株では、SHIFTを保有しています。
ここは私のポートフォリオでは珍しく無配銘柄で、おそらくこの先も無配を続けていく銘柄です。
配当は出さなくていいので、どんどん投資して業績を上げてもらいたい銘柄。
SHIFTは、年初の安値からダブルバガーとなっています。
同社は、ソフトウェアのテスト事業を手掛ける会社で、同分野は競合も少なく、今後も楽しみな会社です。
分散投資と集中投資
分散投資は、富を守ります。
一方、集中投資は富を作ります。
- ポートフォリオ上位10銘柄で資産を作る
- 配当や優待銘柄を保有することで、分散のメリットを活かす
年齢、家族状況、資産状況などに応じて、ポートフォリオは変えておく必要があります。
無難なのは、インデックス投資を続けること。
一方、私が実践している個別銘柄の投資は、配当や優待によるメリットがあるのも事実。
また、成長株に投資をすることで、資産増加も狙っています。
過度な分散投資は、資産形成には弊害になりかねないので、ある程度集中投資は必須ですね。
まだまだ未熟なポートフォリオですが、日々勉強をしていき、将来の年間配当300万円に向けて、運用を続けたいと考えています。
株式投資で非常に勉強になっている良書を紹介します。
ぜひ手に取って読んでみてください。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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