投資という「短期で」「儲ける」という思考になりがちですが、そんな方法はありません。
長期でゆっくりとお金を増やしていくことを主眼に置くことが大切です。
焦って買っても高い勉強代を払うだけです。
長期ってどのくらいか?というのはありますが、一区切りとして「10年」を考えてみるといいでしょう。
自分もときに短期目線になり、アップダウンの激しい株価の変動に、心が揺さぶられてしまうことがあります。
私は株式投資に関しては「配当金」を目的とした投資を主としていますが、改めて「長期の視点」を忘れないように、まとめておきます。
複利運用を踏まえた投資は最強です。
「長期の目標」を据える
2018年末、2019年初の株価が暴落しましたので、かなり心が揺さぶられてしまう自分がいましたので、まだまだだなと思いつつ、「投資の目標」を持つ必要性の再認識を改めて痛感しています。
私の目標は「キャッシュフロー」を作ることですので、インカムゲイン狙いです。
インカムゲイン狙いが心地よいのは、株価下落時にも配当金が安定して入金されるため、下支えしてくれること。
また、ときにキャピタルゲインを狙えることです。
こうした心地よさから配当金投資をコツコツと続けているわけです。
捕らぬ狸の皮算用は精神的に有効
長期目線を忘れないために、配当金のシミュレーションをしています。
捕らぬ狸の皮算用ですが・・・。
この結果がこちら。
想像以上に伸びますね。
2019年は年間100万円ほどの配当金を予定していますが、10年後にはえらいことになっています。
米国株、英国株も保有していますが、日本株の試算シミュレーションに用いたのがこれ。
1株配当金(円) | 増配率(試算) | 増配率(実績) | 追加株数 | |
日本たばこ産業 | 150 | 5.0% | 7.1% | 100 |
NTTドコモ | 110 | 5.0% | 10.0% | 100 |
KDDI | 100 | 5.0% | 11.1% | 100 |
NTT | 170 | 10.0% | 13.3% | 100 |
オリックス | 46 | 8.0% | 15.2% | 100 |
ZOZO | 36 | 10.0% | 24.1% | 100 |
大企業ばかりですが、日本たばこ産業やNTTドコモ株を毎年100株ずつ買い増す戦略です。
この配当金シミュレーションは、上記の銘柄を毎年買うことを前提にしています。
*アルトリア・グループ(MO)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)などほかもあり
また、10年間同じ増配率を維持しているかは不明ですが、過去の増配率を鑑みて、増配してくれることも折り込んでいます。
増配率は直近増配率(実績)よりやや控えめで試算しましたが、毎年増配するシミュレーションです。
実際には増配されないかもしれませんが・・・。
追加投資と増配が加味されれば、かなりすごいですね。
売却は予定していません。
年間投資額は約200万円(2019年1月11日株価による)。
毎年買い増しと増配による複利効果はなかなかすごい結果ですね。
10年後に約300万円の配当金も可能か
こんなにうまくいかないかもしれませんが、ただただ積立投資をするだけです。
10年後に、税引き後280万円(月額換算22万円)にもなります。
10年後はアラフィフになっていますが、我が家の場合、子どもの教育費ピーク前夜です。
13年後から8年間大学費用が掛かる予定です。
その教育費が家計にのしかかる前に、年間約300万円の配当金を作ることができていれば、金銭的にも精神的にも余裕を生むことができます。
また、ここ3年は、損出しによる税還付もあるので、手取りはもっと増えると予想しています。
年間投資額は200万円程度を想定していますが、年々配当金が増えますので、給料からの追加資金は小さくなるのも、配当金投資のメリットです。
捕らぬ狸の皮算用(買いたい銘柄)
三菱商事、東京海上ホールディングス、アッヴィ(ABBV)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B)などを買った場合です。
毎年の追加投資資金を増やせれば、というたらればですが、
10年後には、
税後460万円(月額換算38万円)にもなります。
すごいな!複利!!
ですね。
年間投資額が約500万円くらいと跳ね上がるので、さすがに無理ですが・・・。
先ほどの銘柄に加えて、下記銘柄を毎年100株ずつ購入(米国株は下記のとおり)。
1株配当金(円) | 増配率(試算) | 増配率(実績) | 追加株数 | |
三菱商事 | 125 | 5.0% | 13.6% | 100 |
東京海上HD | 180 | 10.0% | 56.3% | 100 |
ブリヂストン | 160 | 5.0% | 6.7% | 100 |
三井住友FG | 170 | 2.0% | 0.0% | 100 |
MO | 3.2$ | 8.0% | 18.1% | 50 |
T | 2.04$ | 2.0% | 2.0% | 0 |
ABBV | 4.28$ | 10.0% | 35.2% | 30 |
APPL | 2.92$ | 10.0% | 10.3% | 20 |
MSFT | 1.84$ | 10.0% | 8.2% | 30 |
BTI | 2.8$ | 5.0% | 10.5% | 50 |
RDS-B | 3.76$ | 0.0% | 0.0% | 30 |
買いたい株はほかにもたくさんありますが、上記銘柄は安定配当株として、保有したい銘柄です。
あくまで、
捕らぬ狸の皮算用ですが、
もう、なんだかにやにやしてしまいますね。
10年後というのが遠いですが、10年先を見据えて、投資をしていこうという気持ちにさせてくれます。
まさに、投資のモチベーションを維持してくれる機能を配当金には有しているように思えます。
「長期」を見据えた投資戦略
私の場合は「配当金」を得ることを目標にしていますが、相場の荒れたときに、狼狽売りしないように長期目線を忘れないようにしたいと思います。
試算Excelを眺めて、10年後、20年後を見据えて、愚直に続ける覚悟が必要ですね。
狼狽売りすることは、将来のキャッシュフローを放棄することになるので、がっちりホールドを徹底したいと思います。
少し相場が落ち着けば安堵の気持ちも生まれるのも事実です。
ただ、急に反転するのが相場ですので、年に数回しかない暴落のときをじっくりと待ち、投資資金を蓄えておきたい。
投資資金(現金)を確保しておくことが、急落時に勇気ある行動(買い)に迎えに行けることを再確認しておきたい。
配当金が増えると投資のモチベーションにつながります。
このモチベーションの火を絶やさず、投資し続けます。
たまには、捕らぬ狸の皮算用も必要ですかね。
Excelで遊んでみた結果でした。
ではでは。
私は10以上の証券口座を開設しましたが、安定して使いやすいのはSBI証券 と楽天証券です。
米国株など海外の株にも投資を考えているならばSBI証券 、楽天スーパーポイントも貯めるなら楽天証券を持っておきましょう。
2つ口座を持っておけば、使い分けでもできるので便利です。
楽天証券は残高が30万円を越えれば、日経テレコンを利用できるという隠れたメリットもあります。
この機会に証券口座を作っておきましょう。
将来のお金の不安を小さくしていくためには、資産運用は欠かせません。
資産運用の代表的なツールが「株式投資」。
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