高配当株は魅力である一方、減配リスクや株価があまり上がらないなどのデメリットもあります。
配当金は、株価ほどは動きませんので、安定した収入源にも繋がりますね。
高配当銘柄の中でも、財務力が健全な銘柄をピックアップしてみました。
高配当の魅力は、投資金額に対して多くの配当金を得ることができる点ですね。
すぐに減配するような銘柄は避けたいところですが、財務力の高い銘柄は、配当金を出す力もありますね。
高配当株4銘柄!
2121 ミクシィ
ゲーム会社のミクシィは、実は高配当銘柄ですね。
モンスターストライクで大ヒットしてから莫大なキャッシュを貯めこんでいますが、その後のヒット作がなく、業績は低下傾向。
株価2838円で、PER25.2倍、PBR1.14倍となっており、配当利回りは3.88%と高い配当を誇ります。
ただし、22年3月期の配当性向は97.5%と高く、減配リスクも高くなっています。
このところ、増配もできておらず、投資対象としては難しいです。
私は、配当性向50%以下というのは基本方針なので、ミクシィは投資対象外となるんですが。
気になったのが、ミクシィの高い財務力です。
自己資本比率83%、営業キャッシュフローマージン29.1%、ネットDEレシオは余裕の1倍以下と、完璧な財務力を誇ります。
資産約2,000億円のうち、約1,500億円もの現預金を保有しており、M&Aなどの戦略も期待できる水準です。
高い営業キャッシュフローマージンが続いており、現金創出力が高いので、財務基盤はすぐに崩れるという心配はありません。
私の基準では投資対象外ではあるのですが、この財務力は魅力的で、多少の減配リスクを覚悟しながらも、次の一手を期待して保有したい銘柄として投資候補としています。
6073 アサンテ
アサンテは、知る人ぞ知る優良企業で、シロアリ駆除などを手掛けている会社ですね。
21年3月期までは上場来増配を続けていましたが、配当維持で増配年はストップしたものの、減配せず、今期は増配計画です。
配当性向はやや高く50%台ですが、業績はまずまず好調。
また、関西より西には営業所がなく、巨大な出店余地があります。
JAとの連携をすることで西の空白地を攻める計画ですね。
財務面は、鉄壁強固で何の不安もありません。
自己資本比率80%、平時では営業キャッシュフローマージン10%以上、ネットDEレシオは健全水準の1倍を大きく下回っています。
また、株主優待は年2回実施。
三菱UFJニコスギフトカードが1,000円分(年2,000円相当)もらえて、優待利回り1%強とまずまずの水準です。
株価1,750円、PER14.8倍、PBR1.64倍、配当利回り3.5%と魅力的な水準ですね。
中長期では伸びていく銘柄かと考えています。
2760 東京エレクトロンデバイス
半導体商社の東京エレクトロンデバイス。
以前、ブログで取り上げた時に、さっさと買えばよかったと後悔している銘柄。
株価も堅調ですね。
半導体製造装置で世界に誇る東京エレクトロンの子会社であり、半導体専門商社としてもすごい会社ですが、メーカー機能としての顔も持っています。
配当性向は4割程度と抑えられつつ、業績好調で配当金を大きく増やしていますね。
株価堅調ですが、株価5240円、PER12倍、PBR1.82倍、配当利回り3.34%と申し分ない水準です。
こうした銘柄を見る際には、PBRを見るのが大事かなと改めて思います(ブログで取り上げたときは、PBR1.1倍)。
半導体需要が伸びていくなか、半導体関連銘柄としても注目ですね。
2763 エフティグループ
9期連続増配を続けており、中小企業向けにOA機器やネットワークセキュリティ、小売電力、回線などを手掛けている会社ですね。
光通信の子会社でもあります。
株価は横ばい圏が続いていますね。
株価1314円、PER11.3倍、PBR2.56倍、配当利回り4.79%と、高配当水準ですね。
PBRはやや高いですが、PER11倍と割安水準と言えます。
非減配銘柄としても、注目しておきたいと考えています。
SBIネオモバイル証券の口座を開設してみる配当利回り3%以上の優良株
いずれも配当利回り3%以上の高配当株で、PERかPBRが低い銘柄をピックアップしてみました。
私の投資基準の一つに、配当性向50%以下というのを設けているのですが、その基準では実は厳しいと感じる銘柄が3銘柄もあります。
一方、豊富なキャッシュを持っていたり、ビジネスモデルが良かったりと興味のある銘柄でもあります。
PER×PBRで見るバブルチャートです。
割安な銘柄はエフティグループで最も高配当の銘柄でしたね。
高配当銘柄は、株価が鈍い銘柄も多いので投資しにくい点もあります。
一方、隠れた優良資産を持っていたり、ビジネスモデルが良かったりと良い銘柄もありますので、高配当銘柄の中から銘柄を探すのも良いですね。
資産運用を始めるにも、まずは証券会社に口座を開設することからですね。
【投資初心者向け】
これから投資を始める方は、少額でも手数料負担の小さい証券会社がおすすめです。
- 日米の主要企業に1,000円から購入できる⇒LINE証券
- 1株数百円から投資できる!買付手数料が無料⇒LINE証券
- 1株から購入できる!Tポイントでも投資できる⇒SBIネオモバイル証券
今後、本格的に始めたいと考えている方は、ネット証券大手の口座も開設しておきましょう。
【本格的に始めたい方】
日本株や米国株、投資信託など本格的に始めたい方は、ネット証券大手の口座もおすすめです。
資産形成の一歩は、証券会社の口座を作ることからです。
口座開設は無料となっているので、まずは気軽に興味のある証券口座を開設してはじめてみましょう。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
株式投資では、ある程度の資金が必要ですが、何事も「小さく始めること」が大事です。
少額でも投資する良い方法があります。
【LINE証券のメリット】
- 1株数百円から手軽に投資ができる(最低100円から投資ができる)
- 全銘柄買付手数料が無料
LINE Pay・LINEポイントを使って投資ができる(1ポイント1円で入金可能)
- 平日21時まで取引可能
- LINEアプリから取引ができる
- LINE Payで引き落とし設定が簡単
- 投資信託も購入できる
コメント