リーマンショックを知らない私が読んでよかった本。下落相場の心理の持ち方も知ることができる

リーマンショックDo Something Today-min

この記事を書いたあと、相場が持ち直してきていますが、2月に入り相場は下落傾向になっていました。

世界的な金融危機であるリーマンショックから10年が経っています。

早いものですね。私が投資に興味を持ったのが2008年です。ちょうどニュースを見ると、アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズが破たんしたことが流れていたのを記憶しています。

株価が乱降下するさまを見ていましたが、実際に自分のお金を投じたリスク資産がなかったので、体感としてはかなり薄いです。

最近、株価が軟調ですね。米国の金利上昇の影響のようですが、このところ”適温相場”とも言われるほど右肩上がりの相場でした。

こうした暴落のときに、どうすればいいのだろう。そうしたときに読み返す本があります。

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金融危機の教訓がつまった本

本 投資で一番大切な20の教え

リーマンショックという世界的な金融危機から学んだ教訓をふんだんに盛り込んでくれている本です。

一度は読んでおきたい本だといえます。

リーマンショック前も株価は何年も上がりつづけていました。そのときには、リスク資産のリスクが排除されたかのように、投資にお金が集まります。

損をするよりも、”儲け損ねること”を嫌うようになるんですね。機会損失ってやつです。

近い人が儲けたと聞けば、自分も乗り遅れまいと動き始めるものです。仮想通貨などもそうかもしれません。

株価の下落は1年以上続いている

 銀行危機 統合

リーマンショックのときのチャートを見てみると、その少し前に株価は頂上をつけて、下落をしているんですね。

実に1年以上も株価を下げ続けているんです。

感覚的にとても長いですね。

米国の金利上昇ピッチが速くなり、NYダウや日経平均が1,000ドル(または円)以上下げて、テレビも新聞もワーワー騒いでいました。

それが始まりなのか、終わりなのかは分かりませんが、少なくとも下げはじめであれば、ホントに始まったばかりなのだと思います。

株価が下がっているときこそがチャンス

株価が上昇しているときは、買いやすいんですよね。みんなが買っているし、誰でも買った株が次の日に下がった場合は気分が悪いものです。

どんな資産も、高すぎる価格で買ってしまえば悪い投資になるということは、繰り返し立証されている。

株価が上がっていると投資したくなります。

乗り遅れまいと。

でも、そこは負け惜しみでもいいので、グッと我慢です。

株式投資 いきなりステーキIMG_7422-min

いきなりステーキが大ヒットしたペッパーフードサービスを知ったときは、すでに株価がとんでもなく上がっていました。

昨秋以降は下落傾向ですが、それまでは飛ぶ鳥を落とす勢いで株価は上がっていましたね。

ペッパーフードサービス

出典:Yahoo!ファイナンス

グッと唇をかみしめ、何度も買いたくなる衝動を抑え、見ていたのを記憶してます。

ちょっとでもあやかりたいけれど、価格が高すぎる(と感じる)資産にはお金を投じないと決めています。

たとえ、儲け損ねたとしても、損を出しているわけではないので、そこは平然としていればいいだけなのですね。

割安な株を見つけたとき

割安な株価を見つけたときこそが、買いのチャンスですが、そうそう見つかるものではありません。

○安すぎるものがあれば、すぐにでも進んで競り合う準備のできている投資家が何千人もいるのに、格安の資産が存在するのはなぜか

○それほどお買い得なのであれば、先を争って買おうとする者がほかにいないのはなぜか

自分はとんでもないものを見つけた!と思っても、ほかの誰かが必ず気付いているはずだし、自分は遅いかもしれない。

気分が高揚しているときは、この一文を読んで気持ちを落ち着かせるようにしています。

今はどの段階なのだろう?

弱気相場には三段階あるそうです。

○まず、思慮深い一握りの投資家が、強気相場の中にあってもそれがずっと続くとは限らないと認識する。

○次に、多くの投資家が状況が悪化していることに気づく

○最後に、すべての人が状況が悪化の一途をたどると思いこむ

著者が2008年3月の顧客向けレターに書かれたものですが、リーマンブラザーズが破たんする半年前の話です。

今、この三段階の二番目に突入していることは明らかだ。(中略)

やがて第三段階に突入すると、人々は解決策を探ることをあきらめるだろう。だが、金融業界が本当に崩壊してしまわないかぎり、一世一代の投資機会が訪れる公算が大きい。

今は一段階にも入っていないようにも思います。

「業績はいいし、一時的な調整さ」と市場が言っているようにも思えますが、実は一段階目に入っているのかもしれません。

お金を減らさず、割安と思ったときに淡々と

すばらしい投資成績をめざして努力するよりも、損失を回避しようとすることのほうが重要だと思います。

たった一度の失敗で、市場から撤退するよりも、お金を減らさず、損失を大きくせず、市場に居続けることが重要だと思っています。

特に、配当金を重視しているので、キャッシュカウ事業を持ち、配当を出し続ける財務力のある企業には暴落時に積極的に投資したいです。先日、JT株を購入しました。

暴落相場が来れば、積極的に買いに行きたいですし、誰も株のことを見向きもしなくなったときがチャンスですね。

バリュー投資家が最も高い利益をあげるのは、割安な資産を買い、まめにナンピン買いをしているうちに、価格が分析どおりに上昇した場合である。

いつが買い時かは分かりづらいので、淡々と積立投資のような感覚です。

私のようにリーマンショックを知らない、大きな下落相場を知らない人に読んでもらいたい本です。

2007年から2008年の世界金融危機は、これまで私が体験した中で最も深刻な危機だった。そこから得た教訓は数多く、本書でも数章にわたり、さまざまな側面から論じている。

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