不労所得である配当金をもらうことで「お金がお金を生む」実感を感じることができます。
投資を続けるうえで、この実感を得ることはとっても大切と感じます。
まだ、配当金に着目して投資を始めて3年程度ですが、安定した不労所得が入ってくることは心強くなります。
日本では、投資=リスクと捉えられ、投資している方も少ないのが現状です。
投資をしている人が優れているわけでも偉いわけでもありませんが、「お金がお金を生む」つまり、お金が働いてくれることを知り、その環境を作っていくことは人生においてプラスです。
当ブログでは、投資をこれから始める方向けに記事を書いていますが、これまでも投資に興味を持ったり、投資を実際に始められたという声を多数頂いており、非常に嬉しく思います。
リスクとは、危険という意味ではありません。リスクという言葉からギャンブルを連想し、投資しないというのは非常にもったいないこと。
リスクとは値動きことであり、配当金投資のようにゆっくりと積み上げていく投資はギャンブル(投機)とは程遠いところにあります。
配当金投資をすることで得られるメリット
投資のメリットは「複利運用」です。
複利とは、お金がお金を生んでくれる仕組みのことで、時間の経過とともに大きくなっていきます。
単純な事例で見ておきましょう。
よくある複利運用のカーブです。
ただ、実際の株価は変動があるので、年によっては5%の利回りがある年もあれば、マイナスになる年もあるため、こんなに綺麗なカーブを描くことはあり得ません。
実際は、株価というのは変動しますので、でこぼこがつきものです。
複利の凄さを見るためのイメージとして捉えて頂ければ結構です。
複利運用の実感を得る「配当金」
この複利運用を実感できるのが、配当金投資です。
配当を得ることで、その配当金を投資資金に活用することができます。
これを再投資と言いますが、自己資金プラスアルファの投資資金を生み出すことができるのです。
不労所得である配当金を受け取れば、まさに「お金がお金を生む」瞬間です。
非常にうれしいものがあります。
受け取った累積配当金は、右肩上がりしかありえませんので、生涯年収を増やしてくれます。
受け取った配当金を再投資することで、株数が増え、さらに配当金を多くもらえるので、最初は小さいですが、時間とともに大きく育っていきます。
投資=リスクと敬遠しすぎるより、配当金のようにわかりやすい複利の実感を得ることができれば、長続きします。
一発逆転を狙ったり、いきなり大きな値上がり益を狙うと、失敗するリスクを高め、損を出すものです。
まさに投資ではなく投機であり、プロを相手にしたギャンブルとなってしまうのです。
その一方で、配当金をもらい続け、のんびり投資を続ける方法は、日中の株価に一喜一憂することなく、投資することができます。
銀行預金だけでお金を増やすのは不可能
日本は長らく低金利が続いており、代表指数である10年物の国債利回りは0%付近です。
マイナスのときもあり、利息がつくどころか、お金を払う必要があるくらいなのです。
一方、企業は株主還元の姿勢を強めており、配当利回りも上昇傾向です。
東証一部上場企業の加重平均配当利回りは、国債利回りよりはるかに高いのです。
将来のことを考えて、「お金がお金を生む仕組み」を作っていくことが大切です。
配当金投資を実践するための投資先
配当金を長く受け取るためには、配当金を出す体力のある企業への投資がおすすめです。
分かりやすい指標で言えば、
毎年のように配当金を増やす「連続増配」銘柄です。
配当利回りの高い銘柄も魅力的ですが、利益以上の配当金を出している企業もあり、将来の配当金に不安を覚える銘柄もあります。
その点、連続増配株は、配当金を増やし続けることができるビジネスを有し、実際にそれを増配という「結果」で表してくれていますので、投資先として候補となります。
国内の増配株トップは、花王です。
連続増配(年) | コード | 名称 | 配当利回り | 配当性向 |
31 | 4452 | 花王(株) | 1.61% | 43.6% |
25 | 8566 | リコーリース(株) | 2.10% | 23.1% |
22 | 4732 | (株)ユー・エス・エス | 2.76% | 55.3% |
22 | 7466 | SPK(株) | 2.61% | 24.2% |
21 | 8593 | 三菱UFJリース(株) | 3.49% | 31.8% |
21 | 4967 | 小林製薬(株) | 0.82% | 29.3% |
19 | 9436 | 沖縄セルラー電話(株) | 3.16% | 39.5% |
19 | 9058 | トランコム(株) | 1.30% | 20.3% |
18 | 9433 | KDDI(株) | 3.37% | 43.2% |
18 | 8424 | 芙蓉総合リース(株) | 2.77% | 23.1% |
18 | 8425 | みずほリース(株) | 2.40% | 23.6% |
18 | 8439 | 東京センチュリー(株) | 2.52% | 25.7% |
18 | 9989 | (株)サンドラッグ | 1.82% | 31.9% |
18 | 5947 | リンナイ(株) | 1.22% | 23.5% |
18 | 6869 | シスメックス(株) | 0.88% | 39.1% |
18 | 8113 | ユニ・チャーム(株) | 0.75% | 26.4% |
17 | 2659 | (株)サンエー | 1.12% | 22.7% |
17 | 8876 | (株)リログループ | 0.95% | 30.9% |
私は、KDDI株を好んでいますが、KDDIも18期連続増配を予定しており(20年3月期)、安定した配当株です。
配当性向に余裕を持たせつつ、配当を増やす銘柄は長期投資にもってこいの銘柄ですね。
初めての投資では少額投資が鉄則
配当を受け取れば、お金がお金を生む実感を得ることができ、投資に対するモチベーションも生まれてくれます。
最初は小さいものですが、続けていくことで投資のメリット、つまり、複利運用を実践することができ早く始めるのが吉です。
一方、投資は何十万円とある程度まとまった資金が必要になったりします。
投資をこれから始める方は、小さく始めることが鉄則です。
つまり、少額投資から始めましょう。
少額であれば、リターンも小さいですが、リスクも小さいため、慣れるという意味では非常に良いです。
そして、1銘柄だけでなく、複数の銘柄に投資する分散投資をすることも大切。
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