幼児教育無償化よりも共働き世帯が求めていること

与党の衆議院議員選挙圧勝で終わりましたが、公約のひとつに挙げていたのが、消費税の使途です。借金返済するつもりだったけど、ほかにお金使っていい?というものです。

その”ほかに”というのは、具体的には『幼児教育無償化』というものです。

ちょっと前に、自民党の小泉進次郎議員が「こども保険」の提唱をしていましたが、幼児期の教育費の負担を緩和しようというものです。

とってもありがたいです!

でも、ズレてるんです。

幼児教育無償化よりも求めていること、気づいてほしいですね。

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幼児教育無償化とは

様々な研究で、乳幼児期に保育サービスなどの行政サービスを手厚くすることの効果が高いことがいわれています。

子ども育てるのにお金がかかるから産めない、2人目の壁・・・という人は多いです。

統計 出生動向基本調査2017

出典:第15回出生動向基本調査(2015)

そうしたこともあって、「子育て=お金がかかる」「子育て=経済的に不安」というのは、イメージとしてもついているのではないでしょうか。


0~2歳 約4,400億円

3~5歳 約7,300億円 


政府の試算によると、完全無償化で約1.2兆円もの莫大なお金が必要になってきます。

第4次安倍政権が始まりましたが、幼児教育無償化は「3~5歳」のようですね。

余談ですが、第4次までなったのは、戦後第5次吉田政権以来、2人目の快挙のようです。すごいですね。

これ以外に保育サービスの充実を図るため、民間に3,000億円の拠出を依頼しているようですね。

3歳児以降の家計負担の軽減

すでに、幼児教育無償化をしている大阪市では、5歳児の無償化から初めて、4歳児に拡大しています。

3歳児以降と3歳児未満であれば、保育料負担ががらりと変わります。

我が家の例でみると、


3歳児未満 月70,000円

3歳児以降 月35,000円


ほどとなっています。ぜんぜん違いますね。

幼児教育無償化になると、3歳児以降であれば、年間約42万円の経済的負担が減ります。

3年間だとなんと126万円も負担が減ることになるんです。

うーん、大きい!

さっさとしてほしい。

そう思う一方で、幼児教育無償化よりも大学費用の無償化のほうをしてほしいと思います。こちらは低所得者層に限り、実施する予定のようですが。

対象者は限られるので、公平性の観点からは問題なのかもしれませんが、理由は2点。


ひとつは、大学費用のほうが負担が大きく、その教育費負担のほうが重荷であるから。

もうひとつは、大学費用を支払う時期は老後資金を貯める時期と重なります。老後貧乏を解消するほうが医療費軽減にもつながるので、老後資金を貯める機会を作るほうが大事


というのが理由です。

共働き子育て世帯の育児

幼児教育無償化は、乳幼児を持つ子育て世帯にとってはうれしいことです。

2020年度までに、一部実施をめざしているようです。

ただ、ただです。

共働き世帯が増えているなか、我が家のような共働き世帯が思っていることがあると思います。

お金も大事だけど、

それ以上に時間をくれ!

3歳までは、時短勤務を取ることができます。

時短勤務がなくなると、平日はホントに時間がありません。とにかく余裕がない感じです。

共働き 時短勤務 幼児教育無償化

子どもは9時間、10時間寝ます。

それ以上、睡眠時間を短くすると、「朝起きれなくなる」「朝の機嫌悪くなり、準備が大変すぎる」という状態が何度もありました。

はっきり言って疲弊してしまうんですよね。

保育園のお迎えのあとも、夕食・お風呂などをすると、寝るまでに30分ほどしか自由な時間がない状況です。

うまくいった場合で、食べるのが遅かったりすることも日常茶飯事、お風呂にすぐ入ってくれないのも日常茶飯事で、遊ぶ時間もないというのも多々あります。

子どもと接する時間が短いんですよ!

子どもとお絵かきしたり、パズルしたりする時間がないんですよ!

時短勤務がどれだけありがたい制度だったかと身に染みて分かります。

政治家、役人のみなさま

幼児教育無償化はとても素晴らしいことです。

でも、少しズレているように思います。

お金を出すのであれば、大学費用の無償化のほうがいいです。ま、大学無償化のほうがお金がかかるので、無理なことは分かっていますが。

乳幼児を持つ親が安心して働ける環境を作ってください。

まずは、保育所の整備です。

そして、幼児教育無償化をするお金があるのであれば、そのお金で保育士の給料を月10万円上げてください。幼児教育無償化をするよりも安くつきますが、効果は絶大です。

保育所が足りません。

保育士が足りません。

時間が足りません。知恵を絞れは、お金をかけずにできることもあります。

お金(幼児教育無償化)よりも、時間を生む制度を作ってほしいですね。3歳までの時短を延長する。経済界は反発するでしょうけど。

それだけで、随分と子どもと接する時間を生み、成長につなげることができるはずです。

そして、私たちが「子育てにお金がかかる」と不安を持っているのは、老後資金を貯める時期と重なる「大学費用」なのです。

小1の壁の不安もぶっ飛ばす、「時短勤務小3まで」というのが理想ですね。幼児教育無償化よりもしてほしいことです。

○幼児教育無償化より保育所整備

○保育士の給料アップ

○時短勤務の延長

○有給休暇の時間単位の取得

○大学費用の一部無償化(奨学金の廃止)

お金を出すだけが助けではないのかなぁとも思ったりします。

無償化よりも、「保育所整備+保育士確保」が喫緊の課題かなーと思います。無償化すると、待機児がさらに増えそうな予感・・・。

お金をもらうことに慣れてしまうと、それはそれでよくないように思います。稼ぎたい、稼がなきゃと思う気持ちは想像以上にパワーを生んでくれますしね。

女性が仕事を辞めざるを得ない状況にすることってものすごく大事ではないでしょうか。

ではでは。

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