ひふみ投信の積立投信を始めることにした。
ひふみ投信は、直販と呼ばれる独立型の投資信託。
投資スタイルも勉強になりますが、コツコツ積立投信できること、また、自由つみたてという方法があり、月によって積立額を変えられるのも魅力。
今回、この方法を選ぶことにしました。
ひふみ投信は、いくつもの賞を受賞するなど人気のある投信です。始まったころから知っていますが、ようやく積立することに。
資産形成には、いろんな方法はありますが、サラリーマンでも手軽にできるのが積立投信だと思う。
毎月コツコツとやっていく。
今回、我が家の積立の目的は教育費。およそ16年後に必要な資金を時間を味方にした投資をすることにする。
ひふみ投信は日本株に投資するアクティブ投信
投信ブロガーが選ぶファンドオブイヤー2015年の第5位、そのほか、リッパー・ファンド・アワードジャパン2016最優秀ファンド賞など数々の賞を得ています。
2017年もリッパー・ファンド・アワードジャパン最優秀ファンド賞を獲得しています。
日経ヴェリタスという経済専門誌のファンドランキング、国内株式部門第1位をとっています。
ニュース!
格付け投資情報センター(R&I)は、『R&I NISA スクリーニング(2017)』を発表。
商品設計の分かりやすさ、リスクや手数料が高すぎないなどの観点から、156本の投信を選びました。
PDF 『R&I NISA スクリーニング』2017 年版
この中には、セゾン投信(セゾンバンガード、資産形成達人ファンドの両方)や、ひふみ投信(ひふみプラスも)選ばれていました。
やはり、人気のある商品には、ちゃんとした理由がありますね。
ひふみ投信の積立を利用する2つの理由
ひふみ投信は、直販のひふみ投信とソニー銀行や証券会社を通じて投資できるひふみプラスというファンドがあります。どちらでも内容は同じですが、信託報酬に違いがあります。
(信託報酬は、ファンドに投資する場合にかかる手数料です)
ひふみ投信の特徴
■ひふみ投信の特徴
- 購入手数料:無料(いわゆるノーロードファンド)
- 購入単位:1万円以上1円単位(定期積立は月1,000円から)
- 信託報酬:年1.0584%(税込、税抜0.98%)※
- ※買付から5年以上の場合▲0.2%(0.8584%)
- ※買付から10年以上▲0.4%(0.6584%)
- 信託財産留保額:0.0%
直販投信では買付手数料を取らないノーロードファンドが多く、ひふみ投信ももちろん、ノーロードファンドです。買付手数料は必要ありません。投資信託で買付手数料をとる投信は基本的にスルーすべきですね。
ひふみプラスの特徴
■ひふみプラスの特徴
- 購入手数料:無料~3.24%(税込)
- 購入単位:販売先による(SBI証券の場合は、500円から積立可)
- 信託報酬:年1.0584%(税込、税抜0.98%)※
- ※純資産額500億円を超える部分0.9504%(税込、税抜0.88%)
- ※純資産額1,000億円を超える部分0.8424%(税込、税抜0.78%)
- 信託財産留保額:0.0%
ひふみプラスは、販売先が異なります。ひふみプラス販売先を見て頂ければ分かりますので、一度確認してみてください。
信託報酬が下がる仕組み
ひふみプラスと違い、ひふみ投信の場合は、保有期間に応じて信託報酬が下がる仕組みが導入されています。
10年保有すれば、最大0.4%の信託報酬が軽減される仕組みです。アクティブファンドで0.6%台の信託報酬であればかなり低い部類ですね。
長く保有をしていくことを考え、ひふみプラスではなくひふみ投信を選ぶことにしました。
ひふみプラスのほうがここ最近、純資産額は急激に増えているので人気の証拠ですが、それはやはり販売窓口が多いことが要因かと思います。
いずれにしろリターンはほぼ変わらないので、ひふみ投信で。
若いファンドマネージャーでも実力があればどんどん登用する。あいホールディングスを発掘したマネージャーが紹介されていました。
「自由つみたて」で月ごとに積立額の変更可
もう1つ、ひふみ投信を選んだ理由が積立の方法です。
通常、積立する場合は毎月定額が一般的だと思います。というかそれ以外知らなかったんですが、ひふみ投信の場合は、月ごとに積立額を変えることができるんです。
例えば、、残業代が月によって変わる繁忙期がある人など、繁忙期のときには積立額を増やして、それ以外は積立額を抑えるという形で無理のない範囲で積立を実行することができます。
私の場合であれば、年度末や年度当初は忙しいので、その時には積立額を大きくし、夏などは小さくすることで家計の健全な運営も可能です。
ただ、私が今回選んだのは、月ごとのアノマリーを意識した積立です。
5月から9月は下がる傾向にあります。そのため、5月から9月は投資額を増やす積立です。特に、下落の多い8月、9月はさらに増やしています。
≫ めざせ積立王子。ひふみ投信に積立1年継続で11%以上のリターン。コツコツが大事
要は、月によって相場が上昇しやすいときと下がりやすい時期があります。※絶対ではありません。
セルインメイとかは有名ですが、5月は下がりやすい。秋口は下がりやすい、年末年度末は上がりやすいなどがそれです。
基準を10,000円として、夏枯れ相場時は2倍の積立額、年末や年度末など株価が上がりやすい時期は10,000円にするなど積立額を変えようと考えています。
安いときにたくさん投資するほうが、当然ながらリターンは高いですからね。
個人の資産形成は時間を味方につけるのが基本。
まだまだ始めたばかりですが、ひふみ投信の投資方針などを踏まえ、実践していこうと思います。
2018年より毎月の積立額が10,000円から1,000円に引き下げられたので、使いやすさも上がりますね。
ボーナスの運用先としても考えてみてくださいね。
ではでは。
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