配当金を増やしてくれる増配株は、業績に自信があるので、配当金も増やしてくれます。
取得時の配当利回りは低くても、増配が続くことで高配当株になることも多いですね。
取得ベースでの将来の高配当株候補として、業績が絶好調の3銘柄をピックアップしてみました。
増配銘柄に投資するメリットは、
- 保有するだけで配当が増えていく
- 業績が好調な銘柄ができることなので、株価も堅調に
増配力の高い銘柄を見てみましょう。
将来の高配当株候補!増配銘柄3銘柄ピックアップ
今回、取り上げる銘柄はこの3銘柄を選びました。
指標面では特段割安というわけではありませんが、PERは高くてもフジミインコーポレーテッドの23倍ですし、そこまで過熱感があるというわけではありません。
PER10倍台ですし、業績がさらに上向きEPSが伸びれば、PERは下がりそうですね。株価が変わらない前提ですが。
それでは、3銘柄を簡単に見ておきましょう。
5384 フジミインコーポレーテッド
同社は、研磨剤メーカーで、シリコンウエハ向けや半導体製造工程向けの研磨剤が好調ですね。
データ通信量の増大に伴って、半導体向けの需要が急拡大しています。
売上の8割が半導体関連を占めていますので、今後のデータセンター需要、5G需要、EV需要などでも恩恵を受けそうな銘柄です。
配当金の推移を見てみると、過去10年に減配はありますが、増配傾向が続いていますね。
連結配当性向50%を目標に配当政策を取り入れています。
業績の推移を見てみましょう。
利益率も向上しており、素晴らしい右肩上がりですね。
収益力は抜群ですので、簡単に赤字になることはないでしょう。
ちなみに同社の財務力は、自己資本比率80%超えで推移しており、鉄壁中の鉄壁です。
しばらく好業績は続きそうですし、株価も堅調ですが、配当金も期待できそうな銘柄です。
6254 野村マイクロ・サイエンス
電子機器などの生産に必要不可欠な超純水の製造装置を手掛ける会社です。
半導体製造工程でも使われるもので、半導体需要の増加(5G、EV需要)に伴って、同社の業績も急拡大していますね。
半導体の微細化に伴って、高純度超純水の需要が今後も高まることが想定されています。
半導体需要の増加に伴って、同社の業績も素晴らしく、配当金も大きく増やしています。
配当性向は30%未満と、十分な増配力を有していますね。
過去に無配に転落している時期もありますので、配当金の安定度は低めとはいえ、現在7期連続増配を予定しており、増配が続いています。
業績面も拡大しており、利益率も改善していますね。
財務面では、自己資本比率53%と高く、安心できる水準ですね。
4746 東計電算
独立家の情報サービス会社で、幅広い業種別に対応できるのが強み。
テレワークや情報システムのクラウド化などの需要が強いですね。
同社は安定して配当金を出し続けており、過去10年の配当金成長率は13%と素晴らしいですね。
配当性向は40%を超えて来ましたが、今期も増配が期待できそう。上方修正があるかもしれません。
業績面も素晴らしいです。
創業以来51年間一度も赤字を出したことのない堅実な会社です。
しかも、営業利益率は20%を超えており、高い収益力を誇ります。
財務面では、有利子負債なしで自己資本比率80%と非常に高く、キャッシュリッチ会社です。
ちなみに、12月権利日でおこめ券(2kg)がもらえる株主優待もあります。
増配シミュレーションを実施してみた
この3銘柄を保有した場合、配当利回りは2%程度です。
ただし、増配が続いていますので、過去3年の配当成長率が続いたと仮定すると、
5年後には4.2%、10年後には12%にまで利回りがアップする計算です。
株価はそれぞれ50万円前後と高くなってきていますので、分割も期待したいですね。
増配力の高い銘柄への投資は魅力的
増配力の高い3銘柄をピックアップしてみました。
野村マイクロとフジミインコーポレーテッドは、半導体関連銘柄として注目です。
半導体需要は伸びていくでしょうし、業績の拡大と利益率が向上していますね。
東計電算は、DX関連銘柄として、堅実な会社としても注目です。
いずれも株価は堅調ですので、13週線または26週線タッチするくらいに落ちてきて休んでいる場合には投資のチャンスかもしれません。
指標面でもそこまで割高ではなく、着目しておきたい銘柄として考えています。
コツコツ配当・増配銘柄を増やすことで強いポートフォリオに育っていけばいいなと思っています。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
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