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廃れるリアル店舗を見て、たまにはAmazonも控えてみようと思ったワケ。

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私はAmazonが大好きなので、Amazonでの買い物をすることが多いです。

Amazonプライムなんて、最高のサービスじゃないですか。

月額にするとわずか300円ちょっとで、そのサービスはさらにパワーアップしますよね。

便利ですし、時間の節約になりますし、また、安い。

こんな便利なサービスを使わないわけには行かず、一度、慣れてしまうと手が離せません。

しかし、年齢もあるのかもしれませんが、最近は、できるだけ地元のリアル店舗で購入しようという気持ちになっています。

そうした気持ちを持ったのが、近くのコンビニの閉店を目の当たりにしたことです。

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リアル店舗がなくなると寂しさを覚える

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コンビニは便利な存在ですよね。

コンビニがなくなると、やっぱり不便ですよね。

ネットでの買い物が増えれば、それだけリアル店舗で買い物をする機会がなくなります。

リアル店舗で買い物をしなければ、当然ながら、リアル店舗の売り上げが生まれません。

そして、店舗にとって最悪のケースですが、店舗が閉店すれば、そこでの雇用は失われます。

正義感を持っているわけではありませんが、きれいごとのように言うと、そこで働いている雇用がなくなり、また、店舗での買い物がなくなれば、まちは寂れてしまいます。

せっかくの好立地でも、夜にガラーンとした真っ暗な闇を放っているのを見て、いいようのない寂しさを感じました。

わたしは自分の住んでいるまちが好きなので、できるだけ持続的に発展してもらいたいと思っています。また、そのほうが住む私たちにとって結果的に便利だからです。

しかし、ネットでの買い物依存になり、使い続ければ、それだけ地域のお店での売り上げ機会を失われます。そうしたことに危機感を感じないといけないのかもしれないと思うのです。

やっぱりね。

先日、NHKの放送で、米国でのAmazon依存の特集をしていました。

Amazonが大きくなるほど、地域のお店が潰れ、また、Amazon周辺の賃貸住宅の家賃が上がりまくり、フルタイムでもホームレスにならざるを得ない・・・そんな状況も生まれているようです。

ネットでの買い物は便利ですが、その便利さの裏を知ることも大事なのかもしれませんね。

余談ですが、小学生の子どもが算数の宿題をアレクサに聞いて(アレクサ!3×3は?みたいな)、この子ども大丈夫か?と心配しましたw

リアル店舗の魅力

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あんまり買い物の際にコミュニケーションがあるわけじゃないんですけど、笑顔でありがとうと言われたり、「いつも」ありがとうと言われた嬉しいものです。

Amazonで買い物をしても「ありがとう」とは言えません。画面に「ありがとうございます。」の文字は出ますが。

読んでますか?w

また、このほかAmazonが連絡してくるのは、買い物履歴を元に選ばれた商品です。

店員さんの経験に基づく、おすすめはありません。

リアル店舗の魅力は、コミュニケーションだと思います。

欲しいものを買う・・・

だけでなく、「買ってみようかな」「この人だから買ってもいいかも」「一度試してみようかな」など、リアル店舗での買い物だからこそ、生まれる買い物もありますよね。

そうした買い物をしたあとは、やっぱり気持ちもいいものです。

また、あのお店に行ってみようかな。

そうした気持ちにさせてくれます。

あるレジ打ちの女性の話PDF)をご存知でしょうか。

少し長いですが、引用します。太字は加筆。

ある日のことです。

 例によって「自分には合わない」などと言って派遣先をやめてしまった彼女に、新しい仕事先の紹介が届きました。

 それは、スーパーでレジを打つ仕事でした。

 当時は、読み取りセンサーに商品をかざせば値段が入力できる、今のようなレジスターではありません。

値段をいちいちキーボードで打ち込まなくてはならず、多少はタイピングの訓練を必要とする仕事でした。

 ところが勤めて1週間もするうち、彼女はレジ打ちにあきてきました。

(略)

 彼女は昔を思い出し、心に決めたのです。 

「そうだ、私は私流にレジ打ちを極めてみよう」と。

 レジは商品ごとに打つボタンがたくさんあります。

彼女はまずそれらの配置をすべて頭に叩き込むことにしました。

 覚え込んだら、あとは打つ練習です。ピアノを弾くような気持ちでレジを打ち始めました。

 そして数日のうちに、ものすごいスピードでレジが打てるようになったのです。

 すると不思議なことに、それまでレジのボタンだけ見ていた彼女が、今まで見もしなかったところへ目がいくようになったのです。

 最初に目に映ったのはお客さんの様子でした。

 「ああ、あのお客さん、昨日も来ていたな」「ちょうどこの時間になったら子ども連れで来るんだ」とか、いろいろなことが見えるようになったのです。

そんなある日、いつも期限切れ間近の安い物ばかり買うおばあちゃんが、5000 円もする尾頭付きの立派な鯛をカゴに入れてレジへ持ってきたのです。

 彼女はビックリして、思わずおばあちゃんに話しかけました。

 「今日は何かいいことがあったんですか?」

 おばあちゃんは彼女ににっこりと顔を向けて言いま
した。 

「孫がね、水泳の賞を取ったんだよ。今日はそのお祝いなんだよ。いいだろう、この鯛」

 「いいですね。おめでとうございます」

 うれしくなった彼女の口から、自然な言葉が飛び出しました。

 お客さんとコミュニケーションをとることが楽しくなったのは、これがきっかけでした。

(略)

 そんなある日のことです。

 「今日はすごく忙しい」と思いながら、彼女はいつものようにお客さんとの会話を楽しみつつレジを打っていました。すると店内放送が響きました。

 「本日は大変に混みあいまして申し訳ございません。どうぞ空いているレジにお回りください」

 ところがわずかな間をおいて、また放送が入ります。

 「本日は混み合いまして大変申し訳ありません。重ねて申し上げておりますが、どうぞ空いているレジのほうへお回りください」

 そして3回目、同じ放送が聞こえてきた時に、はじめて彼女はおかしいと気づきました。

そして、ふと周りを見渡して驚きました。

 どうしたことか5つのレジが全部空いているのに、お客さんは自分のレジにしか並んでいなかったのです。

(略)

 店長があわてて駆け寄ってきます。

 そしてお客さんに「どうぞ空いているあちらのレジへお回りください」と言ったその時です。

 お客さんは店長の手を振りほどいてこう言いました。

 「放っといてちょうだい。私はここへ買い物に来てるんじゃない。あの人としゃべりに来てるんだ。だからこのレジじゃないとイヤなんだ」

 その瞬間、彼女はワッと泣き崩れました。

 その姿を見て、別のお客さんが店長に言いました。

 「そうそう。私たちはこの人と話をするのが楽しみで来てるんだよ。今日の特売はほかのスーパーでもやってるよ。だけど私はこのおねえさんと話をするためにここへ来ているんだ。だからこのレジに並ばせておくれよ」

 彼女はポロポロと泣き崩れたままレジを打つことができませんでした。

 はじめて、仕事というのはこれほど素晴らしいものなのだと気づいたのです。

私もスーパーに買い物を行くときには、愛想のいい店員のレジに並びます。

気持ちよく買い物をしたいからです。

多いときには、週に2度、3度と利用するお店なので、また行きたいと思わせてくれる店員さんから買いたいからです。

口下手な私は、お釣りをもらって「ありがとう!」というくらいしかできませんが。

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ネットばかりだけでなく、地元のお店で買い物をしよう

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Photo by Cami Talpone on Unsplash

Amazonは大好きだし、株も買いたいくらいだし、これからもAmazonを利用します。

ただ、コンビニの閉店を見て、なんだか、言いようのない気持ちになったのです。

お店が閉まるってやっぱり嫌ですよ。

自分が経営しているお店ではありませんが。

そこで、働いていたいつも笑顔のおばちゃんはどこにいくんだろう。

子どもに話しかけてくれたおばあちゃんは今何しているんだろう。

「あそこのお店なくなっちゃったの?行けなくなるの寂しいね」

子ども心にちょっと悲しそうです。

おばあちゃんは、これからどうやって生活していくんだろう。

人生が変わっちゃうわけです。

私たちのワンクリックが雇用を奪い、まちを廃れさせてしまうのかもしれません。

ちょっとした抵抗ではないですが、Amazonの定期便を減らし、まちに出かけてリアル店舗で買い物をするように心掛けています。

ま、私個人の買い物の金額なんてたかが知れていますけどね。

でも、自分のワンクリックのその向こう側のことを考えて見るのもいいかもしれません。

こんなことを書きながら、私はZOZOTOWNなどネットサービス会社への企業に投資しています。Amazonやアリババへの投資もしたいと思いっているんです。

ネットのメガ企業がますます成長すると思っているんです。

そう、矛盾しているんです。

でも、リアル店舗の数が減ることってやっぱり良くないんですよ。

リアル店舗もネットに負けない、自分の店舗の強みを見つけ、発信することももちろん大事です。

それは、私たち消費者はコントロールできるものではないので、自分たちがコントロールできる「買い物先」を地元のお店に選択することで、まちはますます便利に元気になるのかもしれません。

最近、スーパーも行かずに、近所の八百屋に行くんですけど、「今日はこれがおいしいよ!」とか言われると、なんだかうれしくなっちゃいますね。

ではでは。

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