日本企業は年2回配当金を出す企業が多いです。
そして、3月決算(9月中間)企業の株を保有している場合は、12月と6月に配当金の入金が多くなります。
年間約50万円の配当金(月換算約4万円)を受け取っています。配当金が入金されると、ちょっとしたボーナスです。
配当金という不労所得が入ってくることは精神的にもプラスです。
配当金狙いの投資は、配当金という安定収入源を手に入れ、家計のキャッシュフローをよくするので、メリットが大きいです。
その配当金を受け取るための方法とは?
配当金の受け取るための準備
配当金を受け取るには、企業の株を保有する必要があります。
まずはともあれ、証券口座の開設ですね。
ネット大手3社であればどこも遜色ありません。
私は全て使っています。
そのなかで管理画面やスマホアプリなど、初心者に最も使いやすいのは楽天証券です。
楽天カードで投資信託の積立が可能という画期的なサービスを展開しています(月額5万円までという上限があり、上限いっぱいで年6000ポイントがノーリスクで手に入ります)。手数料面ではDMM株が有利です。
口座開設して3か月は手数料無料キャンペーンなどもあります(キャンペーン詳細→DMM株)
手数料負担も地味に聞いてくるので、日本株はDMM株に集約させようと考えています。
配当金の受け取り方式は3パターン
証券口座を開設すると、配当金の受け取り方式を次の3つから選ぶことになります。
- 株式数比例配分方式
- 配当金領収証方式
- 登録配当金受領口座方式
株の配当金受取方法 ①株式数比例配分方式
株式数比例配分方式は開設した証券口座に入金する方法。
もらった配当金が証券口座に振り込まれるので、管理も楽ちんです。
証券口座を複数持っていて、それぞれで投資していると配当金の管理が少し面倒と感じるかもしれません。
株の配当金受取方法 ②配当金領収証方式
配当金領収証方式は郵便局などで受け取る方法。
わざわざゆうちょ銀行などに受け取りに行く必要があります。
NISA口座でも税金がかかってしまうというデメリットがあります。
株の配当金受取方法 ③登録配当金受領口座方式
登録配当金受領口座方式は、登録する銀行口座で受け取る方法です。
配当金の入金を一本化したい場合には利用勝手が良くなります。
複数証券口座を持っている場合などで、ひとつにまとめたい場合にいいですね。
おすすめは「株式数比例配分方式」
私は、「株式数比例配分方式」を選んでいます。
受け取った配当金を再投資しやすいからです。
一番面倒くさいのは、「配当金領収証方式」です。
配当金を受け取るたびに郵便局などに行って受け取る必要があり大変面倒くさいです。
そして、NISA口座でも課税されるというデメリットがあります。
最悪なのは、受け取りに行くのを忘れた!という場合です。
配当金がもらえません。
「登録配当金受領口座方式」は、複数の証券口座を有している場合、登録している口座に配当金を集約できるので便利な方法です。
このため、
「株式数比例配分方式」か「登録配当金受領口座方式」を選びましょう。
配当金はどのくらいもらえるのか
個別株式によってもらえる配当金は変わってきます。
例えば、NTTドコモ株であれば、
1株110円(2018年度)をもらうことができます。
配当金をもらうためには、最低単元株である100株を保有する必要があるので、100株保有で年間11,000円をもらうことができますね。
11,000円×0.79685(所得税)=税引き後8,765円がもらえる計算です。
株価は25万円ほどですので、25万円投資して約1万円を受け取れるということです。
11,000円÷250,000円=配当利回り4.4%
というわけですね!
日本の上場企業の配当利回りは2%弱ですので、NTTドコモの配当利回りはとても高い部類です。
いわゆる高配当株です。
私はこうした高配当株を好んで投資しています。
配当金の受け取りは 株式数比例配分方式をお勧めする理由
どの受け取り方法で迷うときは、迷わず「株式数比例配分方式」です。
さきのNTTドコモ事例を見たように25万円を投資してもらえる配当金は税引後1万円にもなりません。
利回りが4%を超える高配当株でさえ、その程度です。
初めて投資をする際には、利回りは高くても、配当金の「金額の小ささ」に目が行き、挫折しかねません。
そこで重要なのが「複利」を活かすということです。
あなたも言葉は聞いたことがあるかもしれません。
配当金再投資と複利
例えば、先の事例で見たNTTドコモ株を購入すると考えた場合、 配当金を受け取ったあとは、株価が変わらない前提ですが、 自己資金約24万円で100株を追加買い増しできます。
また、その翌年は配当金があるので自己資金約23万円で追加買い増しができ、配当金はどんどん増えていくわけです。
株式数比例配分方式は再投資しやすい 受け取った配当金は証券口座に振り込まれますので、次の投資資金に使いやすくなります。
銀行口座に入金する登録配当金受領口座方式であれば、銀行口座から証券口座に入金する「手間」が生まれるため、少しの積み重ねが面倒になってしまう可能性がありますね。
そう考えると、証券口座に直接振り込んでもらったほうが手間なく、次の投資に振り向けることができます。
短期相場で一喜一憂することなく淡々と投資資金を増やしていけるので、私は配当金狙いの投資が精神的にも安定しています。
可処分所得が増えない時代、もしくは下がっていく時代です。
配当金という不労所得を大きくしていくためには、証券口座の開設の際に「株式数比例配分方式」を選びましょう。
すでに証券口座を開設している方も、登録情報から変更できます。
給料以外の収入が増えれば、精神的にもゆとりが生まれます。
地道に続けることが大切です。
ではでは。
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