半導体需要が留まることを知らないですね。
今後は、5G、データセンター、自動運転、EVなどますます半導体需要が伸びていく予想がされています。
経済産業省の資料によると、パワー半導体の世界的市場規模は現時点で3兆円ですが、2030年で5兆円、2050年で10兆円にもなるとも言われています。
すごい市場ですね。
日本もすごい半導体関連銘柄
経済産業省が出している半導体戦略は目を通しておきたいですね。
日本には、東京エレクトロンや信越化学工業など世界に誇る半導体関連銘柄が数多くあります。
シリコンサイクルがあるので、景気の変動が大きい業界ですが、PC→スマートフォンと来て、データセンターや5G、EV、IoTなど半導体需要は高まっているので、シリコンサイクルはスーパーサイクルに入ったとも言われていますね(参考:東証マネ部)
シリコンサイクルとは、半導体産業において見られる、約4年の周期を持つ景気循環のことである。 技術革新のスピードが早い半導体産業では、設備投資や在庫管理のタイミングの調整が難しいとされており、製品の世代が変わる時期に、需給と供給のバランスが崩れやすい。
半導体市場は倍増(20年→30年)と、成長市場であることが分かりますね。
5384 フジミインコーポレーテッド
以前も取り上げていたフジミインコーポレーテッド。
改めて調べてみるとやっぱりすごいと思い、もう一度登場させます。
半導体向け超精密研磨材で世界トップシェアを誇る会社で、次世代パワー半導体用の研磨剤開発にも着手しています。
半導体の微細化に欠かせない同社の製品はまさに高収益事業です。
同社の利益成長も素晴らしいですね。
配当金は配当性向50%という目安があり、今期(22.3)は上方修正により配当金も115円から170円と大幅増配!
株価も堅調に推移しています。
今年に入ってからも2倍程度とかなりすごいですね。
押し目らしい押し目がないですが、PER20倍程度と割安な点もいいですね。
指標面です。
5384 フジミインコーポレーテッド | |||
株価 | 7,450円 | 営業利益率(予) | 18.2% |
PER(予) | 20.93 | ROE(予) | 10.4% |
PBR(実) | 3.28 | 自己資本比率 | 87.5% |
ミックス係数 | 68.72 | 営業CFマージン | 16.2% |
配当利回り(予) | 2.28% | 配当性向 | 50.7% |
自己資本比率8割を超えている好財務ですね。
4368 扶桑化学工業
グローバルニッチトップ企業でもある同社は、国内唯一のリンゴ酸製造メーカーで世界トップシェアを誇ります。
また、電子材料事業のナノ粒子『超高純度コロイダルシリカ』はシリコンウエハの最終研磨用として世界シェア80%以上とトップメーカーです。
高収益事業ですが、電子材料事業では利益率40%以上とすさまじい利益率を誇ります。
配当成長はゆるやかですが、配当性向は低く、増配余地がありますね。
京都に超高純度コロイダルシリカの世界最大規模の工場を有し、同社は半導体業界にとって欠かせない存在ですね。
株価も堅調に推移していますね。
指標面です。
4368 扶桑化学工業 | |||
株価 | 4,780円 | 営業利益率(予) | 22.8% |
PER(予) | 21.45 | ROE(予) | 10.8% |
PBR(実) | 2.55 | 自己資本比率 | 87.1% |
ミックス係数 | 54.62 | 営業CFマージン | 28.9% |
配当利回り(予) | 1.05% | 配当性向 | 25.0% |
同社も自己資本比率80%を超える超高財務の企業。
4970 東洋合成工業
半導体基板に回路を描くフォトレジスト用感光材は世界トップを誇ります。
半導体需要がすさまじく、業績も絶好調ですね。
業績はすさまじいですが、配当性向は10%程度。
まだまだ十分な配当余力がありますね。
株価もかなり堅調で、コロナショックから約8倍近くにもなっています。
財務面では、自己資本比率は3割以下と低いですね。
4970 東洋合成工業 | |||
株価 | 17,490円 | 営業利益率(予) | 10.8% |
PER(予) | 57.84 | ROE(予) | 20.1% |
PBR(実) | 10.85 | 自己資本比率 | 27.0% |
ミックス係数 | 627.76 | 営業CFマージン | 14.2% |
配当利回り(予) | 0.17% | 配当性向 | 6.8% |
半導体関連銘柄はすごい
3社のバブルチャートを作ってみました。
扶桑化学工業は、ほかの2社と比較すると低成長ですね。
東洋合成工業はPER60倍と非常に高くなっていますが、フジミインコーポレーテッドと扶桑化学工業はまだ、PER20倍程度ですね。
指標面の比較です。
今後の10年で浮き沈みはあるでしょうが、半導体市場で欠かせない3社と言えそうです。
市場の下げがあるときには、投資のチャンスがあるかもしれませんね。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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