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【コロナショックの反省】長期保有の難しさ。投資家としての未熟さを感じた

コロナショックの経験 (1)株式投資
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株価の変動が大きくなっていますね。

自分のために、記録を残しておこうと思います。自分の備忘録になり、普段読んで頂いている読者の方には申し訳ないですが。

本格的な下落相場の体験は、今回が初めてだったので、自分がこんな心理状態になるのかというのは、非常に興味深く、そして、反省も多い日々です。

保有株は、安定配当株と株価の成長も狙う配当成長株ですが、銘柄分析はしっかりしているつもりなので、倒産リスクなどの不安は全くありません。

一方、株価の急落による停滞というリスクはものすごく感じました。そのため、一部の銘柄を損切りしたりもしました。

年末に約4200万円あった運用資産は、約3800万円くらいまで減っています。

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長期保有の難しさ

今回のコロナショックを機に、めちゃくちゃチャートの勉強を始めています。

今までは、配当金を重視し、安くなったら買うというスタンスだったので、皆が売るときに買っておくだけでした。

投資が楽しくなり、優待にも興味を持ち、保有銘柄が増えていくことで、「保有する満足感」が大きくなっていたように思います。

資産を増やすために、将来の配当金が増えるであろう配当成長株にも投資を始めています。

順調に含み益も増えていたのですが、2月の上旬にある不安な相場を感じました。

キャプチャすると、日経平均株価が高値を出したのに出来高が少なったのです(2月6日)。

この後、株価は下がっていくのですが、私は保有株の一部を売却しました。

日経平均株価 2020年3月10日 かぶたんより

日経平均株価 2020年3月10日 かぶたんより

このときは、本格的な下落相場が来るなんて言うのはつゆほども思っておらず、また、安くなりそうなので、安くなったら買い戻そうという軽い気持ちでした。

そのあとは、今回のコロナショックによる株価急落です。

最初の売りである程度売っていれば、今の資産棄損はなかったですし、安く買い戻せていましたが、これはタラれば。そううまくは行きません。

株価が急落する恐ろしさ

株価が急落したときは気が気でなかったです。

普段、ぐっすりと眠れる投資を心掛けていたつもりですが、睡眠は十分に取れているものの、日中に株価が気になる様でした(仕事をしているのでチェックはできませんが、お昼休みくらい)。

長期保有することの難しさを感じました。

今回の下落相場はいったん打ち止めかもしれませんし、まだあるかもしれません。

分かりません。

リーマンショックやチャイナショックのことを考えると、恐ろしさも出てきます。

リーマンショック コロナショック チャイナショック

私は生涯、配当金を受け取り、長期投資をしていくつもりですが、長期投資と長期保有は必ずしも一致しないのかなとも思います。

資産が50%も下がってしまっては、立ち直るのに100%の値上がりが必要です。その間、ほかの銘柄に投資する機会を失い、減配リスクにおびえる必要があります。

このため、「損小利大」というのは本当に大事だなと強く感じます。損切りは一種の保険ですね。

ストックビジネスの強さ

私は、NTTドコモやKDDIのような安定配当株も保有しています。

売るつもりは全くないのですが、こうした国内安定株はこうした下落にもある程度の耐性があったのではないでしょうか。

日経平均株価 2020年3月10日 KDDI かぶたんより

日経平均株価 2020年3月10日 KDDI かぶたんより

安定した配当金を出し続けられる企業は、やはり保有し続けられるだけの魅力があります。

9433 KDDI 配当金

配当成長株も、今日の相場で力強く復活していますし、「配当を出し続けられる企業」を選別し、それを保有し続ける方法は、長期投資では報われると強く感じます。

ただし、買い値を大きく下回ってしまわないように、買いの時期をよくよく考える必要があるというのを改めて感じました。

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キャッシュポジションの重要性

今回の下落相場は、NYダウの動きを見ていると、いったん終わりかもしれません。

まだ、わかりません。終わりの始まりかもしれません。

下落相場で普段見ない日経平均株価やNYダウを毎日見ることになったのは、非常に精神的にも疲れ、自分にとってはマイナスでした。

一方、こうした経験を得ることができ、新たな気付きを得られた点はとてつもないプラスでした。

キャッシュポジションを保つことで、いつでも投資できるという状態にしていることは、下落相場に焦らず、投資していけるという気持ちを持てたことも再確認できました。

キャッシュポジションを大きくしているので、5,6回に分けて、投資をしていこうと思います。

日経平均株価は、15000円ほどまで下がるのではないか(高値から約38%下落)。リーマンショックのときのように60%下がれば、1万円割れです。

いつしか株価が気になり、もっと安値が来るのではないか、安値で買おうという気持ちで買い逃した部分もあります。

企業価値から見て十分に安ければ、最安値ではなくても買わないといけませんね。非常に反省しています。

一方、下げ相場が来たときは初期に買いにいきすぎると資産棄損を食らいます。

買値が良ければ、自然と長期保有できるので、買いの時期を分散して、売られているときにコツコツと買っていこうと思います。

  • 下落相場では株価を追いかけても疲れるだけ
  • キャッシュポジションを保ち、投資できる準備をする
  • 大きな含み損を抱えないようにする
  • 安値を追い過ぎず、十分安くなったら躊躇なく買いに行く

ここ最近のブログはその日の相場に関する備忘録が多かったですが、この経験を活かし、資産を増やしていけるように、配当を増やしていけるように、投資を続けていきます。

下落相場って恐いものだな~。良い経験ができました。

投資家としてまだまだ未熟さを感じ、そしてこの経験を経て、さらに飛躍したい。

備忘録ですいません。

ではでは。

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ジンカブ~配当金再投資~おさいふプラス

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