昔の家計簿を見ていると、年収500万円(手取り)で年間200万円くらい貯金をしていました。今考えると、40%の貯金率です。自分で言うのもなんですが、すごいですね。どんな生活してたんだろ。
結婚当時、我が家は全然お金がありませんでした。
私の貯金が200万円くらいで、相方が0円。えっ、0円でした。私より稼いでいたのに、きれいさっぱり使う人だったのです。今、考えると恐ろしい人ですね。当然の流れで、私が家計管理を任せられることになりました。
貯金ができない?どうしたらいい?って悩んでいる方、まずは仕組みを作ってみましょう。
年間200万円貯金の時の仕組み
今はもう少し手取りが上がっていますが、出費が増えているので年間200万円が目標です。子どもがいない時期はもう少し貯金していましたが、今はこれで精一杯ですね。
さて、年間200万円貯金。5年で1,000万円になるので、目標額としても設定したいところですね。
では、どんな風にお金を貯めていけばいいの?
それはまず仕組みづくり。これ、結構大事。人間やることなすこと自分の興味があること以外は面倒くさいんですよね。面倒くさいことをしていても長続きしないし、途中で挫折しちゃうのがオチです。
貯金する目標を持て
なぜ、お金を貯めるのか?それが漠然としていると、お金を貯めようという意識が働かないのでお金なんて貯まりません。我が家は今は、住宅ローンの早期返済と子どもの教育費中学卒業までに500万円が目標です。
お金が貯まらない・・・と思ったときには、やりたいことを紙に書いてみましょう。そして、そのためにいくら必要なのか、書き出します。海外旅行に行きたい。30万円必要だ。買い物をしたいから40万円は必要。では、1年で貯めようと思ったら月に33,000円は貯めていかないと・・・。と、どんどん具体的になってきます。
漠然とした目標は持っていてもあまり意味がありません。
我が家の場合は、結婚当初は貯金ゼロ生活だったので、どこかに行きたいとかではなく、生活費6か月分を貯めることを目標にしました。30万円×6か月=180万円。6か月あれば次の行動ができると判断したんです。
固定費は削減しよう
家賃、住宅ローン、保険料、駐車場代、スマートフォン代・・・毎月、必ず支払っていくもの、それが固定費です。この固定費を小さくすることが、お金を貯める最大の仕組み。
自分の努力が必要な支出は、我慢が必要です。我慢はストレスにつながります。結婚当初、食費を節約するため自炊にこだわるあまり、時間も浪費し、ヘロヘロになっていました。せっかくの楽しい結婚生活がどんどん楽しめなくなってしまいました。
固定費の削減はそうしたストレスは不要です。一度決めてしまえば、節約効果は大きいですからね。こんなに楽な節約はありません。
住居費を下げよう
住宅ローンで言えば、どの銀行から借りるかが重要です。その際には複数の銀行を比較するのがベターな方法です。住宅ローン一括審査申込を利用すれば、一度の申請で複数の銀行から仮審査の結果を知ることができます(利用は無料)。
また、賃貸であれば家賃交渉です。この家賃交渉は、契約するときに必ずしましょう。契約した後、入居した後は家賃交渉に応じてくれる家主は極めて少ないです。私も何度かしてみましたが、全く応じてもらえませんでした。
家主も契約した家賃をもとに、資金シミュレーションをしていますので、「はいはい」と応じてくれるものではないんですよ。
また、この家賃交渉は、引っ越しシーズンである1月から3月はなかなか応じてくれません。なぜなら、部屋を借りる人が多いので、わざわざ家賃を下げてまで借りてもらおうと思わないからです。タイミングは4月以降夏場まで。特に春先は引っ越しする人も少ないので、交渉に応じてくれる可能性もぐんと上がります。
5,000円家賃が下がれば、年間60,000円の節約ですよ。何年そこに住みますか?最初が肝心ですね。経験上、敷金・礼金も下げる余地があります。最初に「言い過ぎかな?」って思うくらいの交渉をしてもいいです。
保険料を節約しよう
火災保険で言えば、火災保険一括見積もり依頼サイトを使うと各社の保険料を比較することができます。火災保険のようにあまり商品の差がないのであれば、安いに越したことはありません。分譲に限らず、賃貸マンションであっても比較することが大事ですね。
➡ 分譲マンションの火災保険を選ぶときは一括見積もりが便利!保険料を節約しよう!
また、生命保険は結婚当初はどんな保険に入ったらいいのか全然わかっていませんでした。
いろんな本を買い漁って勉強していたのですが、ええーい、聞いた方が早いわ!って思い、いろんな保険商品を取り扱っている無料の保険相談を利用しました(保険のビュッフェなど)。
結果は、そこで保険契約はしなかったのですが、無料相談に乗ってもらえたおかげで自分に必要な保険が明確になりました。保険料を下げることも家計に余力を生んでくれます。
特に、保険の場合、一度、加入してしまうとなかなか見直しません。保険を解約したら病気になってしまったらどうしよう、がんになったらどうしようって不思議な感情も生まれますが、最強の保険は、健康保険と貯金です。本当にその保険が必要か、よく判断しましょう。
経験から学んだこと
お金を貯めていくには、まず目標設定がすごく大事です。貯め方って、先取り貯金やクレジットカードを使うとか、色々方法論はありますが、まずそれよりも目標設定。
なぜ貯めるの?
貯金をしていくのは、窮屈な部分もあるんですよね。その窮屈さの向こうに貯金という安心感を積み立てていけるわけですが、窮屈と思うときに踏ん張れるのが目標設定だと思います。
貯金を作るのは仕組みづくりと、何に使うのかを考えるのがいいですね。
これさえ間違わなければ、貯めることができるはず。ただ、経験から学んだことは、貯金を目標にし過ぎると生活がギスギスすることです。お金は手段であってツールです。使うためにあるもの。
そのため、使うための貯金(旅行など)、増やすための貯金(教育費、頭金、投資資金など)に分けて貯金をすることをおすすめします。ここ、大事です。貯金にも性格を持たせてあげるわけです。
前者の使うための貯金は比較的短期で貯めるもの。貯まったら思う存分使ってあげましょう。お金もあなたも喜びます。
我が家はこれができていなかったので、貯めても使えない・・・と、ストレスの要因になっていました。この2つの貯金を持つことで、お金を使える環境も同時に作ることができるのです。
貯金にも、目標と性格を持たせる。
二回言いますが、これ、大事です。
貯めるよりも使うのは楽しいですからね。
また、貯金が増えていけばセゾン投信やひふみ投信と投資信託など値上がり益を得られる資産にもコツコツ、毎月積立投資をしていくといいですね。
では。
▼今すぐ資料請求をしてみる▼
コメント