株式投資の楽しみの一つが株主優待ですよね。
株主優待が届くと、なんだかわくわくして楽しい気持ちになります。
あまり株主優待というのに興味を持ってこなかったのですが、株主優待を出せるということは、一種株主のことを考えているということもできますね。
株式投資をする際には、安定した利益を出せる企業に投資する前提のもの、興味のある、欲しい株主優待があると投資する背中を押してくれることもあるわけです。
ディズニーランドやディズニーシーを運営しているオリエンタルランド。
利確してしまいましたが、株主優待が届きました。
ディズニーの株主優待パスポート
3月末時点では、100株で1枚のパスポートをもらうことができます。
100株で70万円以上の投資金額が必要なので、ちょっとハードルが高いですね。
参考:オリエンタルランド IR |
9月末の株主優待は、400株以上で1枚をもらうことができます。
もうわくわくしちゃいますね。
年間3000万人以上の集客を誇る世界一の集客施設「ディズニーリゾート」。(ちなみに4位にUSJ(1400万人)が入っています)。
行くと、夢の国に連れていってくれるような気持にさせてくれるディズニーリゾート。
有効期限は、1年間です。
どんなパスポートなのかな、って見てみると案外かわいいパスポートですね。初めてもらいました。
1960年に作られたオリエンタルランド
日経新聞に、「私の履歴書」といういろんな偉人が執筆しているコーナーがあるんです。
その履歴書に、代表取締役会長(兼)CEO 加賀見 俊夫さんが執筆されていました。
とっても興味深く読ませてもらっていたんですが、オリエンタルランドってディズニーリゾートを運営するために作られた会社かと思ったら全然違ったんですね。
1960年に「千葉県浦安沖の海面を埋め立て、商業地・住宅地の開発と大規模レジャー施設の建設を行い、国民の文化・厚生・福祉に寄与すること」を目的に設立
京成電鉄、三井不動産の出資により、創設されているんです。
最初は、オフィスも机と電話があった程度ととある部署の一角を間借りして、営業していたようです。
1960年の設立当時、当社が事務所を置いたのは、当時の京成電鉄本社(東京上野)で、5階の片隅に机が3つ置いてあるだけでした。
今でこそ大賑わいのディズニーランド。
そのディズニーランド誘致の際には、富士山付近も開催候補地(つまり、オリエンタルランドのライバル)として、手を挙げていたようです。
東京からのアクセス面や人口規模などを踏まえて、米ディズニー側は、日本視察後にオリエンタルランドに決定したのだとか。
当社はディズニー社より、「オリエンタルランド社とともにディズニーランドのテーマパークを建設する可能性を追求したい」旨の表明を受けたのです。
こうした歴史が細かく、オリエンタルランドのホームページにも掲載されとり、その歴史を知るとますます面白くなります。
参考 OLCの沿革・歴史
2020年の中期経営計画
東京五輪が開催される2020年。
オリエンタルランド社の中期経営計画の最終年度になります。
3000万人以上の集客を誇り、豊富なキャッシュを創出する力。
●製品・サービス(product):顧客に価値をもたらすもの
●広告・販促(promotion):製品・サービスの価値を顧客に伝える
●流通チャネル(place):実際に顧客に価値を届ける経路
●価格(price):価値に対する対価
投資指標で見ると、PERは割安とは言えません。
ただ、やはりこれだけのレベルの高いところで成長を続ける企業を応援したい。その見返りは十分にあると思います。
株式投資の効用
ただ、利益を上げ続けるため、顧客を集めるその力は絶大なものがあります。
まだまだディズニーリゾート(TDR)は、私たちに楽しい思い出を作ってくれるために、ますます成長していくと思います。
TDRには、「世界で一番すばらしい場所を企画し、創造し、建設することは可能だが、その夢を実現するためには人間が必要である」という理念があります。
その理念から生まれてくる集客力と顧客満足度をつくる力は果てしないものがありますね。
株式投資をすると、その企業のことがますます知りたくなったり、あるいは、ライバル会社を知りたくなったりと興味がどんどん増えていきます。
投資する”前”よりも、投資した”後”のほうがより深く知ることもあるんですよね。本を読んだりするのもその一環です。
興味のある企業が出てきたら、100株だけでも投資してみる。
最近はそんな気持ちを持って投資することもあります。
もちろん、損はしたくないので、事前に色々と財務やその会社の理念を読んだりしますけどね。
また、株価が落ちてきたときに投資したいと思います。
追記:グングン株価が上がっていますね。なかなか投資できないですが、2018年9月までには投資に踏み込もうと思います。
ではでは。
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