保育園の参観に行ってきました。1歳6か月の息子をこの4月から保育園に預けているわけですが、普段、保育園ではどんな風に過ごしているんだろうと興味を持っていました。
最近、イヤイヤ期に突入したのか、嫌がることも多くなってきたので、余計に気になるところ。
保育園の参観するにあたり、保育園から一つの命題が出されていました。
子どもたちに見つからないこと。
ということで、夫婦揃って忍者のようにこそこそしながら保育園に潜入してきました。
あと、最近読んだ本で子育てをするのに心がグッと軽くなる本を読みましたので、ご紹介します。
保育園の参観で分かった我が子の様子
保育園で普段どんなふうに過ごしているんだろう?って心配になりませんか。
普段は家での生活しか知らなかったので、今回の参観はかなり新鮮でした。
先生の歌に合わせてリズムをとったり、みんなと遊んだり。階段を自分で登ったりと自然体の姿がそこにはあったので、嬉しい出来事でした。
あれ?お昼ご飯全然食べていない
ちょっとずつ好き嫌いもはっきりしている我が子ですが、保育参観のときのメニューはあんまり好きじゃなかった様子で、あんまり食べていませんでした。
隣の子は、完食していたのに、我が子はなかなか食が進みません。
このときに、子どもから見つからないことが解禁されて、親登場です。私たちの姿を見た息子は甘えモードになってますます食べなくなっちゃいました。
保育園がどんな食事を作っているのかは献立表で知っているんですが、味付けは分からないので私たちの分も用意してくれていました。あっ、こんな味付けなのね。
私も毎日(平日)、晩御飯を用意しているので味付けが濃いのかなぁ、薄いのかなぁってのが分からなかったんですが、ちょっと安心。このくらいの味付けはOKなのね、ってのが分かりました。今まで通りでよさげ。
子育てで絶対してはならないこと
隣の子は完食しているのに、うちの子は3分の1も食べてなかったんじゃないかなぁ。
そんな時にはどう思いますか?
うちの子はなんで食べないんだろう・・・
なんてことは、思わないようにしています。他人の子どもと比較しないこと。これは、私たちが子育てをするうえで絶対しない!って思っていることです。比較されて気分いいことってあんまりないですよね。しかも、比較されるときってできていないことに対する比較は、気分悪いことこの上なしです。
会社でも、A係長はこんな仕事ができるのに、お前はまだできないのか?なんてことを上司から言われた日にはカチンと来ます。それをバネに頑張る子もいれば、できない子もいます。
まだ1歳6か月の我が子。どちらのタイプか分かりません。
他の子どもと比較しない
■百害あって一利なし!
子育てをする時、絶対に他の子どもの物差しを当てていけません。
(略)
他人の物差しではかる子育てをしていると、子どもが親とそっくりになり、いつも「他人と比べて幸せかどうか」で自己評価する悪いくせがついてしまいます。
引用-1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ P.171-
のんびりやればいいんですよ。できることなんてちょっとずつ増えるんですからね。
でも、この時の反省点が一つあります。
隣の子が完食をしたときに思わず「すごいね」って言っちゃいました。これを聞いた我が子はどう思うでしょう?きっといい気分ではないはずです。
だからこの時に思いました。ほかの子との比較はしない、自分の子どもの目の前では息子ができていない点ができた子も褒めない。
褒めてあげたくてもここはグッと我慢しようと思います。間違っているかもしれませんが、自分が子どもの立場だったら気分いいことないなぁと思うからです。
できることにスポットをあてよう
どうしてもできない点に目がいっちゃうことも多々あると思いますが、そこを指摘されて嬉しいことなんてありません。
だからこの保育参観のときにも、
3分の1も食べれたの?すごいね!
って感じで、できる部分を褒めました。だって、好きじゃない味付けの食事ってあるわけで、それを食べれたんだからすごいじゃない(親ばか)!
この時になんで食べないの?なんて質問しても、分かるわけないし、何より食事は楽しんで食べるもの。家に帰ったら、バクバクご飯食べてるし、心配無用です。
子どものできる点、できた点をどんどん褒めていこうってのが我が家のゆるーーーーーい子育て方針。子育て方針なんてたいそうなものは持っていませんが、
褒めるところを見つけて褒める。
これ、大事だと思っています。
子育てで心が詰まったら読んでおきたい本
毎日、怒涛の日々です。保育園に預けてからというものの、毎日毎日が準備の日々です。あーもうご飯用意しなきゃ、迎えに行かなきゃ、服を準備しなきゃ、お風呂に入れなきゃ。
時間がいくらあっても足りない!
そんな毎日を過ごしていても、ふと立ち止まった時に我が子は順調に育っているんだろうか。他の子と比較してどうなんだろうか。
そんな不安に陥るかもしれません。
幸いなことに、楽観的な私たち夫婦は出来ている点にしか目がいかないので、悩んだりすることはあんまりありません。
でも、不安を抱えている親はたくさんいると思います。そんなときに読んでもらいたいなぁという本があります。
まさにテキトーな精神で子育てすることが大切だということが分かります。何より、心の負担を減らしてくれる、ほっとする本です。この1週間、通勤中ににやにやしながら読んでいました。テキトー精神最高ですねー!って思いながら。
この著者には、自閉症のお子さんがいます。悩み、子育てに疲れた時期も長くあったようです。それでも、親も子どももハッピーに生きています。
「ありのままの姿を受け入れよう」
テキトー母さんに2人目の子どもが産まれてしばらく経った頃。
言葉の習慣も遅いし保育園で団体行動がとれません。「元気な子」や「個性の強い子」では済まされないおかしな行動。
「あやしいかも・・・」と思って、専門機関を受診。
お医者さん「お子さんは自閉症ですね」
予測はしていたけれど、鈍器で殴られたような衝撃。1年間落ち込んで、やっと気が付きました。
「私のかわいい子どもだってことになんら変わりはないんだ」
特性に合った子育てモードに切り替えたテキトー母さんでした。
ふと心に疲れを感じたときに手に取ってみてください。
私たちも読み返そうと思います。
親は自分の子どもの味方であり続けること。絶対にわすれちゃいかんです。
本屋でこの本を買ったときに、レジで「ん?」って顔をされたのはここだけの話。
ママ本読むの好きです。
これからも親ばかであり続けます。
では。
コメント
読んで下さり紹介までしていただき感謝です。立石美津子
立石様
ご本人からご連絡いただき感激です。ありがとうございます。
この本は定期的に読んでいます。育児は大変ですが、この本を読むと笑いに変えてくれます。心が軽くなりました。
ありがとうございます。