長らく低金利に加えて、人口減少により成長性がほぼ皆無の地銀さんですが、驚くほどに割安ですね。
PBR1倍割れで割安と言われますが、PBR1倍どころか0.3倍割れの銘柄も結構あります。
PBR0.3倍ですよ。価値に対して、70%OFFですからね。
SBIグループが地銀と資本提携を進めていますし、チェンジ(3962)も地銀に目をつけています。
また、地方再生、地方企業のM&Aには地銀が持つ情報は貴重な情報源であり、地銀はちょっと注目しておきたい存在と言えるかもしれません。
ストライク(6196)やフロンティア・マネジメント(7038)などは、地銀と強力していますね。
それにしても、地方銀行は激安銘柄の宝庫ですね。
全部は見ていませんが、地銀の中でも”割安”かつ”株主優待”が魅力的な銘柄を6銘柄ピックアップしてみました。
超がつく割安銘柄の宝庫「地銀」で株主優待も魅力
地銀は、地元産品などが株主優待でもらえる銘柄が多く、地方の産品が楽しめる銘柄とも言えますね。
それでは、早速6銘柄を見ていきましょう。
各地銀の特徴です。
- 7167 めぶきFG 茨城と栃木でシェア首位
- 8387 四国銀行 1878年創業。
- 7337 ひろぎんHD 地銀上位の広島銀行が中核。県内シェア40%
- 8386 百十四銀 香川県を地盤
- 8334 群馬銀行 県内シェア35%
- 7327 第四北越 新潟県首位の第四銀行と同2位の北越銀行が経営統合
PERも一桁銘柄が多く、PBRについては、いずれも0.4倍以下、百十四銀行に至っては0.15倍、四国銀行0.19倍となんと0.1倍台という激安、すさまじい割安さとなっています。
PER×PBRで算出するグレアムのミックス係数は22.5以下で割安と言われるところ、なんと、
PER×PBR=1.2~2.98
基準の10分の1程度ととんでもない割安
となっています。
ちょっと見間違いかと思ってしまいました。
これほどまでの割安とは。
地方の特産品も!地銀の株主優待
取り上げた6銀行はすべて株主優待を導入しています。
四国銀行は100株でももらえますが、200株のほうが優待利回りが良いので、200株の場合です。
こうして見るとひろぎんHDの優待利回りの高さ(約4%)が光りますね。
ひろぎんHD!優待改悪されました!100株保有は1/5に!!
めぶきHDも1年以上継続保有が要件つきました。
21年3月期の有報によると、
【個人株主数】21年3月末時点
- めぶきFD 51,207人
- 四国銀行 20,444人
- ひろぎんHD 66,034人
- 百十四銀 13,720人
- 群馬銀行 18,599人
- 第四北越 16,177人
となっており、ひろぎんHDはぶっ飛んだ数字となっています。めぶきHDも多いです。
優待利回りの高さは魅力的ですが、優待廃止・改悪もちょっと考えておくほうがいいかもしれません。
できればクロス取引の対象とならないよう、6ヵ月継続保有要件をつけてほしいところ。
収益力が高い地銀は?
利益率の高い地銀はどこかも見てみました。
21年3月期で比較してみると、売上が大きいのはめぶきですが、経常利益率が高いのはひろぎんHDですね。
ひろぎんHD、四国銀行は収益力が高いですね。
百十四銀は、収益力低く、減配が続いていますので苦しい経営が見えます。
投資候補から外していいかなと考えます。
バブルチャートで見る!
PER×ROEで見るバブルチャートです。
割安なのは、群馬銀行ですね。
群馬銀行も割安ですが、総じて全銘柄割安なのですけどね。
規模で見ると四国銀行は時価総額が小さいですね。
自己資本比率とPBRでも比較してみましょう。
財務面では、各行そこまでの差はないですね。
PBRはどこも低いので、甲乙つけがたいところですが、ROEで見ると群馬銀行、ひろぎんHDが高いようですね。
私はひろぎんHDのみ保有していますが、各地銀を見ていくと、ここまでの割安さにはやや惹かれるものがあります。
優待も欲しいですねw
地銀はPBR0.1~0.3倍台の超がつく割安
地方銀行は、もはや市場から見捨てられているかのように、割安な銘柄が多いですね。
さすがにこの低PER、低PBR、グレアムのミックス係数の基準をはるかに下回っており、下限と言ってもいいかもしれません。
配当利回りも4%程度あり、総合利回り5%以上と高い点で魅力的ですね。
百十四銀、四国銀は減配となっている点でやや注意が必要です。
特に百十四銀は、3期連続(22年3月期予想含む)で減配している点では、厳しいと感じますね。
魅力的なのは、やはり、ひろぎんHD、第四北越、群馬銀行、めぶきHDあたりでしょうか。
バリュー株投資家のみきまるさんは、全地銀銘柄に約4,000万円を投資しているようですね。
地銀株を丸ごと投資するバルク投資をされています。
地銀は、異常なまでの割安さと、高い配当利回り、魅力的な株主優待となかなか良い投資先?!
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