2024年から新NISAが始まり、投資熱も高まってくるようにも思いますが、私の周りではあまり投資をしようという声は聞こえてきません。
野村アセットマネジメントが2021年に実施した「投資信託に関する意識調査」によると、
75%は投資をしていない
ようですね。
逆に言うと、25%は投資をしているので思ったより多いかなという印象ですが、実態はもう少し少ないような気がします。
さて、株式投資を始めるのであれば、個人的に実践しているのが「配当金投資」というもの。
いろいろ試しましたが、自分にしっくりくるのが配当金をもらいつつのんびりと投資をしていくスタイルだったので、実践しています。
例えば、配当金で年間12万円入ってくれば、それはいわゆる不労所得というものですね。
投資先を間違えなければ高い角度で、その翌年もその次の年も年12万円以上、配当金収入が入ってきます。
想像してみてください。
年12万円、つまり、月1万円相当の配当金という不労所得があるということは、配当金を実際に使うか別として、スマホ代や外食代をペイすることだってできちゃいます。
我が家の目標は、配当金で住宅ローンをペイするという目標で始めたのですが、
配当収入が生活費の一部を上回る
という状態を作れれば、生活の安定度がグンと変わってきます。
安定した収入源・不労所得という強み
不労所得としての強みである配当金
最初にデメリットを言っておくと、配当金はもらうたびに課税されるのでその分、投資効率が落ちてしまうというものがあります。
理論上は確かにそうですが、私は実践していくなかでは、デメリットはあまり感じたことがなく、むしろメリットのほうを強く感じています。
- 「配当金」というキャッシュが入るのでわかりやすい
- 目に見える形で利益が出るので投資を継続するモチベーションになる
- 配当金を再投資することで株数が増加する
- 株数が増加するので、もらえる配当金がさらに増える
- この繰り返しで配当金が増え続ける
- 株価をあまり気にしなくて済む
値上がり益期待で保有した株は、どうしても業績の成長率や株価に目に行ってしまいました。
こんな銘柄があれば投資したくなりますよね。
これはアダストリア(2685)というアパレル銘柄ですが、現在の株価で換算するとPER14.3倍、PBR2.14倍、配当2.19%(株価2966円)と、ちょっと割高かなという印象です。
同社株に投資してじっと持ってるだけですが、いつのまにか増配や株価上昇により、取得ベースでは超割安銘柄となっています。もうこれだと売る必要がないですよね。
増配銘柄への投資で勝手に配当が増える
配当金を増やすという企業の発表があると、株価も伸びる傾向にあります。
というガイダンスの多くは、業績がいいので株主に還元しますという意思表示。
ない袖は振れないので、企業の自信の表れと受け取ってもいいでしょう。
今年度はTOPIX構成銘柄の6割が増配したようですね。
投資してからはほぼ2倍以上に配当金が増えていますので、配当金が勝手に増える仕組みができている例ですね。
まずは5銘柄に分散投資で実践
投資をするなら、集中投資をするより、分散投資をするほうがおすすめです。
業種、投資のタイミング、銘柄の分散をすることで、値下がり銘柄があっても、値上がり銘柄でカバーできる状態も作れます。
おすすめの5銘柄をピックアップしてみました。
- 【約10万円】三菱HCキャピタル(8593)配当利回り3.85%(25年連続増配中)
- 【約11万円】三菱UFJフィナンシャルG(7306)配当利回り3.46%(累進配当)
- 【約13万円】ケーズHD(8282)配当利回り3.24%(株主優待が1年で2倍に)
- 【約5万円】ENEOS(5020)配当利回り3.95%
- 【約15万円】アマダ(6113)配当利回り3.2%
約50万円の投資金額で5銘柄に分散投資できる高配当ポートフォリオ。
減配リスクも低いと考えられ、安定した配当収入が期待できます。
将来の資産形成に有効なツール「配当投資」
投資は恐いイメージもあると思います。
特に株式投資は、短期的には変動も大きいものです。
とはいえ、中長期で見た場合には、配当再投資を続けられるような長く保有できる銘柄に投資できれば、実践している身としてはそれほど大きな恐怖というものはありません。
それよりも、毎年入ってくる配当金や株主優待によって、楽しんで投資をできているくらいです。
もう一度想像してみてください。
もし年間配当金が12万円あれば、生活費やちょっとした旅行にだっていけちゃいます。
もし年間配当金が120万円あれば、住宅ローンだって払うことができます。
家計の中で最も大きい住居費を不労所得という配当金でペイできれば、生活の安定度は上がると思いませんか。
もう一度振り返りましょう。
配当金投資のメリットです。
- 「配当金」というキャッシュが入るのでリターンが目に見える
- 配当金を再投資することで株数増加→さらに配当金が増えるループ
- 配当金収入は投資のモチベーションとなる
値上がり益期待で保有した株は、どうしても株価に目に行きやすくなってしまったので、今では配当金や株数の増加に目に行くような投資をしています。
もし、これから投資を始めてみようと思ったら、配当金に着目してみてください。
配当金投資を実践されている投資家の分かりやすくお奨めの投資本です。
一読を推奨します。
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