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お金の失敗は人生の足腰を強くする。小さいなキッカケでも大きな財産となる。

お金の失敗-min家計
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お金の失敗って、誰もが大なり小なりしたことがあると思います。

私も20代のときから、お金の失敗を重ねてきました。

幸いにして、大きな借金を背負ったことはなく、借金で頭がいっぱい・・・というようなことはありませんが、小さな失敗を繰り返してきました。

振り返ると、そうしたお金の失敗が、いまの自分たちを作っているんだと、思うことができます。

若いときの失敗は、お金の失敗はしても取り返すことができます。積極的に失敗を城とは言いませんが、お金を使い、貯めるためにはどうしたらいいかを考える時期が20代だとも言えますね。

今日は、私の小さな小さなお金の失敗をご紹介します。

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バイト先が倒産。携帯代が払えない。

学生時代のときの話です。

ある日、友人に電話をしようかと、携帯で電話をしたらつながらないんですよね。

あれ?番号でも変わったのかな?って思ってると、なんだかいつもと違う・・・

はたと気づいたのが、残高不足で携帯料金が引き落とされていなかったんです。

今では考えられませんが、わずか数千円のお金すらなかったときがあるんです。

収入が入らないとすぐにアウトな生活

当時アルバイトをしていたんですが、突然、アルバイト先が倒産しました。

倒産・・・って、ニュースの世界だけかと思っていたんで、そのときはビックリしましたが、次のバイト先探さないとなぁ~くらいの感じでした。

アルバイトからの収入は、使い切ってしまっていた私は、次のアルバイトをするまで収入が入ってきません。

収入がないということは、あらゆる行動に制限がかかってしまうんです。ホント、極端な話、バス代すらけちって、40分・50分の道のりを歩いたりもしました。

このとき、学んだことは、

貯金をするということの必要性

です。

貯金は人生を強くする土台のようなもの。その土台作りを全くしてこなかったのが、アルバイト時代のお金の失敗です。

使うための貯金ばかりでもダメ

社会人になってからは、貯金を一定していたんですが、それは「使うための貯金」でした。

結局、使う目的が来たときには、その貯金を使い果たしてしまっていたんです。

これだと、やっぱり次の行動を起こすまでに時間がかかるんです。特にお金がかかる行動の場合は。

貯金が乏しいと、節約意識が強く働いてくるので、思考も行動も委縮しがちになりました。

この経験から、貯金には目的を持たせる。使うための貯金将来のための貯金の2つに分けようと心に誓ったんです。

借金だけはしてはいけない

カードローン、消費者ローン・・・お金を簡単に借りることができる世の中です。

でも、借金は問題の将来への先延ばしです。未来の自分の収入を先食いしているようなもの。時間を奪っていると言ってもいいかもしれません。

50万円を利息3%で3年間借りると、総返済額は58万円にもなります。借りたお金は50万円でも、利息で8万円も余分に支払わなければならないんですよね。

借金は、自分たちの生活や未来を苦しめるものです。

私自身、借金をしたことは住宅ローンを除いてありません。しかし、友人にはいるんです。

やはり、”くせ”になるのがよくないんですよね。

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お金の失敗が人生を鍛えてくれる

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どうしてお金が貯まらないんだろう・・・。

お金を増やしていくにはどうしたらいいだろう・・・。

お金の失敗から、お金に対して悩みを持つようになり、お金に対して興味を持つようになりました。

二十歳のあのとき、携帯料金が支払えなかった経験がなければ、お金のことを考えるキッカケを失っていたかもしれません。

そうしたちいさな経験でも、とってもとっても大事な経験という財産です。

お金に興味を持ち、失敗から学ぶことはたくさんありますからね。

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小さな失敗からの教訓

アルバイト先が倒産し、収入の道が断たれました。私自身もそうですが、その店の店長、オーナーもそうです。

仲が良かったので、色々と話を聞くこともできました。

収入の継続性。

これはとても大事だと感じたことが強烈に頭に残りました。

最後のアルバイト代をもらったときのなんとも言えない絶望感。この手に残っています(今では珍しい給料は手渡しでした)。

収入を増やすことも大事ですが、収入を継続させることのほうがより重要な気がします。

そのためにはどうすればいいのか、当時はまだまだぼんやりとしたものでした。

家族ができて過ごすなか、収入を継続していくことの重要性は身に染みています。生活の基盤ですからね。

お金の失敗は、取り戻すことができます。

ただ、お金の失敗は泥沼に入ると厄介なものになるので、失敗から学んだことを成功に結び付けたいですね。

私は、携帯料金が払えず、バイト先が倒産し給料がもらえなかったときから、お金に強い関心を持つようになりました。

そんななか、”お金に関する本”は数多く読んできましたが、今でも色あせずに読めるのがこの本です。

とても有名な本ですね。まだ、読まれたことがない方はぜひご一読を。

ではでは。

金持ち父さん貧乏父さん
筑摩書房
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本書は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
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