資産形成をしていくために、株式投資をしています。
株式投資をしていくにあたって必須なのが「決算」を読むこと。
財務諸表を読めることが大事です。
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書・・・
会計を学んだこともないと数字を読むのは難しい・・・・って思っていませんか。
大丈夫です!
私も会計は学んだことはありませんし、簿記の資格も、税理士の資格も保有していませんが、会計の本を読みまくりました。
初心者でも読みやすくおすすめの会計本をまとめましたので、これから学ぼうとされる方におすすめです!
会計を学んで企業の実態をつかんでみよう
投資は株価だけでなく、企業の業績や財務状況などを見て知っておくことがめちゃくちゃ大事ですね。
おすすめ度は私が読んだ勝手な判断ですが参考までに!
世界一楽しい決算書の読み方
おすすめ度:
Twitterフォロワー5万を超えている大手町のランダムウォーカーさん(@OTE_WALK)が書かれた本です。
まず、株式投資を始めるにあたり、会計をサクッと知りたいという方は即買いだと思います。
事例を交えながらクイズ形式で学ぶことができます。
手元に置いておきましょう。
東大式 スゴい決算書の読み方
おすすめ度:
決算を学んだことのない方にとって、事例を踏まえながら解説してくれています。
読みやすい本です。
決算書を読める方にとっては、やや物足りなさも感じますが、最初に読むのであれば非常に分かりやすい本だと言えます。
会計士は見た
おすすめ度:
決算書の中でもかなり好きなのですが、「会計士は見た」シリーズです。
こちらも大手企業の事例を交えながら会計を学ぶことができます。
特に、倒産しそうな会社の見抜き方を学べます。
業績が良くても、キャッシュがないと倒産する。
スカイマークの事例などもありますね。
私はこの本を読んでから、「営業キャッシュフロー」はかなり重視するようになりました。
RIZAPは3年ほど前に、業績は良いのに、実は営業キャッシュフローはマイナスで全然お金稼げてなかったというのが分かり株価が暴落したことがありました。
キャッシュフローは大事ですね。
また、従業員数の推移に着目するなどの”気づき”もある本です。
決算書で分かる!いい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く
おすすめ度:
事例を踏まえながら、7つのポイントにまとめてくれています。
良い会社を見ることも数字で知ることも大事ですが、実は全然いい会社じゃないじゃんということも数字から分かることもありますので、その両方の事例を紹介してくれています。
財務3表一体理解法
おすすめ度:
少し古い本ですが、何度も読み返せるので、手元に置いておくと良い本です。
記憶が確かだと会計本は、この本を読んだのがきっかけだったと思います。
会計って面白い!と思わせてくれた本です。
財務諸表を読む技術 わかる技術
おすすめ度:
最後のご紹介です。
財務諸表から、今はわからなくてもいいですが、「流動比率」「自己資本比率」などの企業の安全性を見る指標、営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー÷売上高)など現金を稼ぐ力を見る指標など、ポイントをまとめてくれています。
決算書を読めるようになると株式投資が楽しくなる!
決算を読めるようになると、投資先のことが分かって、株式投資も楽しくなってきます。
本を読んで、企業の決算情報を読むの繰り返しですね。
国内企業では、「決算短信」というコンパクトにまとめてくれた決算情報がありますので、まずはそちらを見るのがいいでしょう。
下記は、日本電信電話(NTT)の決算短信ですが、多くの企業がこのように一ページで「業績」「財務」「キャッシュフロー」をまとめてくれています。
会計を学んだことがなくても、本を読み、現物(決算書)を読むことを続けることが大事ですね。
あなたの大切な資金を投じる投資先です。
どんな会社か?を知っておくに越したことはありませんからね。
以上、投資初心者におすすめの会計本のご紹介でした。
こちらの初心者向け投資本もあわせてごらんください。
四季報公式ガイドブックも、会計の勉強ができるのでおすすめです。
投資する際に必要なPL、BS、CFの視点も学べます。
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